最近はバイト応募もインターネット上で行うことが多くなりましたが、それでもまだ「応募は電話で」というところもありますし、応募に関する質問を電話で聞きたい時もあるでしょう。


しかし、いざバイト先企業に電話をしようとするとどのように話してよいのか緊張するもの。どんな風に会話をすればよいのか、場面を想定しながらみていきましょう。



1. まだバイトに応募できるかを確認する事例



いいバイトを見つけた! と思っても、すでに募集定員が埋まり、応募がクローズしていることもよくあります。


もう募集がないのに履歴書を送ってしまうと労力や郵送代ももったいない! バイトの募集状況を、あらかじめ電話で確認するのがオススメです。


=例=


「はじめまして。静岡花子と申します。DOMOの求人を見てご連絡しておりますが、採用ご担当者はいらっしゃいますでしょうか。」


「しばらくお待ちください。担当の者にかわります。」


「お電話変わりました。採用担当の堂茂と申します。」


「はじめまして。静岡花子と申します。DOMOで御社の求人情報を拝見したのですが、まだ募集していらっしゃるでしょうか。」


「ホールスタッフはあいにく募集を締め切りましたが、もしレジスタッフでもよければまだ大丈夫です。いかがですか?」


「私はレジスタッフの職を希望しておりますので、ぜひ応募させていただきたいと思います。シフトの日数など、最低限必要な条件を教えていただけますでしょうか。」


「レジスタッフであれば深夜勤務がありますので、週に1度は交代で深夜のシフトにも入っていただきます。今人が足りないのは17時以降ですので、平日の17時以降に週2回は働ける人を募集しています。」


「ありがとうございます。では検討してまたご連絡させていただきます。」


「はい、お待ちしています。」


「お忙しい時間にありがとうございました。失礼いたします。」


先方が電話を代わられた場合、もう一度自分の名前と要件を伝えるようにしましょう。また、採用担当者の名前は必ず控えておいてください。


聞き逃した時は、最後に「失礼ですが、もう一度お名前をお伺いしてもよろしいでしょうか」と質問すれば大丈夫です。



2. バイトに電話で応募する事例



「はじめまして。静岡花子と申します。DOMOの求人を見てご連絡しておりますが、採用担当者の方はいらっしゃいますでしょうか。」


「はい、私が担当者の堂茂です。お電話ありがとうございます。当社でのバイトを希望されているということで、一度面接にお越しいただきたいと思います。いつごろがよいですか?


「ありがとうございます。平日の14時以降であれば何時でも構いません。」


「では水曜の14時半ではいかがでしょうか。」


「来週水曜ですね。大丈夫です。場所は求人票にある住所のビルでよろしいですか? 持ち物などもあれば教えてください。」


「はい、求人票に記載のあるビル、3階の受付まで来てください。当日は履歴書と筆記用具をお持ちください。」


「かしこまりました。では来週水曜日、12日の15時に堂茂さま宛てにお伺いいたします。当日はどうぞよろしくお願いいたします。」


「お電話ありがとうございました。」


「はい、失礼いたします。」


日にちや曜日に間違いがあってはいけませんから、最後に「●日●曜日ですね」、と確認することが重要です。


また、忘れがちなのが「誰を訪問すべきか」の確認。ここでは採用担当者の名前がわかっていますから、「●さま宛てにお伺いします」と確認を込めて伝えるとよいでしょう。



3. バイトの面接結果を電話で確認したい時の事例



面接に行ってしばらくたっているのに返事がない、というのはよくある悩みです。


ダメなら他のバイトを探さないといけないですし、「とにかく状況でも確認したい」という方は、一度電話をしてみるとよいでしょう。


「こんにちは、先日バイトの面接に伺いました静岡花子と申します。採用担当の堂茂様はいらっしゃいますでしょうか。」


「はい、少々お待ちください。」


「お電話変わりました。堂茂です。」


「こんにちは、静岡花子です。先日は面接でお時間をいただき、ありがとうございました。その後1週間がたちましたので、選考の状況を伺いたくお電話させていただきました。」


「連絡が遅れていてすみません。他の方の面接が終わっておらず、お待たせしてすみませんがもう少しお時間いただいてもよいですか?」


「かしこまりました。おおよそで結構ですので、いつごろご連絡をいただけるかお伺いしてもよろしいでしょうか。」


「今週末にはご連絡できるかと思います。」


「かしこまりました。それでは堂茂様からのご連絡をお待ちしております。」


「お待たせいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。」


「ありがとうございました。失礼いたします。」


まずは面接をしてもらったことへのお礼から始め、それから質問をするようにしてください。


合否結果のタイミングについては、できれば面接の際に「連絡はいつごろもらえますか」と確認しておくとよいでしょう。先方を焦らせることのないよう、その時期まで待ってから電話で質問してください。


面接時にタイミングを聞きそびれた人は、1週間程度待ってから確認し、返答がもらえる目途も聞いておければベストです。



4. 電話の基本マナー



電話には基本のマナーがあります。バイトに限らず必要なマナーですので、覚えおきましょう。


・「相手は忙しい人である」という前提にたって電話をかける

・電話がつながったらまずは自分の名前を名乗る

・相手が聞き取りやすいよう、ゆっくりはっきり話す

・自分が電話をかけた時は相手が切るのを待ってから切る

・相手から電話がかかってきた時は、最後の挨拶をしてからゆっくり3秒数えて切る(かけてきた人のほうが電話代を払うことになるため、ずっと待たなくてもよいですが、だからと言ってすぐに切るのではなく、少し待ってから切るとよいでしょう。)


以上、バイトに関する電話対応のヒントでした。「電話は緊張する」という人や「言いたいことがまとまらない」という人は、事前に伝えるべきこと・言うべきことを箇条書きでメモしておくことをお勧めします。


<ライター>

坂口弥生(さかぐち・やよい)
1週間45000円からできる留学サポートGo Globalを運営。採用・研修から人事制度設計まで、約10年にわたる人事全般のキャリアをもつ。特に大学生やフリーターの方には留学後の就活相談に乗ることも多く、自己分析などのお手伝いも行っている。

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