あまり知られていない農家さんの仕事現場をドモ丸がレポートするよ!

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DOMOキャラクターのドモ丸が農家さんを紹介していくよ!

農家の仕事をもっと知りたい!農家の仕事をもっと知りたい!

遠州地方、現在の掛川市沿岸地帯はお芋の産地。水はけのよい砂地の畑で丹念に育ててられた、あま~い!さつま芋の紅はるかを主に収穫、無添加加工された自然食品が全国へ届けられています。「干し芋に興味を持ち、作業の現場も気軽に見に来ていただきたい」と、江戸時代から伝わる製法を守り続ける福田商店の代表、福田雅文さんに伺ってきました。

静岡は干しいも発祥の地。
シンプルな製法に込める想いとは?

「静岡は干し芋発祥の地。湿度が低く乾燥した冬場の気候が天日干しに適し、関東なら2週間は必要な天日干しも静岡なら3日で完了。お芋の味わいがはっきりして、甘すぎず、柔らかすぎない食感の遠州産ならではのおいしさが生まれます」と、元気いっぱいの笑顔で話す福田さん。さて、さつま芋を蒸して乾燥させただけのシンプルな干し芋。その奥深い味はどうやって作られるのだろう?「私も何処でも誰にでも作れると思って、はじめた最初の5年はまったく上手くできませんでした。そこで得た答えはひとつ。〝畑でどれだけ手間をかけたかで味が変わる〟ということ。おいしい干し芋を届けたければ自分達の手で育て、それを極めていくしかない」と。

芋栽培の奥深さや難しさを体験する毎日。「大好きな自然と格闘しています」と、よく陽に焼けた肌に爽やかな笑顔で福田商店の若手スタッフは話す。その表情には自然の中で暮らすことの充実感が滲み出ていた。

平切り、角切りカタチもいろいろ。
教えてください、おいしいお芋の作り方。

今、畑で起きている些細な変化を毎朝のミーティングで共有してから畑に出る。スタッフには「畑仕事はただの作業ではないと伝えています」と福田さん。3月に苗の栽培からはじまり、夏季の手入れでは天候や雨量の変化、害虫の発生など発育不良につながる原因を早期に発見、その芽を摘んでいく。10月~11月中旬が収穫期。トラクターで掘り上げたお芋は1ヵ月ほど倉庫で保管され、熟成を待つ。加工の工程は蒸す、切る、干す。その全てが手作業で、ひと手間もふた手間もかける。おいしい干し芋に適した形だけが蒸かされ、その出来栄えを見極めながら皮を剥く。ピアノ線を使い平切り、角切りされ、せいろに並べられたお芋は乾燥機にかけ、選別したものをスタッフ総出で天日干し。数ヶ月間の低温貯蔵を経た後、熟成され製品になるのは春。また、3月には恒例となった社員を連れてのバス旅行があるとのこと。「自分達の作ったお芋が売られているお店を巡ります。お客様の反応や声を直接見聞きし、励みと刺激をもらってきます」。おいしいと言ってくれるお客様の声に、ホッとする反面、気持ちをピンと張り直す春は福田商店が収穫に向けてスタートする季節でもあります。

選別されたお芋は天日干しの後、低温貯蔵を経て熟成され、お芋の澱粉質が糖化し表面に真っ白い粉が吹く。中身はしっとり、やわらかな干し芋が完成。栽培から丸一年の春、ようやくお客様の口に入る。

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