いよいよバイトも最終日。

働いた期間が長くても短くても、特別な気持ちになる日ですね。


バイトの最終日にどう振舞うかは社会人になっても重要なことですから、これを機に、きれいに職場を去るマナーを覚えておきましょう。



バイトの「ばっくれ」は簡単じゃない! 辞める時は誠実に



バイトが嫌になって、急に行かなくなることを一般的に「ばっくれ」とよびますが、このばっくれだけは避けてください。

バイト先に迷惑をかけることはもちろん、「基本的なマナーも守れない自分」とセルフイメージも定着してしまい、誰にとってもよくありません。


そもそも残った給料の受け取りや、保険の手続きで必要になる書類などもあり、「こっそりばっくれる」ことは簡単ではありません。

後々気まずい思いをするぐらいなら、最初からきちんと対応しておきましょう。



バイトを辞める最終日。挨拶をするタイミングは?



バイト最終日に何よりも大切なのは、やはり「挨拶」

お世話になった方へのお礼、一緒に働いた仲間へのひとことを直接伝えたいものです。

迷惑をかけたことがあるなら、今一度お詫びの言葉も伝えておきましょう。


挨拶例
「今日がバイト最終日となりました。これまで、色々なことを教えていただきありがとうございました!私にとって初めてのアルバイトでしたので、尚更学ぶことが多く良い経験になりました。今後はお客さんとしてこちらにうかがいたいと思います!」


「大失敗をした時に即助けていただいたこと、本当に感謝しています。こちらで学んだことを活かして、今後は私自身が後輩に対して仕事面・精神面でのフォローができるように努めたいと思います。これまで本当にありがとうございました」



これがマナー! 最終日にバイト先ですべきこと



立つ鳥跡を濁さず、という言葉があるように、最後は美しく去りたいものです。

バイト最終日には以下のことをして帰るようにしてください。


・ロッカーやデスク等、自分が使っていた場所の掃除(除菌シート等で中を掃除)
・私物はまとめて持ち帰る
・借りていたものをまとめておく(名札などの備品はひとまとめにして担当者へ手渡し)
・制服があれば洗って返す(後日でもよい)



最終日に菓子折りはバイト先に持参すべき?


「1,000〜3,000円ぐらいの菓子折りを」という人もいます。

感謝の気持ちを形で表したい人であれば、もちろん持参して構いません。

その他にも、一人一人にひとこと書いた小さいカードを渡すなど、感謝の表し方はお菓子以外にも色々あります。

いつもより丁寧に職場や事務所のお掃除をする、というのも一つの方法ですね。


重要なのは「菓子折りを持参すべきかどうか」ではなく、感謝の気持ちをどう伝えるかということ。

仕事面だけでなく、社会人としての振舞や敬語・マナーなど教わったことが多々あるのではないでしょうか。

相手への感謝を思い起こし、自分なりの伝え方を考えてみてください。


※DOMONETで仕事を探す⇒こちらをクリック


<ライター>

坂口弥生(さかぐち・やよい)
外資系企業、IT企業、ベンチャー企業などにおいて、採用・研修から人事制度設計まで、約10年にわたる人事全般のキャリアをもつ。現在はWEB系の会社を経営するかたわら、スペインにある学費が15万円/年~の公立大学や、1週間から留学可能な語学学校の紹介をするなど、子どもから大人までの学習支援を行っている。

WEB事業:https://dy-planning.net/
留学サポート Go Global:https://go-global.info/

関連するワード