富士市にある岩本山は、大きな富士山と広大な茶畑を望む事が出来る場所として有名ですが、岩本山の茶畑に囲まれた場所に「佐野製茶所」というお茶屋さんがあります。
こちらのお茶農家さんが営業している「佐野製茶所サロン」では、とても美味しいお茶を、一面に広がる茶畑を眺めながら飲むことが出来ますよ。
では、さっそく行ってみましょう!
茶畑を眺めながらお茶が飲める!解放感溢れる店内。
店内には、茶畑を眺める事が出来るソファ席とテーブル席が一席ずつあります。
置いてある家具がどれも洗練されていてとてもおしゃれです。ソファも座り心地が最高なので、ついつい長居してしまいそうですね。
目の前には茶畑が広がっていて、運が良ければお茶刈りの光景が見られる場合もあるそうです。
もし見ることが出来たらとてもラッキーですね!
店内にはスローな雰囲気が流れていて、とても癒される空間になっています。
カウンター席もあるので、一人でも気軽に来ることができますね。
テラス席は更に解放感があります。テラス席では本当に茶畑に囲まれながらお茶を飲む事が出来ます。
鉄塔の向こうにはうっすら富士山も見え、雲がなく天気が良い日は、店内からも富士山を望む事が出来ます。
店内でいただけるお茶のメニュー
こちらは、すべてのお茶メニューにお茶菓子がついて、ALL500円というとてもリーズナブルな値段でいただくことができます。
お茶菓子は、月の初めと途中で変わるので、月に2種類のお茶菓子を楽しむ事が出来ます。
期間限定メニューもあり、こちらはお茶菓子付きで600円です。こちらのメニューは月ごとに変わります。
純粋に美味しい緑茶を楽しみたい方は「上煎茶」がおすすめ
こちらの上煎茶は、最初に入れた一煎目のお茶は甘さを感じる事ができ、2煎目は渋み、3煎目は苦みと甘・渋・苦を楽しむことができます。甘いお茶菓子との相性も抜群です。
何を注文したらいいか迷った時には、上煎茶を注文してみてはいかがでしょうか。
香ばしい香りを楽しむ事が出来る「抹茶玄米茶」
お茶を飲むだけではなく、ちょっとした体験が出来る抹茶玄米茶もおすすめです。今回こちらの抹茶玄米茶を注文しました。
まずお店の方がアルコールランプに火をつけてくれます。アルコールランプを最後に見たのは学生の時の理科室が最後でしたが、まさか再び出会うのがお茶屋さんだったとは・・・!
アルコールランプに火がついたら、「まだかな?」と様子を見ながら炒ります。
ちなみに今炒っているのは玄米とうるち米です。焦がさないように気を付けて。
香ばしい香りがしてきたら、手で持っている所が筒状になっているので、茶葉と合わせます。
熱々のお湯をティーポットに注ぎます。お湯を入れると更に良い香りがします!
お湯を入れて蓋を閉め、15秒蒸らしたら出来上がりです。お好みで玄米を入れて頂きましょう。
炒った玄米とうるち米の香ばしい香りも楽しめますし、お茶自体がとても美味しく、玄米のカリカリ感も楽しめます。
砂糖もついているので、途中で砂糖を少し入れると味の変化が楽しめておすすめです。
お茶菓子のいちごのシュークリームもとても美味しかったので、こんな贅沢なセットで本当に500円なのかなと信じられないくらいです。
5月からは「寒冷紗」という日本茶アワードでプラチナ賞を受賞したお茶が飲めます。
2017年の日本茶アワードで、全国から出品された日本茶405点の中から、18点が選ばれたプラチナ賞を受賞したお茶「寒冷紗」が5月から販売され、店内でもいただけるそうです。
寒冷紗は、1年かけて枝を伸ばし背丈の高さの茶葉を手摘みしていて、更に甘みのあるお茶という事なので、是非飲んでみたいですね。メニュー表に見かけたら、注文してみる事をおすすめします。
富士山麓で丁寧に作られた、作り手の思いを感じる事が出来る一杯のお茶。
佐野製茶所は3代続く茶農家さんで、自社の茶畑で栽培したお茶を自社工場で製茶し、販売まで行っています。
茶葉の栽培、収穫、加工を経てお客様の元にお茶が渡るまでに、丁寧な仕事をされている事が、一杯の緑茶から感じる事ができ、とてもお茶を美味しくいただけます。
岩本山の茶畑を眺めながら、佐野製茶所サロンでお茶を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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