最新映画を公開する大型シアターから、旧作や話題のインディーズ映画を公開するミニシアターまで、どちらも魅力たっぷりの映画館。デートで、家族で、楽しめる場所。今回はそんな映画館でバイト経験のあるスタッフが、その職場環境と魅力をご紹介します。



気になる仕事内容



映画館に訪れたことのある人なら、ほぼ接客対応をされたことのある、チケット販売担当者。これを「ボックス担当」といいます。確保できる席の案内や上映時間など、現在公開しているものから前売り券まで手配する仕事です。


そして、映画館といえばイメージする仕事はコレ! というチケットのもぎりや、上映ルームと座席への案内は、「フロア担当」という部門。他にもフードやドリンク販売、各映画のグッズ販売なども、この担当者が行います。


それから、陰の立役者といえる立場では、上映のための機械の整備や調整、映像や音声をテスト、チェックする、「映写担当」があります。この部門は専門知識と技術が必要なため、バイトが任されることはほとんどありませんが、希望すれば研修期間を経て担当することも可能です。


この他にも、清掃業務や体調不良者や不審者がいないかなどのモニターチェックなども交代で行います。



職場環境と魅力



ひとくちに映画館といえども、地元の人に愛される昔ながらのローカルな映画館や、大型商業施設の中にある最新施設の映画館など様々なので、場所によってはバイト一人で何役もの担当をこなすところもありますが、ほとんどの映画館ではその日別や時間帯によって担当部門が分かれており、ひとつの仕事に集中して働きやすくなっています。


バイトの魅力といえば、映画好きにはたまらない最新映画の情報を入手できること、いち早くグッズを手にすることができるところ。そして、なんといっても、スタッフ同士で大好きな映画の話で盛り上がれるところです。バイトの年齢層は10~20代が多く、学生や主婦層には特に働きやすい職場です。



時間帯による働き方のメリット



気になる給料。地域や時間帯によって異なりますが、忙しい土日や、連休期間、夏休みなどの長期休暇などの繁忙期には多くのスタッフが必要なため、自ずと時給が上がります。その分、とても忙しくて大変ですが、やりがいが感じられるとき。


逆に、平日の昼間などは閑散期なので、ゆったりと仕事ができますが、比較的低い時給設定になっています。稼ぎたい方は、レイトショーなどをしている映画館で週末に深夜まで働くのがポイント。


また、利用する年齢層が幅広く、こどもから年配者まで様々なお客様がいるので、コミュニケーション能力が磨かれるというメリットもあります。もちろん、映画にも詳しくなれるので、オススメの映画を友達や家族に紹介できるようになれるのも、手に入れられるスキルです。



まとめ


映画館で丁寧な接客をされると、楽しみにしていた映画をさらに気分良く観ることができますよね。非日常の世界を味わえる映画。日本アニメからハリウッド作品までたくさんの映画を取り扱う映画館でのバイト。映画の世界に憧れている方は、是非、臆せずにバイトから経験してみてください。



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<ライター>

よっさん
美容師免許保有のアロマテラピーアドバイザー兼キャンドルアーティスト。動物占いはシルバーのペガサスです。日々、SNSを駆使して、ちょっぴり楽しいことを探しています。

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