慣れないバイトでミスが続き、「私ってダメだ……もうバイトを辞めてしまいたい」と思うことは誰にでもあること。真面目な人であればあるほど、そのダメージも大きいでしょう。
ミス自体は仕方のないことですが、ミスをしてしまったときにどう行動するかが重要です。ミスをした時は、以下4つのアクションを思い出してみてください。
アクション1:ミスで迷惑をかけた相手には言い訳なしに謝ること
ミスをした瞬間は、「隠しとおそうかな」「なんとかごまかせないかな?」などと考えてしまうかもしれませんが、悪戦苦闘したところで余計に悪い結果になるだけです。
「人間ミスをするものだ」と割り切って、気持ち良くミスを認め、謝りましょう。相手の怒りも、あなたの謝罪次第でかなりおさまります。
ポイントは絶対に言い訳をしないこと。深刻なミスであればきちんと頭を下げて謝ることです。ミスが起こった理由を説明したくなるかもしれませんが、謝罪と一緒にすると単なる言い逃れという印象をつけてしまいますから、理由の説明は後にしましょう。
アクション2:バイト先の上司にミスを報告する
もしミスの相手がお客様や外注業者などの場合、必ずミスをしたことを上司に報告しておきましょう。万が一相手が上司に対してクレームの電話などを入れた場合、上司が状況を把握していることが重要になります。
「言わなければバレない」と思って上司に隠したりしていると、思わぬところで発覚し、2倍怒られることにもなりかねません。
必要であれば、「ミスの内容・状況の説明・再発防止案」という3点を網羅した「報告書」を書くこともよい方法です。その際は日付・氏名も忘れずに。
アクション3:ミスについて謝ったら気持ちを切り替える
ミスに対してきちんと謝ったにもかかわらず、「私ってダメだなあ……」といつまでもひきずってしまう人もいるでしょう。
気持ちはよくわかりますが、だめだ、だめだと思ったところで何もよくなりません。一度しっかり謝ったら「気持ちを切り替える」ということも大切です。
アクション4:ミスの再発防止には準備万端でバイトにのぞむ!
「ミスをしないように気をつけよう!」とその時は深く反省しても、また忘れて同じミスをしてしまうということ、ありますよね。きちんとミスをなくそうと思うなら、しっかり対策を行いましょう。
時間に追われて気持ちが焦り、ミスをしてしまうという人は、日ごろから時間に余裕を持った行動を。指示を忘れたり間違えたりすることでミスをする人は、常に1冊のメモ帳を携帯し、そこになんでもメモを取る。データ入力間違いなどのケアレスミスが多い人は、間違いを発見できる再確認の方法を考える。
再発防止のためにいかに自分の頭でしっかり考えて試してみることができるか。これができる人なら、ミスは確実に減っていくことでしょう。
最後に……相手のミスは優しく許そう!
ミスをしたのは自分とはいえ、相手から責められるのはとてもツライことです。その気持ちを忘れずに、誰かがミスをした時には優しくカバーしてあげられる、そんな器の広い人間になりたいものですね。