
バイトをすると帰宅が遅くなることもあり、自宅近くでバイトを探す人も多いでしょう。中でも「スーパー」は、身近で親しみのあるバイト先として人気がありますし、学生さんの場合は保護者の人も「スーパーなら安心」と、応援してくれるバイト先でもあります。
では、スーパーでバイトをしたいと考えた時、履歴書の志望動機欄には何を書けばよいのでしょうか。単純に「家から近いから」ではなく、スーパーを様々な角度から見て志望動機を考えてみましょう。
履歴書で志望動機を書く前に! 知っておきたいスーパー運営の特徴
いつもは客として見ていたスーパーについて、経営側に立って改めて考えてみましょう。
人々の日常生活になくてはならない存在のスーパー。地元の人に愛され、売上を伸ばすことがスーパーとしての目標です。
スーパーは数あるサービス業の中でも、生活に最も密着したビジネスだと言えます。
コロナ禍以降は、人々の生活に欠かせない『エッセンシャルワーカー』としても注目を集めています。お客様と直接やり取りをする接客経験を積めるのはもちろん、店舗運営のノウハウや、物を売るためのマーケティング、流通など、将来の就職を考えてスーパーのバイトを選ぶ人も多いのもうなずけます。
お客様の世代が幅広いことも重要なポイント。お年寄りも多く利用していることはどこのスーパーでも共通していることでしょう。あらゆる世代のお客様に満足してもらえる接客が大切です。
スーパーのバイトに期待されるポイントを志望動機欄に書く
志望動機がはっきりしていればよいですが、そうでない場合はまず上記のような雇う側のニーズを知り、「自分ならそのニーズを満たすことができる」というアプローチが有効です。では、スーパーのバイトに求められているポイントを具体的に見てみましょう。
・真面目である
レジの接客以外では、在庫チェック、品出しなど、単純作業が多いことが想定されます。単純な仕事でも一生懸命、丁寧にできる真面目さはスーパーのアルバイトにとっては重要な要素。几帳面であることや、やり抜く力などもアピールできるポイントです。
・接客業に興味がある
接客業の経験があれば、その経験を書いてアピールしましょう。
接客業経験がない場合は、「スーパーで買い物中、困っていた時に声をかけてもらった」「笑顔での挨拶で元気になれた」など、自分が顧客として利用した際の感想などに絡めて、接客業への考えを書くとよいでしょう。
・人が好き、明るくて元気
地域に根付いたスーパーでは特に、親しみやすい性格の人が好まれます。
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無理をして大げさなことを書くのはNG
無理やりひねり出したわざとらしい志望動機はすぐに見抜かれてしまいます。
「家から近いから」という理由の人は、正直にそう書いてもかまいません。スーパーとしても自転車で通勤できる人なら交通費を支払う必要もなく、助かるというところもあるでしょう。
その場合でも、単に「家から近いから」と自分のメリットだけを書くのでなく、「家から近いからシフトにたくさん入ることができる」という店側の視点をいれると、印象がぐっとよくなります。
スーパーはビジネスの基本が学べるバイト
スーパーに行くときは、どんな工夫がされているかと考えながらお買い物をしてみてください。
野菜コーナーで新種のレシピが手書きで掲示されていたり、お米などの重いものはレジ近くにあったり、買い回りやすいよう店内の動線に工夫がされていたりと、各スーパーによって多くの努力がなされています。
通勤が便利というのもバイトを長く続ける上で大切な要素ですが、就職活動など、自分の将来に役立つ学びが多いことも重要な点です。物事を長い目で見てみると、自然とよい志望動機が思いつくかもしれません。
2019年4月13日公開/2022年9月8日更新