静岡県内の大学や専門学校などで活動中のサークル・ゼミを、ドーモプラスが定期的に紹介!第5回は、大学を飛び出して静岡市のラジオ局で実際に番組を制作し放送している静岡大学の「Cue-FM 放送研究会」をピックアップ!


驚くべきはその放送サイクル、なんと「毎週!」。それも10年以上継続中。ハードでかつ最高に面白そうな活動の裏側を代表の和泉直人さん(静大・地域創造学環3年)に訊きました!



「理系文系の混合チームが作る静大発ラジオ番組」


メインとなる活動は、静岡市内の「FM-Hi!」というコミュニティーFM局(静岡市中部FM76.9MHz)で毎週木曜日午後5時23分から30分間オンエアしているラジオ番組『静大スタイル』の生放送です。この番組は、静岡大学の学生が「静大と静大生の様々な情報をお送りする」をコンセプトに約10年前から始まりました。


メンバーの顔ぶれは幅広く、専攻も理学部から人文学部までまんべんなく揃っています。最近では番組放送以外にも、静大の大学祭の様子を学内のメインステージからラジオへと生中継する活動も行っています。



「ただの内輪受けにならないように」


『静大スタイル』は全30分の放送時間を前半と後半に分けて構成しています。前半はフリートーク(時には学生ゲストを招く)、後半は部員それぞれの個人企画に基づいたテーマで話していくスタイルが多いですね。


静岡にいる大学生の今を伝えられるように、また、実りある情報を発信するよう努めています。そうなるように生放送でその場の展開にあわせて、内容を成り立たせていく事がこの活動をしていて一番難しいなと思います。



打ち合わせ中のメンバー。左から3人目のオレンジ色のTシャツを着た人が今回取材を受けてくれた和泉さん。



「作ってわかる。プロのすごみ!」


番組台本は、「事前に何人か集まってのネタ合わせ」というようなことは特にせず、メインパーソナリティの学生が中心となって作成します。それを、木曜日の放送前はその時出演するメンバーで台本の確認と打ち合わせをします。


放送後は、いつも一緒に出演していただいているプロのラジオパーソナリティの方を交えた反省会をして次に生かせるようにしています。自分ではうまくいったつもりでも、プロの方の感性はすごいので、「聞き直したら分かるけど無茶苦茶な事言ってるよ」と言われて反省する事もありますね。



「黙ったらアウト! いつでもどこでも誰とでも喋れるようになった」


収録した番組をYouTubeにアーカイブしてる時、「前よりも今の自分がうまい!」と思える瞬間が一番のやりがいです。授業でのプレゼン等をうまくできた時は、経験が生きていると感じました。うちの研究会の強みは、とにかく他の人と会話できる事、それは社会に出た時にちゃんと人と喋れるっていうことですから。


これからの目標は外に出かけに行く機会を増やす事。話すだけじゃなくて情報を集めてそれを放送するのもラジオの1つの役割だと思うんです。色々なお店やスポットに焦点を当てながら調査するような。今、静岡市駿河区と連携してそのプロジェクトを徐々に進めていこうとしています。




取材を終えて


取材に加えて放送前の打ち合わせから本番までを見学させてもらいましたが、学生がプロの方と対等に台本から放送に至るまでの番組構成を行っていて、学生が主体となって取り組んでいるのがひしひしと伝わりました。Cue-FMの凄みはここにあるのではないかと思います。静岡大生がお送りする“静大生の生の生活”を是非とも一度聞いてみてほしいと思います。


静岡大学・文化系公認サークル「Cue-FM」放送研究会

「Cue-FM 放送研究会」公式ホームページ
「Cue-FM放送研究会」公式Twitter


取材・執筆
古田萌黄(静岡大学地域創造学環1年/『静岡時代』編集部)
古着巡りにハマり中。好きな食べ物はケチャップ。


制作:静岡時代編集部

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