履歴書を書くときのルールはたくさんありますが、見逃されがちなのが職歴欄などに書く「現在に至る」「以上」という表現。この機会に正しい知識を確認し、自信をもって記入できるようにしましょう!



知っておこう! 履歴書ならではの表現「現在に至る」「以上」の意味



例えばA社退職後、現在はB社で働いているという場合、「今でもB社で勤めています」ということを伝えるために、「現在に至る」と書きます。


また、「これ以上の情報はありませんよ」と伝えるために、最後の行に「以上」と記載してください。



履歴書書き方のルール:「現在に至る」は左寄せ、「以上」は右寄せ



「現在に至る」は上記の通り、「B社にまだ在籍している」という主要な情報ですので、他の情報と同じように左寄せで記載します。一方「以上」という表現は、職務経歴を表すものではなく単なる補足情報ですので、そうだとわかるように右寄せにします。


また、「以上」は前文章の次の行に記載します。改ざんや追記を防ぐという目的もあり、本文と「以上」の間に余計なスペースを入れてはいけません


他人の履歴書をわざわざ改ざんする人はいないかもしれませんが、一般的なビジネス文書などではどんなリスクがあるかもしれません。履歴書のみならず、他の文書で「以上」を書くときは、最後の文章から間をあけないように気をつけてください。



書き方例:




「現在に至る」「以上」を履歴書に書き忘れたら不採用?



学歴、職歴の内容に大きく影響はない情報ですので、「この人は『現在に至る』を書き忘れているから不採用」などと、直接の理由になることは考えにくいもの。しかし、


・一般常識にかける人かもしれない
・細かい作業は向いていないかもしれない
・重要な書類だというのに適当に作ったのかもしれない


というような、マイナスの印象を与えることはあり得ます。
特にたくさんの人が応募している場合などは、こういう小さいところからふるい落とされることがありますので、ミスはないにこしたことはありません。



普段使わないから表現だからこそしっかり!


「現在に至る」は履歴書ぐらいでしか使わない表現。だからこそ、ここぞという時にきちんと使えていることが大切です。「丁寧に履歴書を作成しているな」「この人は一般常識がある人だな」という印象を与えられます。


ただ、小さなミスに目をつむってでも採用したい魅力あれば、ミスが多くても「採用」ということもあります。ミスをなくす努力も必要ですが、自分の強みを磨くことも大切ですね。


<ライター>

坂口弥生(さかぐち・やよい)
1週間45000円からできる留学サポートGo Globalを運営。採用・研修から人事制度設計まで、約10年にわたる人事全般のキャリアをもつ。特に大学生やフリーターの方には留学後の就活相談に乗ることも多く、自己分析などのお手伝いも行っている。

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