計画的であってもそうでなくても、とにかくおめでたい懐妊の知らせ! パートで忙しい人もいるでしょうが、母子ともに身の安全が第一です。心身ともにストレスをかけないよう、以下を参考にしてください。



妊娠したらすぐ! まずはパートの上司に報告を



「安定期に入るまでどうなるかわからないし……」と、妊娠していることを周りに言わない主義の方もいますが、仕事をしている方の場合は伝えるのがベター。
いつなんどき体調が悪くなり、周囲の助けを必要とするかもしれませんし、妊娠していることを知っていれば「重いものを持たせない」「残業をさせない」など、周りが気づかうことも可能です。


万が一のことを考えると秘密にしておきたい気持ちも理解できますが、おなかの中の命が最優先。周りの人の理解をできるかぎり得て、不要なリスクは避けるに越したことはありません。



産休取得はパートも可! 妊娠報告後は「産前産後期間」の確認を



出産前後には「産前産後休暇」という、労働基準法で決められた休暇を取ることができます。産前休暇は本人から請求が必要ですが、産後休暇は本人を休ませることが会社の義務として決められています。
出産日は多少前後することがありますが、出産予定日当日から数えて6週間が「産前休暇」。また、出産翌日から8週間は「産後休暇」となります。


万が一出産に至らなかったとしても、妊娠4ヵ月以上たっていれば、産後休暇を取ることが可能です。




妊娠がきっかけでパートを辞める時は



仕事を辞めると失業保険を受給することができますが、失業保険を受けられるのは積極的に仕事を探していて、いつでも働ける状態にある人。


出産前後の人はすぐに仕事ができないため対象にはなりませんが、そのかわり、以下のような措置がとられています。


『雇用保険(基本手当)を受けることができる期間は、離職日の翌日から1年間に限られており、これを受給期間といいますが、離職日の翌日から1年以内に30日以上継続して職業に就くことができない場合は、受給期間の延長申請を行うことで、本来の受給期間1年に働けない日数を加えることができ、職業に就くことができる状態になった後に、受給手続ができます。ただし、受給期間(1年)に加えることができる期間は最大3年間です。』


Q&A~労働者の皆様へ(基本手当、再就職手当)~ - 厚生労働省


要は、最大3年まで受給を待ってもらえるということで、産休・育休後に離職した場合、この期間に当てはまるかどうかをチェックしてみてください。自分が条件を満たしているかどうかわからないという方は、近くのハローワークで相談してみるとよいでしょう。



妊娠時は会社のサポートを利用して!


妊娠すると年金保険料の免除などもあります。人事部に相談すれば、他にも色々知っておくべき制度を教えてくれるでしょう。ぜひ会社に相談し、得られるサポートを活用してください。


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<ライター>

坂口弥生(さかぐち・やよい)
採用・研修から人事制度設計まで、約10年にわたる人事全般のキャリアをもつ。
特に大学生やフリーターの方には留学後の就活相談に乗ることも多く、自己分析などのお手伝いも行っている。
現在はWeb制作会社の経営や、1週間6万円から留学できる「Go Global」を運営している
https://dy-planning.net/
https://go-global.info/

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