同年代ばかりの学校とは違い、バイト先には多種多様な人がたくさんいます。
先輩と信頼関係ができれば、仕事について質問や意見交換もしやすくなり、バイトがより楽しくなるというもの。バイト先で出会った先輩とどう関わっていけばよいのかを考えてみましょう。



バイトの先輩と仲良くなるための会話例



出勤時や休憩時間に仕事とは関係ない話をしてみると、意外な一面が見えてくることがあります。「この靴いいですね! どこで買い物しているんですか?」というファションの話や、「お休みの日はどう過ごしているんですか?」など、自分の興味がある範囲から、世間話やプライベートな会話を楽しんでみてください。その人のことがわかると距離感が一気に縮まって、話しやすくなることがあります。


また、自分が担当する仕事が終わった時や、お客様が少なくて手が空いている時などに、「何かお手伝いできることはありませんか?」と聞いてみるのもお勧めです。積極的に仕事に関わる気持ちが伝わりますし、実際に仕事を手伝うことで、チームワークを感じることができるでしょう。



年下上司にも丁寧な対応を! バイト歴が長いほうが先輩です



バイトの上司が年下であっても、仕事歴ではあなたが新人。1から10まで教えてもらうことになるのですから、敬意をもって接することが大切です。


年下上司とうまくやっていくポイントは、ずばり「年齢を気にしない」こと。年上の先輩と思って、同じようにふるまいましょう。会話はもちろん、敬語が基本です。



バイトで先輩に好かれる・嫌われる後輩ってどんな人?



バイトで好かれる人、嫌われる人の主な共通点を見てみましょう。


1. 好かれる人の特徴
・きちんと挨拶できる
「おはようございます」「ありがとうございます」「すみません」「お疲れさまです」。この4つの挨拶は意識的に、はっきりと伝えるようにしてください。当たり前のことだからこそ、きちんとできることが重要です。


・素直である
異論があっても、教えてもらったことは「まず受けとめる」という素直さを大切にしてみてください。自分の意見を持つことはとても大切ですが、まずは会社や先輩のやり方でやってみる。それがきちんとできるようになったら、自分のアイディアを提案してみてください。
やってみもせずに自分の意見ばかり言っていると、単に我が強く、わがままな人と捉えられかねません。


2.嫌われる人の特徴
・知ったかぶり
せっかく先輩が教えてくれているのに、概要を聞いて分かった気になったり、「知らないこと」をカッコ悪いと思って質問できなかったりするような人は、教えがいがありません。知らないことは素直に「教えてください」と言える人でいたいですね。


・常にネガティブ
新しいことにチャレンジしない、わからないことに手を付けたがらないという人は、仕事を教えてもらえなくなります。できないことは「できない」と言ってよいのですが、出来ることを増やしていこうという気持ちを見せることは大切です。
当然のことですが、人の悪口を言う人や、上から目線で否定ばかりする人は敬遠されます。



何よりもきちんとバイトの仕事をこなすこと!


上記のようなことは、あくまでもプラスアルファの要素。仕事をきちんとこなすことが大前提です。先輩に好かれようとおしゃべりばかりになってしまわないよう、まずは教えてもらった事を一つずつ自分でできるようになりたいですね!


<ライター>

坂口弥生(さかぐち・やよい)
1週間45000円からできる留学サポートGo Globalを運営。採用・研修から人事制度設計まで、約10年にわたる人事全般のキャリアをもつ。特に大学生やフリーターの方には留学後の就活相談に乗ることも多く、自己分析などのお手伝いも行っている。

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