
パートを探すとき、時給の次に気になるのが「勤務日数・時間」です。職場によって、「シフト制」「固定制」があることを知っておき、自分の生活リズムに合った勤務体制を選びましょう!
固定制パートのメリット
固定制とは、「毎週月曜・水曜の10時~15時」などと、常に同じ曜日・時間で働く事。一般企業では、固定制を導入している会社が多い傾向にあります。
仕事の日時が確定していることで生活リズムが安定し、予定が立てやすいのがメリットです。「お母さんの休みは●曜日」と予定を把握しやすくなり、家族の時間があいやすくなるという声もあります。
また、月々の働く時間数が固定のため、1ヵ月に稼ぐことができる金額にもあまり変動がありません。計画的に貯金したい人などにお勧めです。
シフト制パートのメリット
固定制とは違い、曜日・時間を自由に選ぶことができるのが「シフト制」。職場によって異なりますが、「毎月月初に来月1か月のシフトを決める」などという運用が一般的。決められた時期に翌月の予定をバイト先に知らせ、店長などが全員の予定を調整し、いつ・誰が・何時から何時まで働くか、ということを決めます。
決められた予定は多くの場合、一覧表にして発表され、自分が翌月、いつ働くのかをその表を見て確認することになります。
子どものイベントや帰省予定など、イベントごとにあわせて希望を出せるメリットは大きいですね。
シフト制・固定制それぞれのデメリット
シフト制職場の場合、パートやバイトの数が増えると、一人当たりの勤務可能時間数が少なくなることがあります。「もっと稼ぎたいからシフトに入りたい」といっても、全員が公平に働くとなると、一人だけたくさんシフトに入れてもらうことは難しくなります。「週1回しかシフトに入れてもらえない」などということがあった場合は、パートの掛け持ちをすることにもなりかねません。
一方固定制のデメリットは、なんといっても「休みづらい」こと。理解のある会社であれば、欠勤・振替勤務などで応じてくれることもありますので、固定制で入社する場合、「子どものイベントなどがあるときは振替勤務できますか?」などと、面接時に確認することをお勧めします。辞める時はその時間帯で働ける人を探さなければならないため、辞めづらい気持ちになってしまうかもしれません。
性格が左右するシフト制と固定制
色々な人と働けるシフト制、決まった人と安心して働ける固定制と、コミュニケーションタイプによっても向き不向きがあるでしょう。
自分のライフスタイルと性格を勘案し、自分にあった選択をしてくださいね。