Photo by 上山陽介 (C)SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2018


富士山の麓で開催されているスペースシャワーTV主催の野外フェス「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2018」


山中湖交流プラザきららにて、8月31日(金)、9月1日(土)、2日(日)に開催されたこのイベント。今回はイベント3日目、最終日の9月2日(日)の様子をドーモプラス編集部がピックアップしてお届けします!


「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2018」潜入レポート【後編】はこちら




Photo by 高田梓 (C)SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2018


山中湖交流プラザきららで開催されている「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER」。毎年メジャーから注目の若手まで幅広いバンドやアーティストが出演しています。今年は開催場所を山中湖に移してから12回目の開催となり、総勢63組のアーティストがライブを披露しました。


ステージは、「LAKESIDE STAGE」、「Mt. FUJI STAGE」、「FOREST STAGE」、「WATERFRONT STAGE」の4つと、特設ステージの「SPACE SHOWER STUDIO」で構成されていて、ステージ間の距離が短く、段差も少なく移動しやすいのが特徴です。


また天候が良ければ会場内のどこからでも富士山を眺めることが可能な、最高のロケーションとなっています。





フェスならではの楽しみといえば、現地でしか味わえないフェス飯。SWEET LOVE SHOWERでしか味わえないスペースシャワーTVレギュラー番組とのコラボメニューは、今年も大人気。なんと、購入者全員に各番組オリジナルコースターや缶バッジ、ステッカーがプレゼントされるという嬉しい特典つき。


その他のフードエリアにも各国のグルメが集結していて、丼もの・ラーメン・デザートなど、様々なメニューを味わうことが出来ます。




Photo by 古溪一道 (C)SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2018


毎日2回ライブが行われる「WATERFRONT STAGE」が、今年はライブを行わない時間帯に「WATERFRONT BAR」として登場。ここでしか飲めないドリンクに出会えます。


また、新エリアとして「GOOD VIBES MARCHE」も展開しました。オシャレな雑貨やカフェなどが立ち並び、カラフルなフォトスポットも大人気です。





「SWEET LOVE SHOWER」のもう一つの魅力が、「熱気球体験」や「カヌー体験」といった、山中湖のロケーションを存分に生かした様々なアトラクション。昨年登場したアトラクションの「クライミングウォール」も大好評。大自然の中、気持ちのいい風を感じながら、高い壁を登るスリルを味わうことができます。是非ライブの合間に体験してみてはいかがでしょうか。



9月2日(日)ライブレポート


今年も富士山を望む圧倒的な景色の中、熱いステージが繰り広げられました。今回は最終日9月2日(日)の出演アーティストの中から、ドーモプラス編集部がピックアップしてライブレポートをお届けします!



My Hair is Bad



Photo by 上山陽介 (C)SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2018


早朝に降り続けた雨が止み、静かに山中湖の景色を見せ始めたLAKESIDE STAGE 。2018年も各地で精力的にライブを行い、初の日本武道館2DAYSを大成功に収めたMy Hair is Badが登場。


サウンドチェックで「優しさの行方」「復讐」を演奏し、オーディエンスの熱が高まる中、そのまま椎木 知仁( Gt.Vo)が「新潟県上越市、My Hair is Badです!ドキドキしようぜ!」と叫び、「アフターアワー」でスタート。山本 大樹(Ba. Cho)、山田 淳(Dr.)の疾走感溢れる演奏が一気に響き渡る。


椎木が曇天の空に「絶対晴れさせてやる!」と叫び、「告白」「ドラマみたいだ」と続く。一旦マイヘアのライブを目にして足を止めると、そこから動けなくなる求心力に圧倒させられる。「このSWEET LOVE SHOWERで最も短いラブソングを!」と「クリサンセマム」を披露。


一昨年にFOREST STAGEで初出演を果たし、去年はMt.FUJI STAGE、今年は3回目の出演でLAKESIDE STAGEのステージに立った彼ら。「元彼氏として」では、「ラブシャの1番デカいステージに立っちゃってるっていう感じどう?」と椎木が投げかけ、会場を沸かせた。




Photo by 上山陽介 (C)SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2018


「さっき、絶対晴れさせてやる!って言ったけど……」、と、野外でのワンマンライブも雨、スピッツのイベントも雨で中止になってしまったという雨バンドのエピソードを語った椎木が、「でも俺たちはあんたらの心を晴らしに来たんだ!」と叫び、「フロムナウオン」で魂の言葉を吐き出す。今年は何度となく、日々の生活の中で耳にした「平成最後の夏」という言葉も、今この瞬間、このステージから届けられると特別な物に感じる。


「最後は幸せな歌を」と、ラストは「いつか結婚しても」で会場を優しく包んだ。愛してるなんて言わないからこそ、等身大の愛が全力で寄り添って来るラブソングに、いつだって泣かされる。


夏が過ぎてく空に響いた、「ロックバンドをやっててよかった!」とライブ中に叫んだ椎木の声。新しい一日の始まりと季節の始まりを迎える、唯一無二の時間になった。



Saucy Dog



Photo by 高田梓 (C)SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2018


数々のフェスに出演し、音楽ファンから大きな注目を集めているSaucy Dogが、昨年に続きFOREST STAGEに登場。「グッバイ」でスタートすると、石原慎也(Vo/Gt)のハイトーン・ボイスが山中湖の涼しい風と絡み合い、この上なく心地良い。


昨年このステージでオープニング・アクトを務めた彼らは、「SWEET LOVE SHOWERに出演するのは2回目です! 良いライブをして帰りたいと思います」と語り、「バンドワゴンに乗って」「メトロノウム」を披露。多くを語らない言葉で綴られたからこそ、真っ直ぐな歌詞の隙間から、聴く者の目の前に鮮明な景色が広がる。瑞々しい若さが溢れているのに、同時に懐かしさを感じずにはいられないメロディに驚かされる。




Photo by 高田梓 (C)SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2018


スペースシャワーTVの POWER PUSH!に選ばれた「真昼の月」が始まると、昨年よりもはるかにぎゅうぎゅうになった会場で、オーディエンスと一体感を増して行く。MCでは穏やかに話していた秋澤 和貴(Ba)・せと ゆいか(Dr/Cho)も、曲が始まると安定感のある華やかな演奏で会場を沸かせた。


ラストは「いつか」。日常から恋が失われて、また歩き出す情景が丁寧に描かれている、Saucy Dogの魅力を存分に感じられる一曲でステージを締め括った。きっとこの歌詞の主人公は、この一曲のように一言も好きだなんて言わなくても、この世で一番大事な人への「好き」を全身で表現していたのだろうな、と思わされる。


押しつけがましさのない、すっと届いて来る素直さと、3人が演奏する楽しそうな姿に、多くの人が心を掴まれたことだろう。また必ずライブで会いたくなる、今後の活躍を期待せずにはいられないステージだった。



SUPER BEAVER



Photo by 高田梓 (C)SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2018


静かな雨が降り続けるMt. FUJI STAGE 。SUPER BEAVER のメンバーが登場すると、会場が一気に熱を帯びて、「青い春」でスタート。曇天の景色の中、よりいっそう映える赤いシャツを纏った渋谷龍太(Vocal.)の力強い歌声が響き渡り、オーディエンスの心をとらえて離さない。


続く「閃光」でも、柳沢亮太(Guitar.)の紡ぐ真っ直ぐな歌詞に、気迫を増した渋谷の歌声が乗って届いて来る。こんなにも日本語が綺麗に伝わって来るバンドはめったにいないし、SUPER BEAVERの存在感はSUPER BEAVERにしか出せない、と改めて感じさせられる。


雨が止んだことに気づかずMCを続ける渋谷に、オーディエンスが「降ってないよー!」と呼びかける。「え!? 降ってないの? 晴れました! 晴れってことでいいよな!?」と投げかけ、「正攻法」を披露。縦横無尽にステージを動き回って想いを伝える渋谷と共に、柳沢・上杉研太(Bass.)・藤原“30才”広明(Drums.)の演奏も勢いを増してぶつかって来る。




Photo by 高田梓 (C)SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2018


続く「秘密」では渋谷がステージを降りて観客の中に飛び込み、歓喜に沸くオーディエンスに支えられながら全力で歌い続けた。「あなたが思っている当たり前は、いろんな偶然と愛とか思いが積み重なっていて、当たり前の上にあなたがいる。そんなあなた達とここで一緒に居られることが嬉しい。」と伝え、ラストの「ありがとう」へ。雲の隙間から差す陽の光が、この時間を祝福するように、一人ひとりの幸せを願うように、会場を包み込んでいた。


激しい情熱が持つ熱さと、祈るような愛の温かさはちゃんと共存するし、ちゃんと伝わるのだと、SUPER BEAVERのライブでは強く思わされる。照れ臭くて、弱さを隠したくて素直に出せなかった心の部分に、「どうなりたかったとかじゃない、私たちに興味があるのは、今のあなたがどうなりたいかなんだ」と全力で投げかけて来る。そんな彼らの音楽に出会ってしまうと、好きな物や好きな人に素直になろう、それは何も恥ずかしいことではない、と思わずにはいられないのだ。



ONE OK ROCK



Photo by 岸田哲平 (C)SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2018


2013年以来、5年ぶり4度目の出演となったONE OK ROCK。超満員のLAKESIDE STAGEにメンバーが登場すると、「Taking Off」でスタート。壮大なメロディとTaka(Vo)の歌声がどこまでも伸びて行くと同時に、山中湖を覆っていた雲間から徐々に光が差してゆく。その光景はさながら映画の演出のよう、と錯覚してしまうほど。


「この夏ラストのフェスです!」とTakaが口にして、「The Beginning」へ。Toru(Vo,Gt )、Ryota(Ba)が重厚感の光る演奏を見せつけ、熱気を増したオーディエンスも全力で応える。2月にリリースされた最新曲「Change」も大きなステージが似合う、音楽性の幅の広さを感じさせる。山中湖で目の前のオーディエンスにパフォーマンスを見せてくれているのだが、本当に目の前の視界には収まりきらない、世界規模のスケールを実感させられるのだ。


続く「Take what you want」でも、Takaの力強く美しいボーカルが冴えわたり、会場の大合唱を巻き起こしたかと思うと、「Mighty Long Fall」ではToruとRyotaがステージの最前で全身を振り絞るように演奏し続け、観客のボルテージをどこまでも上げていく。




Photo by 岸田哲平 (C)SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2018


「これは毎回言っていることだけれど、フェスだからって、自分の好きなバンドだけ見て帰んなよ! 色んなバンドを観て帰れよ! それがフェスの醍醐味だからな!」とTakaが話し、ラストの「完全感覚Dreamer」へ。オーディエンスの歓声の渦に混じって、Tomoya(Dr)の全力の演奏とシャウトが何度も響く。どの年代の曲でも無敵感を見せつけられたステージが締め括られると、快晴の青空が広がっていて、さらに会場中から歓声が上がった。その場に居た誰にとっても、ONE OK ROCKの音楽でなければ成しえなかったあの一体感と景色が、この夏最高のプレゼントになったことだろう。


文:竹内歩


「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2018」潜入レポート後編では、引き続き9月2日(日)のライブレポートと来場者のフォトスナップをお届けします!


「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2018」潜入レポート【後編】はこちら


このイベントの模様を、9月29日(土)、10月6日(土)、10月13日(土)の日程でスペースシャワーTVにて放送予定。会場に行けなかった方も興奮すること間違いナシ! の映像をたっぷりとオンエア。

「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2018 Day1/Day2/Day3」
【Day1】9/29(土)21:00~24:00 他
【Day2】10/6(土)21:00~24:00 他
【Day3】10/13(土)21:00~24:00 他

スペースシャワーTVは全国のケーブルテレビ、スカパー!等でご覧いただける日本最大の音楽専門チャンネルです。


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