ドーモプラスが注目の男子を紹介する連載インタビュー「レコメン図」。今回お話をうかがったのは、舞台「宝塚BOYS」上原金蔵役や、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」孤爪研磨役、映画『アヤメくんののんびり肉食日誌』里中先輩役など、幅広く活躍中の俳優・永田 崇人(ながた・たかと)さん。


先日、舞台「いまを生きる」への出演を終えた永田さんに、後編では尊敬する役者さんや今後挑戦したいお仕事、アルバイトのエピソードなどについて語っていただきました!


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俳優として、人間として「尊敬できる二人の盟友」


――同年代の役者さんで、いいライバルだと感じる方や、刺激し合えている関係の方はいらっしゃいますか?


ライバルというとすごくおこがましいんですけど、僕が同世代で尊敬している俳優は安西慎太郎と木村達成ですね。二人とも、お芝居がすごく魅力的なんです。


慎太郎とは昨年末にあった『ゆく年く・る年冬の陣 師走明治座時代劇祭』で出会ったんですが、考えることは突飛なんですけど、そこにリアリティもあったりするところに魅力を感じます。もともと彼が持っている雰囲気も好きですし。


実は、この取材の前に彼にLINEをして「慎太郎のこと、話させてもらうね」って伝えたんです。そうしたら「ありがとう」って返信をくれて。最近はあんまり会ってないんですけど、多分、もう僕のこと飽きたんじゃないかなと……(笑)。





――いやいや、きっとお忙しいんですよ(笑)。


達成とは「ハイキュー!!」(=ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」)が初共演なんですけど、彼は僕が持ってないものを何でも持ってる感じがして。


――何でも(!)ですか?


高身長で、顔ちっちゃくて、スタイルよくて、イケメンで……。達成はすごく感覚気質なところがあるので、天才肌なんだろうなと思います。それはそれで羨ましいですし。彼とはご飯に行ったりして、しょっちゅう会ってます。慎太郎も達成も、またいつか共演できたらいいなと思ってますね。


――お二人ともそれぞれ、俳優としても人間としても尊敬できるところがあるんですね。


あとは、単純に仲がいいということもあって。だから、こうやって二人の話をするのはちょっと気恥ずかしいし、あんまり本人たちには見られたくないです。慎太郎については大丈夫かなと思うんですけど、達成はすぐに何か言ってくる感じなので(笑)。





あまりにも自然体な演技に、憧れてやまない人物とは?


――では「こんなふうになれたらいいな」と尊敬している役者さんや、「この人の作品を観て感銘を受けた」という方はいますか?


うーん、たくさんいるなぁ……。もう、性別なんかも超えるのなら、何を観ても樹木希林さんがすごい、というか。あまりにも自然体で「お芝居してます?」って感じがするんですけど、それってとんでもないなと思うんですよ。もはやお芝居という次元を超えていってる方なんじゃないかなって。


僕もいつか、樹木希林さんみたいな役者になれたらいいなぁなんて、憧れてるんですけど。先日お亡くなりになってしまって、すごく悲しかったですね。





――樹木希林さんのように、唯一無二な雰囲気のある役者さんになりたいと思ったりされます?


僕が思うに、ですけど。樹木希林さんって、唯一無二というより、いい意味ですごく普通の人っぽい気がするんです。あまり“演技をしています”っていう感じがしないから“すぐそこにいるおばちゃん”みたいな印象で、そんなところにびっくりするし、惹き込まれるんです。


そういう意味では、阿部寛さんも似たタイプの役者さんのような気がしますね。是枝裕和監督の『海よりもまだ深く』という映画の、お二人の掛け合いがすごく好きなんです。カルピスを凍らせたアイスを、希林さんが阿部さんに「食べる?」って言うシーンがあるんですけど、それを観て「うわぁ、すげぇ……こういうの、あるよなぁ」って思って。脚本にあるのか、アドリブなのかは分からないんですけどね。





――そういう、人間が生きている感じのするような、日常感のあるお芝居がお好きなんですか?


そうかもしれないです。それが究極なのかなと思ってしまったりもするので。僕はまだ映像のお仕事はあまりやっていないので分からない部分もありますけど、カメラの前で、カメラがないみたいに振る舞うのって、すごいなと思うんです。





「ワルい役をやってみたい」未知の役柄へのチャレンジ精神


――永田さんも出演されるイベントC.I.A.presents「SUPER LIVE 2018」が12月28日、29日に控えているということで、その見所や意気込みについて聞かせてください。


川原一馬くんがプロデュースするイベントなので、イベント演出をするその道のプロが作るものではないんですけど。一馬くんはマルチにいろいろなことができて、俳優としての感性も優れた方だと思うので、そういう人が作るライブが果たしてどんなものになるのか、それが見所なのかなと思います。まだ詳細はこれからなんですが、年末の催しなので、年を忘れられるような華やかなライブになったらいいなって。





――歌あり、ダンスありと、盛りだくさんの内容だそうですね。


歌やダンスを主体としてやるのは、役者をしているとあまり機会がないことなので、そこは自分としても楽しめたらいいなと思っています。そんな永田崇人も楽しみに観に来てください。


――では、今後挑戦してみたい役柄や、やってみたいお仕事はどんなものでしょうか?


これはずっと言っているんですけど、ヤンキーがやりたいんです。そういう、ちょっとワルい役をやってみたいなと思っていて。





――ヤンキーというと、オールバックに短ラン、ボンタンの?


そういうのも全然やってみたいなと思いますし、キレ者感のある役をやってみたいですね。あまりそういう役をいただいたことがないので、純粋に悪役に挑戦してみたい気持ちがあります。ワルい役をやりたい。


――永田さんご自身はむしろ爽やか系な雰囲気ですし、あんまり悪役なイメージがないですよね。


そうですか? 僕、ワルいですよー。もう、一番ワルいです。(ワルそうな顔をする)





――学生時代には勉学に励まれていたということですし、ヤンキーっぽさはなかったのではと思うのですが。


ないです、全く。だから、何かあったらとりあえず殴るみたいな役作りで行こうかと思って(笑)。何しろ、ワルいので。





――悪い人役のオファーをお待ちしています、と(笑)。日常感のあるお芝居にも惹かれるということでしたが、映像のお仕事にもさらに挑戦していきたい気持ちはありますか?


チャレンジしたいです。映画は1本出させていただいたんですが(※)、もともとやりたいという思いがあったので、機会がいただけたら今後もやってみたいですね。舞台の魅力にもどんどん惹き込まれていますし、ドラマや映画などにも挑戦して、多方面で活躍できたらと思っています。映像の世界のことはまだ分からない部分が多いので、自分の知らない俳優の仕事の楽しさが、もっとあるかもしれないなとも思いますし。


(※映画『アヤメくんののんびり肉食日誌』里中先輩役。2017年10月公開作品)





ライブに舞台に映画館、外に出かけて過ごす休日


――オフの時間の過ごし方についてもうかがいたいのですが、楽しみにしていることや、気分転換にやっているのはどんなことですか?


最近だと、倖田來未さんのライブに行きました。知り合いの方に誘われて行ったんですが、すごかったです。超エンタメでした! 青春時代に倖田來未さんが好きでずっと聴いていたので、「すごく面白いから」と声を掛けてもらって行ってみたら、最新のテクノロジーが駆使されていて、カッコよさに圧倒されましたね。すごく刺激をもらえました。





――ステージに立ってナマで行うという点では、舞台と共通性がありますよね。ライブにはよく行かれるんですか?


少し前はよく行っていたんですが、最近は行けていなかったので、久々のライブでした。やっぱりいいなと思ったので、これからは休みの日に気になるライブがあったら行ってみようかなと。あとは、映画や舞台はよく観ます。





――では、どちらかというと外で過ごされるほうでしょうか?


そうですね。家でじっとしていると、何だか一日をムダにした気がしちゃって。映画も、よく映画館に行って観ますね。観たことのない昔の作品をDVDやネット配信で観ることもありますけど、映画ってやっぱり面白いなって思います。





――音響設備や画面の大きさという分かりやすい差もあるかもしれませんが、劇場で観るからこその醍醐味ってありますよね。


あれだけ大きなスクリーンに映すために撮られているものだから、やっぱりちがいはあるなと思います。それに、映画館だと“ながら見”ができないので、より集中して観られるというメリットがありますよね。ポップコーンくらいは食べられるかもしれないですけど(笑)。





アパレルでのバイト経験が“価値”について考えるきっかけに


――では「DOMO」がアルバイト求人誌ということにちなんで、アルバイト経験についてもうかがわせてください。今まで経験されたアルバイトで、印象に残っているものや、現在の俳優のお仕事に役立っているものはありますか?


大学で熊本にいた頃に、洋服屋さんのバイトをしてたんですよ。


――それは、いわゆるショップ店員としてですか?


言うならば、そう、なんですかね。その時に――これはあまりキレイな話じゃないですけど「人がご飯を食べていくためには……」っていう現実を突きつけられた気がしたんです。僕がその仕事にもっと夢を見ていただけかもしれないですけど。モノを売るって大変なんだなと思いました。





――アパレルって、キラキラしたイメージがありますもんね。


そう、そう思ってたんですけど、実際は裏側があるんだなって。でも、その時から“価値”というものについてすごく考えるようになったりもしたので、いい経験になったかなと思います。ちょっと抽象的な話なんですけどね。あとは、居酒屋のバイトもしてました。居酒屋甲子園って知ってますか?


――居酒屋甲子園? そんなものがあるんですね。ちなみにどういったものなんですか?


全国からエントリーした居酒屋に、覆面調査が入ったりして、接客のクオリティや料理の美味しさだったりを競うものなんですけど。僕がバイトすることになった店舗が、それで優勝したことのあるお店だったんです。接客など、求められるレベルは高かったですけど、そこで働くのはすごく楽しかったですね。


担当していたのはホールだけでしたが、人と話すことがそれ以前よりももっと好きになった気がします。あまり知らない人とでもスムーズに話せるようになったので。





――コミュニケーション・スキルはあらゆる場面で役立つ能力ですもんね。そんな居酒屋さんでなら、相当鍛えられそうな気がします。ではこれは妄想でOKなんですが「バイト先でこんな場面があったらときめく」というような、理想のシチュエーションってあったりしますか?


え、何だろう……うーん……。まぁ、居酒屋でのバイトだとして、かなり厳しい女性店長がいるわけです。で、仕事の時にはめちゃくちゃ詰められるけども、終わった後にはいつも自販機で缶コーヒーを買ってきて、褒めてくれる……っていうのはどうですか。





――いいと思います。オンとオフでちがう表情にときめくわけですね。


だから、厳しいんだけどまた頑張ろうと思える、みたいな。あくまで妄想ですけどね!(笑)





――ありがとうございます(笑)。では最後に、現在夢に向かって頑張っている読者の方に向けて、応援のメッセージをお願いします。


真摯に向き合って頑張っていたら、ムダ足になることなんてないと思っています。もしも夢に向かって本気で努力しているのなら、それは絶対まちがいではないから、その時を一生懸命生きるのが一番大事なんじゃないかなと思います。僕はこれを、中学校の先生に教えてもらったMr.Childrenさんの「Any」という曲から学んだんですけど。一生懸命だったらきっと、何かには繋がっていく。そんな気がしています。





仲がいいという安西さん、木村さんのお二人のことを、笑顔を見せながら話してくれた永田さん。憧れの存在だという樹木希林さんや、映画のエピソードについて熱く語る姿からは、本当にお芝居が好きなんだという気持ちが伝わってきました。年末のイベントで披露してくれるという歌って踊るレアな姿はもちろん、今後の活躍が楽しみですね!


取材・文:古原孝子
Photo:青木早霞(PROGRESS-M)


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【プロフィール】
永田 崇人(ながた・たかと)
1993年8月27日生まれ、福岡県出身。2015年3月に開業した東京ワンピースタワーの「ONE PIECE LIVE ATTRACTION」でモンキー・D・ルフィ役を1年間務める。2016年以降、「ROCK MUSICAL BLEACH」~もうひとつの地上~、舞台「錆色のアーマ」、ミュージカル「リューン~風の魔法と滅びの剣~」など数多くの人気舞台に出演。ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」シリーズでは、人気キャラクター音駒高校・孤爪研磨役として出演しており、その演技が注目され、人気・実力ともに急上昇中である。さらに、舞台だけでなく、映画「アヤメくんののんびり肉食日誌」、TVドラマ「リフレイン」、「世にも奇妙な物語~秋の特別編」など映像作品での活躍の場も広げている。


<告知情報>
●TBS火曜ドラマ「初めて恋をした日に読む話」エンドー役にて出演決定!
 1月スタート 毎週火曜よる10:00〜11:07

●C.I.A.presents「SUPER LIVE 2018」
 2018年12月28日(金)19:00
12月29日(土)13:30/17:30
@品川インターシティホール

●C.I.A.presents「NEW YEAR EVENT 2019」
 2019年1月14日(月・祝)14:00/17:30
@品川インターシティホール


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