「青春18きっぷ」は、JR全線普通・快速列車自由席の乗り放題のきっぷです。夏休み・冬休み・春休みの時期に販売され、だれでも使えるオトクなきっぷとしてすっかり有名になりました。1枚のきっぷで5日分乗車でき、1人で5日分使っても、5人のグループが1日で日帰り旅行をしても、3人で日帰り利用+1人で2日分使ってもOKです。ここでは青春18きっぷのオトクな活用術をご紹介します。

青春18きっぷ利用の基本ルール



「青春18きっぷ」は、JR線の普通・快速列車の普通車自由席に自由に乗り降りできる、乗り放題のきっぷです。まずは「青春18きっぷ」の基本的な利用方法をご紹介します。

◇ 1人1回あたり乗車日当日のみ有効です。乗車日が翌日にまたがるケースでは、乗車中の列車が0時を過ぎて最初に停まる駅まで有効です。なお、東京・大阪の電車特定区間内では終電まで利用することができます。
◇ 夜行列車に乗車し日付が変わってから「青春18きっぷ」を利用する場合は、0時を過ぎて最初に列車が発車する駅までの乗車券が必要になります。
◇ 複数のグループで利用する場合は
、同一行程(=同じ駅から乗って同じ駅で降りる)での利用に限ります。
◇ 新幹線を含む特急、急行、グリーン車などを利用する際は、特急券・急行券・グリーン券などのほかに普通乗車券が必要です。(つまり、まるまる買い直し)
◇ 普通・快速列車の普通車指定席を利用する場合は座席指定券を、ライナー列車(例:「ホームライナー」)を利用する場合はライナー券または乗車整理券を購入すれば「青春18きっぷ」と合わせて利用できます。
◇ 一部の第3セクター路線では、「途中下車をしない」「別売チケットの購入」などを条件に「青春18きっぷ」の利用が可能です。

詳しくはJRのホームページをご参照ください
http://railway.jr-central.co.jp/tickets/youth18-ticket/



オトクな使い方その1: 長距離を乗る




青春18きっぷは1枚につき5日分、JR全線の普通・快速列車が利用でき、料金は11,850円です(税込価格。2016年7月現在)。11,850円÷5日分=2,370円、つまり1日に2,370円以上JRを利用すれば元が取れることになります。141~160キロ区間の運賃が2,590円なので、単純に静岡から東京や名古屋など、140キロを超えて列車に乗ればおトクです。なお、地方交通線、いわゆるローカル線の場合は129~146キロ区間から元が取れます。1日で往復する日帰り利用の場合は、70キロ(地方交通線の場合は64キロ)を超えればOKです。

例えば、2016年7月の時刻表をもとに、静岡駅から1日でどこまで行けるかを見ると、静岡駅を朝5:28に出発すると青森駅に夜の23:46に到達可能です。なお、IGRいわて銀河鉄道の盛岡駅~八戸駅は別途3,040円が必要ですが、IGRいわて銀河鉄道の八戸駅~青森駅は青春18きっぷが利用できます。

また、途中下車を繰り返せばよりオトクに乗りこなすことができます。休暇中に遠方の実家に帰省する際、青春18きっぷを使って、旅費の節約+途中下車の旅の一石二鳥をねらう人も多いです。

オトクな使い方その2: グループで利用する



青春18きっぷには、「グループで利用する場合は同一行程での利用に限る」というルールがあります。しかし、全員が同じ駅から乗車して同じ駅で下車するとは限りませんよね。例えば、1人目がA駅から2人目がB駅から3人目がC駅から利用したい場合はどうすればいいのでしょうか。

まず、1人目は青春18きっぷを持ってA駅の改札口できっぷに1つ目の日付スタンプを押してもらって乗車します。そして1人目はB駅で下車し改札口を出て、2人目をともなって改札口を通り、きっぷに2つ目の日付スタンプを押してもらって2人で乗車します。最後に1人目と2人目はC駅で下車し改札口を出て、3人目をともなって改札口を通り、きっぷに3つ目の日付スタンプを押してもらい、3人そろって乗車します。この方法で1枚につき最大5人までのグループ旅行が可能です。

帰りは行きとは逆に、3人でC駅の改札口を出て3人目を置いてから1人目と2人目が再乗車し、B駅の改札口を出て2人目を置いてから1人目が再乗車しA駅まで向かいます。

まとめ



「青春18きっぷ」のいいところは、思い立ったらどこへでも行ける点です。「明日の天気は晴れだから仲間とどこかの海へ行こう」、「今日はバイトも授業もないから日帰り温泉めぐりをしよう」といった急な旅行や行き先が決まっていない行き当たりばったりの旅行でも大丈夫。長い休みの際に1枚買っておくと、帰省や気ままな旅行に使えて便利です。

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