バイト面接の後、連絡がくるまでは落ち着かない日々が続きます。メール連絡ならまだしも、電話で連絡があるとなると緊張は倍増!


いざ連絡があった時に慌てないですむように、ケースごとに基礎知識を予習しておきましょう。



バイトの採用電話連絡例 ―合格のとき



めでたく「採用」の連絡があった場合は、はやる気持ちをおさえつつ、冷静に以下事項を確認します。覚え間違いを防ぐため、必ずメモの用意をしてから聞いてください。


「メモを取りますので少しお待ちください」と待っていただいても失礼にはあたりません。


1.初出社日の日時と場所
勤務場所が面接場所と異なることもありますから、改めて確認をしておきましょう。先方から「勤務場所」を伝えられる場合は、自分が認識している場所と合致しているかどうかを確かめてください。


2.出社時の持ち物
初日には従業員IDカードや入退室管理のため身分証が必要になったり、給与支払い書類のために印鑑や通帳が必要だったりします。スムーズに入社手続きが済むように、持ち物はしっかり確認しておきましょう。


3.服装について
制服があるバイトなら聞く必要はありませんが、そうでない会社であれば、服装ルールを確認しておいてください。職場によっては「ジーンズ・スニーカー不可」や「ピアス・ネイル不可」などのルールがあることも。



採用後のバイト辞退電話連絡例



複数のバイトを受けている場合、一つのバイトに受かったら他に受けたところを辞退しなければなりません。伝えづらいと思いますが、まずは以下のように切り出しましょう。


「先日バイト面接をしていただいた神田と申します。諸事情により選考を辞退させていただきたくご連絡いたしました。せっかくお時間をいただきましたのに申し訳ございません」


先方がすんなり理解してくれれば「このたびは本当にありがとうございました。失礼いたします」と丁寧にお礼を述べ、相手が切るのを待って電話を切ってください。


辞退の理由を聞かれたら正直に伝えても構いませんが、「面接は1社ずつ受けるべきだ」と考える人もいますので、「家庭/学校の事情が変わり……」と当たり障りのない理由をつけてもよいでしょう。



バイトの結果連絡が来ない時の電話問い合わせ方法



面接時に「1週間ほどで連絡します」と言われていたのに、1週間たっても音沙汰がないという場合は、こちらから電話をしてみましょう。


「先日は貴重なお時間をいただきありがとうございました。お忙しいとは存じますが、1週間で合否連絡をいただけるということでしたので、状況をお伺いしたくご連絡させていただきました」


などと切り出してみてください。


「約1週間」「1週間前後」と言われた場合は、必ずしもきっちり7日後というわけではなく、あくまでも目安の期間と考えましょう。10日ほど待つなど、数日の余裕をもって考えるのが無難です。



バイト先からの電話に出られなかった場合



電話連絡がきたのに、「移動中/授業中で電話に出られない」ということはよくあります。バイトの面接を受けている間は、できるだけ留守番電話サービスに加入しておくほうがよいですが、留守番電話サービスがない場合は、できるだけ早く折り返し連絡をし、内容を確認してください。


電話例:
「先日バイト面接をしていただいた神田と申します。お電話をいただいたようなのですが、採用担当の堂茂様はお手すきでしょうか」


担当者が席を外している場合:
「授業に戻りますため、またお電話に出られない可能性があります。よろしければ堂茂様がお戻りになるころに、こちらからご連絡させていただきたいと思いますが、何時ごろお戻りのご予定でしょうか」


2日も3日も連絡が取れないようでは、せっかく採用となっても他の人に譲ってしまうことにもなりかねません。選考中は「タイミング」も重要な要素と認識し、なるべく連絡がつきやすいように工夫をしてください。



バイト採用時に限らず知っておきたい電話のマナー



バイト面接先からの電話は、自分が把握している電話番号からかかってくるかどうかはわかりません。「知らない番号からの電話にぶっきらぼうに出たら、採用の連絡だった……」というようなことのないように、日ごろから丁寧な電話対応を心がけましょう!


以下は一般的なマナーです。


・電話をとる時に名乗る
ビジネスマナーでは冒頭の「もしもし」は不要。「はい、神田です」などと、まずは名前を伝えてください。


・聞き取りやすく話す
相手が聞き取りやすいよう、ゆっくり、はっきりと話します。また、外出先の場合はできるだけ騒がしくない場所に移動する配慮もお忘れなく。


・すぐに切らない
会話の最後は「お電話ありがとうございました。失礼いたします」と締めくくります。一般的には電話をかけた側が先に切るのがマナーとされていますから、電話を受けた場合は先に切らず、相手が切ったことを確認してからきるようにします。


自分から電話をかけた場合でもすぐには切らず、ゆっくり3秒数えてみてください。先に切ることになっても失礼な印象を与えないように注意したいところです。



不採用時の電話対応も努めて丁寧に



不採用の連絡とわかったが否や、手のひらを返したようにぶっきらぼうになる人もいるかもしれません。


面接に時間を割いてもらったことには変わりありませんから、最後まで丁寧に対応したいもの。


「この度は残念でしたが、面接をしていただきありがとうございました。またの機会がありましたらどうぞよろしくお願いいたします」


と感謝の気持ちを大切にしましょう。



緊張する電話対応もゆっくり落ち着けば大丈夫



「敬語がうまく話せないかも……」と心配な方は、上記のような例を口に出して練習してみてください。慣れれば何も怖くはありません!


メールやメッセージが主流になった昨今、電話がニガテという人は多いもの。特にバイト面接の連絡となると緊張するものですが、どんなときもゆっくり、落ち着いて対応してください。


<ライター>

坂口弥生(さかぐち・やよい)
1週間45000円からできる留学サポートGo Globalを運営。採用・研修から人事制度設計まで、約10年にわたる人事全般のキャリアをもつ。特に大学生やフリーターの方には留学後の就活相談に乗ることも多く、自己分析などのお手伝いも行っている。

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