静岡県内の大学や専門学校などで活動中のサークル・ゼミを、ドーモプラスが定期的に紹介! 第17回は、静岡県立大学で活動する「静岡県立大学フラダンスサークルTEAMオルオル」をピックアップ!

映画「フラガール」の蒼井優はかわいかった……。フラダンスの知識っていうとそのくらい、そういうひとって多いと思う。手の動きとか腰の動きとかすごく複雑そうだし、初心者には無理なんじゃないだろうか。そう思いながら、練習場にお邪魔させてもらうと、とっても楽しそうに踊る部員さんたちの姿が。実際のところフラダンスってどうなの? 魅力を教えてもらうべく、代表の丸橋さんと木村さんにお話を聞きました。



剣祭(県立大学大学祭)は一年の集大成!


今、部員は2年生と1年生の8名で、理系の人が多めで和気あいあいと楽しく活動しています。練習は、週に一回、月曜日に18時に教室に集まってストレッチから丁寧にしています。それから、月に一回、外部のフラダンスの先生に振り付け等を教わっています。


私たちの一年間の活動の一番メインは、県立大学の文化祭である剣祭での発表です。それだけじゃなくて、障害者施設で踊らせて頂いたり、清水港で客船のお見送りをさせていただいたり。あとは、さっき言ったフラダンスを教わっている先生から地域のイベントに呼んでいただいて踊ったりもします。




剣祭



みんな、大学から始めた初心者! だからこそ、モットーは「ゆる〜く楽しく」


部員は、全員大学からフラダンスを始めた初心者ということもあって、「ゆる〜く楽しく」をモットーにしています。なので、フラダンスの系統もあまり縛りなくやっています。実は、フラダンスには「フラ」と「タヒチ」と二つの種類の系統があって。フラはみなさんが一般的に想像されるフラダンスで、タヒチは映画フラガールのような激しいダンスです。


私たちは、「今回はタヒチがやりたい」みたいな感じに、毎回変えているんです。先生の教室の生徒さんには「どっちも踊ってるの!?」と、普通は片方しかやらないみたいで驚かれました(笑)でも、両方できるのもこのサークルの良さかもしれません。




左・丸橋春日さん(静岡県立大学薬学部2年生) 右・木村香穂さん(静岡県立大学食品栄養科学部2年生)



踊りの完成度を上げるために試行錯誤、こうしてオルオルは進化する……


このサークル自体は5年前にできて、あまり県大生にも知られてないんです。でも、去年の剣祭で目立つ場所で踊らせてもらってから少しずつ認知度は上がっていて。だからこそ、今年私たちの代からは、振り付けを皆でしっかり確認して踊りの完成度を上げたいなと思っています。


新しい曲をする時、月1回の先生のレッスンを受けて、フリを教えてもらっても忘れてしまって、剣祭の直前に「ここのフリ間違ってるよ」など、確認不足が目立っていました。フラダンスは揃ってこそカッコいいダンスなので、これからはその日にした事やフリを確認するためのノートを作りたいと思っています。




練習は丁寧に!



イメージだけで決めつけは損! フラダンスの奥深い世界に一歩踏み出して……!


フラダンスって、映画フラガールのイメージが強い。だから、胸に貝殻を着けて、踊ってるのってよく聞かれますが、そんな事はないです。でも、実際に、4月に新入生の前で衣装を着る機会があって、「可愛いけど…なんかすごいね…」と若干引き気味のリアクションでした。


可愛いっていう印象を持ってくれても羞恥心が優ってしまう。それは、本当にもったいなくて。フラダンスのハンドモーションには、一つ一つ手話で意味があって、衣装をきて大人数で踊りを揃えるとすごく迫力のある奥深いダンスなんです。だから、少しでも可愛いとか興味を持ってくれたら気負わずに是非参加してみてほしいです。



静岡県立大学フラダンスサークルTEAMオルオル
静岡県立大学フラダンスサークルTEAMオルオル公式Twitter


取材を終えて


私も元々中学生までフラダンスを習っていたので、なんだかとっても懐かしい気持ちでいっぱいになりました。久々に踊りたくなってきたなぁ……。なんと、他大学からの部員さんも、後なんと男性も大大歓迎みたいです!大阪や茨城、宮城など地方出身も部員さんに多いみたいでローカルトークも楽しめるそうですよ!


取材・執筆
古田萌黄(静岡大学地域創造学環1年/『静岡時代』編集部)
古着巡りにハマり中。好きな食べ物はケチャップ。


制作:静岡時代編集部


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