誰でも美しい空の色に感動したり、時には心を癒されたりもしますよね。その空にあるのが「雲」。プカプカと流れる雲は、実は天気を予想する助けにもなります。今回はそんな不思議な雲の種類を7つご紹介します。



積雲(せきうん)『わたぐも』



積雲は、「わたぐも」とも呼ばれます。晴れた日の雲といえばこの雲。青空にこの雲が現れた時は最高の天気の証しです。気流の流れも良く、しばらくは良く晴れるでしょう。


積雲が発達すると積乱雲と区別しにくくなり、積乱雲は雨を伴う雲なので注意が必要です。



乱層雲(らんそううん)『あまぐも』



乱層雲は「あまぐも」の名の通り、雨を降らせる雲。「黒くて不気味な雲」といえば、この乱層雲を思い出す人も多いはずです。


暗灰色の層状の雲で、一面の空を覆い、雨または雪を降らせることが多いでしょう。この雲は太陽を隠してしまうほど厚く、ちぎれ雲がこの雲の下に発生すると、より悪天候になることがあります。



巻積雲(けんせきうん)『うろこぐも、いわしぐも』



氷の結晶で出来ていて、薄くて白色の片が群れをなした、鱗状またはさざ波状の形をした雲です。「うろこ雲」「いわし雲」などの名前で知られています。


嵐の前触れともいわれるこの雲が現れた後には、雷雨のような悪天候になることがあります。



巻雲(けんうん)『すじぐも、はねぐも、しらすぐも』



巻雲は、繊維状の細い雲が集まって出来ていて、白色で羽毛状やかぎ状、直線状の形をしています。雲のなかでも一番高所にあり、空が高く感じる「秋」を代表する雲かもしれません。


この雲は、晴天の時に現れることが多いですが、形が鍵のように曲がっていると、天候が悪化する前兆といわれていますので、その形に注目。



積乱雲(せきらんうん)『にゅうどうぐも、かみなりぐも』



夏によく見る、「入道雲」「かみなり雲」と呼ばれる雲です。もくもくと垂直に著しく発達している塊状の雲で、雲頂が塔の形をして立ち上がっています。


この雲の底はとても暗く、その下にちぎれた低い雲があり、強い雨や雷、ひょうが降ったり、突風が吹いたりすることがあるので、見つけた時には要注意。夏のイメージが強いですが、他の季節にも発生します。



巻層雲(けんそううん)『うすぐも』



空一面を薄いベールで覆ったような雲で、「うすぐも」とも呼ばれます。この雲が太陽や月にかかると、「かさ」という色のついた環が見えることがあり、とても幻想的です。


この雲が出ると、天気はほぼ下り坂になるといわれています。翌日は雨になることが想定されるため、お出掛けする予定があるときには気を付けてください。



高積雲(こうせきうん)『ひつじぐも、むらぐも』



小さな塊が群れをなしていて、斑状または数本の並んだ帯状の雲です。「巻積雲(うろこぐも)」と間違えやすい「高積雲(ひつじぐも)」ですが、発生する場所が低く、雲が厚いため、底に影があるのが見分けるポイント。「むらぐも」の名前でも知られています。


地震の前兆だともいわれていますが、今現在ではその信憑性は低く、雨の前兆ということの方が明らかなようです。



まとめ


空のキャンバスに浮かぶ不思議な存在の雲。ぼんやり眺めていると、様々な形に見えてきますよね。静岡県民は富士山にかかる雲で天気を予想することがありますが、天気予報のスペシャリスト「気象予報士」は、気圧の変化やこういった雲の種類と風の流れによっても判断しているようです。今回は天気に関わる奥深い雲の世界を、ほんの少しご紹介しました。


<ライター>

よっさん
美容師免許保有のアロマテラピーアドバイザー兼キャンドルアーティスト。動物占いはシルバーのペガサスです。日々、SNSを駆使して、ちょっぴり楽しいことを探しています。

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