「ポスティング」とはアパートや一戸建てなど、一般家庭のポストにチラシやダイレクトメール、小冊子などを投函すること。あなたの家にも分譲マンションのチラシや地域のフリーペーパーなどが入っていると思いますが、それらを投函・配布するのがポスティングバイトです。



時給制・日給制・歩合制と待遇が様々なポスティングバイト



ポスティングバイトでまず気をつけるべきは給料体系。大きく分けて、時給制、日給制、歩合制というパターンがありますが、きちんと稼ぎたいのであれば、給料が保証されている時給制・日給制を選んでください。


一方、「働いた分だけたくさん欲しい」という人は歩合制を選び、効率よく仕事をして時給・日給以上に稼ぐということも可能でしょう。



ポスティングバイトのメリット:煩わしい人間関係ナシ & 自分のペースで仕事ができる



このバイトは基本的にひとりで行う仕事のため、人間関係のわずらわしさがありませんし、住民に不信感を与えるものでなければ服装も自由。


時給・日給制の場合は決まった時間に働く必要があるため、自由度はそれほど期待できませんが、それでも一人で気楽に働けるのはとても大きなメリットです。「人間関係」は定番の悩みですが、その心配がないとわかっていれば、精神的にもかなり楽になります。


歩合制の場合は好きな時間に働けるので、さらに自由度が増します。



ポスティングバイトのデメリット:歩合制は給料が安い・住民とのトラブルも



ポスティングバイトの給料は時給・日給制か歩合制かによって大きく異なります。時給制の場合は1時間約900円~1,000円、日給制の場合は約7,000円~8,000円と、給料額としては一般的。


歩合制の場合は1投函につき3~5円が相場で、時給換算で1,000円を稼ぐには、200~300部以上も配らなければなりません。実際にそれほどの部数を1時間以内で配るのは難しく、「時給に換算すると300円ぐらいだった」ということにもなりかねません。


人間関係の悩みがないのはポスティングバイトのメリットとお伝えしましたが、ポスティング先の住民トラブルはあり得ます。たまたま出くわした住民からはいい顔をされないこともありますし、ひどいときには「警察を呼ぶぞ!」などと声を荒げられることも。


拒否されているのにポスティングをし続けることは、「住居侵入罪」に問われる可能性がありますので、そのような場合には丁重に謝罪し、穏便かつ早急にその場を去りましょう。



不正は禁物! 数値で結果が表れるポスティングバイト



「誰も見ていないからチラシを投函せず、こっそり処分してしまおう」と不正を考える人がいるかもしれませんが、当然のことながら、不正が起こらないように会社はきちんと監視しています。不正を見つける方法は複数ありますが、たとえば「チラシを何部配ると平均して何件の反響がある」という長年のデータがあり、結果が大きく異なると、不正を働いていることが如実に表れるということもあります。


また、配達エリアに対して営業電話をかけ、チラシ投函の有無を確認しています。家主が忘れていることもあるでしょうが、きちんと投函していなければ確認できる数が不自然に少なくなるので、やはり不正は見抜かれるのです。



時間の使い方次第でデメリットもメリットに


歩合ではなかなか稼ぐことができずデメリットになると上述しましたが、他のバイトでしっかり稼ぎつつも、「ウォーキングのついでに」「犬の散歩時に」ポスティングをすれば、いつもは稼いでいなかった時間に稼げることになり、デメリットもメリットになり得ます。


お金を稼ぎながら運動にもなるため、運動不足の解消のために働いている人もいるそうです(自転車や車を使うケースもあり)。


給料は安いですが自由度の高い歩合制、気楽にしっかり稼げる時給・日給制。あなたのスタイルに合わせて選んでください。


<ライター>

坂口弥生(さかぐち・やよい)
採用・研修から人事制度設計まで、約10年にわたる人事全般のキャリアをもつ。
特に大学生やフリーターの方には留学後の就活相談に乗ることも多く、自己分析などのお手伝いも行っている。
現在はWeb制作会社の経営や、1週間6万円から留学できる「Go Global」を運営している
https://dy-planning.net/
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