授業でとったノート、うまくまとめられていますか?後で見返してみてなんだかわかりづらいことや、要点がどこかわからないといったことはないでしょうか。復習など後々のことを考えるとノートの取り方というのは結構重要だったりします。今回は、学生なら真似したいうまいノートの取り方やツールの使い方をご紹介します。

3つに分けるだけ!コーネル大学式ノート術



コーネル大学式ノート術というのは、アメリカニューヨークにあるコーネル大学に通っている学生のために、Walter Paukという教授が1989年に考案したノート術のことです。

方法としては、ノートを「ノート(Notes)」、「キュー(Cues)」、「サマリー(Summary)」の3つに区切ることです。

右3分の2の「ノート(Notes)」部分を使ってまずは授業中の内容などを記載していきます。「キュー(Cues)」では、残り左3分の1にノートに書いた部分を見返して、さらにキーワードや図解などを交えて要点を整えていきます。

そして最後に「サマリー(Summary)」に、自分の言葉で学習できた内容をまとめていきます。少々手順は複雑ですが、3つのインプットで、授業への理解を深めることが可能です。

授業でのアイディアや疑問点などは付箋が便利術



授業でのノートの取り方を説明しましたが、ついつい授業の内容で疑問に思ったことやアイディアなども一緒に書いてしまってはいないでしょうか。授業内容とは違うことを同じスペースに書いてしまうと、後々ノートがわかりにくいという原因になってしまいます。

そんなときは付箋が便利。授業でのアイディアや疑問点など、後々復習に用いない部分に関しては、付箋に記しておきましょう。付箋に書いてそのページに貼り付けておけば、後で見返すこともできます。

効率よく覚えるために蛍光マーカーを活用



普段ノートに記す際、使用しているペンの色について考えたことはあるでしょうか。中には単色の方もいれば、色鮮やかに要点をまとめている場合もあるでしょう。ただし、カラーペンは使用し過ぎると逆に見づらくなってしまうことも少なくありません。

そこでおすすめなのが、蛍光ペンです。カラーペンだと色によって見えづらいのが、蛍光ペンの場合ベースは黒などになっているため、文字がわかりにくいということがほとんどありません。できれば、1~2色でスマートにまとめたいものですね。

まとめ


授業で使ったノートは、普段の使い方次第で、便利な復習帳にもなりえます。必要以上に神経質になる必要はありませんが、後から見ることを考えて、コーネル大学式のノート術ほか、付箋や蛍光ペンを利用してスマートに整理しておきましょう。

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