毎日のスキマ時間をうまく活用できれば、効率よく収入を得られる。そう考えて副業を探している方も多いのではないでしょうか。確かに収入はアップしそうですが、そもそもパート勤務をしている人が、副業をしても大丈夫なのでしょうか?



パート・フルタイムに関わらず、副業を禁止する法律はない



副業を禁止するのは会社であり、法律で「副業をしてはいけない」という決まりはありません。副業をスタートする前には、就業規則をチェックしたり、上司や会社の人事部に確認したりする必要があります。


法律で禁止されていないからといって黙って副業をし、それがばれてしまった場合、厳しい会社では「懲戒解雇」となることもあります。必ず就業規則をはじめ、会社のルールを確認するようにしてください。



在宅での副業かパートかけもちか?



最近では在宅でできる仕事も増えてきました。在宅勤務であれば、子どもが寝静まった時間や、ちょっとした空き時間を利用して稼ぐことができるので、忙しい兼業主婦にとっては嬉しいこと。フリマアプリで物を売ったり、得意な分野でライター業をしたり等、可能性は色々ありそうです。


パートかけもちの場合、本業パートと時間がかぶらないことが重要です。家事代行サービス会社などであれば、1回2時間のみの勤務などが可能なところもあります。


コールセンターの仕事もシフトの融通がききやすく、副業には人気の職種です。介護職なども様々な勤務形態があり、お互い都合があう施設が見つかれば、働きやすい業界かもしれません。



会社には要報告! 1日のパート時間は本業・副業をあわせて8時間!



法律で決められている1日の労働時間は8時間。これを超えると割増賃金、すなわち「残業代」を支払う義務が会社にはあります。


副業をしていることを黙って働いていると、会社が知らず知らずのうちに「残業代未払い」という法律違反をおかしてしまうことにもなりかねません。


必ず本業、副業どちらの会社にも、ダブルワークをしていることを伝えておいてください。



扶養から外れるかも!? パート副業は合計収入に要注意



頑張るがあまり、働き過ぎて体調をくずし、本業に支障が出ては元も子もありません。時間管理・体調管理は必須です。


しかしもう一つ注意すべき点が「合計収入」について。確定申告ではすべての収入を合計して申告します。複数の会社からもらう給料が一定以上になると、扶養の範囲を外れてしまい、結果的に税金を多く支払うことにもなりかねません。


副業をする場合は毎月の累計収入を確認し、年収が扶養範囲で収まるように気を付けましょう。



パート副業はかしこく、ルールを守って!


労働に関する法律や確定申告などは専門知識が必要です。わからないまま自己判断で進めることなく、会社や税務署などでルールを確認しておきましょう!



<合わせて読みたい>
ダブルワークするときに気をつけたい4つのポイント

バイト掛け持ち大丈夫? メリットの裏にあるデメリットもチェック

仕事を増やすのはまだ早い! 「103万円の壁」の落とし穴

週20時間以上働くなら要チェック! パートが「雇用保険」に加入するメリットとは

<ライター>

坂口弥生(さかぐち・やよい)
1週間45000円からできる留学サポートGo Globalを運営。採用・研修から人事制度設計まで、約10年にわたる人事全般のキャリアをもつ。特に大学生やフリーターの方には留学後の就活相談に乗ることも多く、自己分析などのお手伝いも行っている。

関連するワード