ペットボトルのお茶も多く出回る昨今ですが、やはり熱いお茶は急須できちんと淹れた方が美味しい気がします。しかし、一人暮らしだったり、急須でお茶を淹れる習慣がなかったりすると、新茶の季節に買ったお茶も、封を開けたけれど飲みきれずに残ってしまった……なんてこともあるはず。


香りが飛んでしまった煎茶も、茶香炉やフライパンで焙じて、ほうじ茶にすると美味しく飲めますが、賞味期限が何年も前に切れていた……なんて時は、さすがに躊躇してしまいますね。


そこで、今回はお茶の「飲む以外」の利用法をいろいろとご紹介します。


和の香りの極地。「茶香炉」で気分をリフレッシュ


※画像はイメージです。


和雑貨の店で、良い香りのするお香を見かけることがあります。和の香りとして、お茶の葉をアロマに仕立ててみるのはいかがでしょうか。良い香りを嗅ぐと、瞬時に大脳に届き気分をスッキリさせてくれます。


専用の茶香炉も売っていますが、100均などで手軽に買えるアロマポットでも代用可能です。水とアロマオイルを入れる部分に、煎茶の葉をティースプーン1~2杯分くらい置いて、キャンドルに火を付けると、茶葉が焙じられる良い香りが辺りに広がります。時々、茶葉をスプーンなどでかき混ぜるようにして、火が当たる部分が焦げないようにしましょう。


紅茶の葉を使う場合、アップルティーなどのフレーバーティーがおススメ。温まった茶葉をかき混ぜると、甘い果物の香りがふんわりと漂います。


お茶の葉で「ニオイ取り」。魚の臭みを取る方法



お茶の葉の注意書きに「ニオイの強いものの側に置かないでください」と書かれていますが、これは、お茶の葉がニオイを吸収する性質を持っているからです。では、その性質を逆手に取れば、消臭剤として使えるはずですね。茶葉を小皿に盛るか、ガーゼに包んで冷蔵庫へ入れて消臭剤代わりにしましょう。


生魚の臭みを取るためのアイディアもいろいろありますが、切り身の魚を冷ました煎茶に漬けると、生臭みが取れます。魚を調理したフライパンは、洗剤で洗った後、煎茶を焙じるとフライパンに残った魚のニオイを取ることができますよ。


靴の中にお茶の葉? 「簡単脱臭剤」の作り方



魚の生臭みを取るだけではなく、茶葉は靴箱の脱臭剤にもなります。緑茶をティーストレーナーで、粉の部分を取り除いて茎と葉だけにして(茎茶の場合はそのままでOK)ガーゼで包んだら、簡単脱臭剤の出来上がりです。


簡単脱臭剤は靴箱の隅に置いたり、靴の中に直接入れたりして使いましょう。ただし、靴を履く前に取り除くことを忘れずに。そのまま履いて出掛けたら、靴の中が茶葉まみれになってしまいますので、ご注意を。


まとめ


飲むだけじゃない、意外なお茶の利用法、いかがでしたでしょうか?


他にも、お茶でうがいするとカテキンが作用して口の中がスッキリするなど、お茶の利用法は無限にあるともいわれています。


とはいえ、やはりお茶は「飲み物」です。本来は、香りも味も新鮮なうちに飲むのが一番良いのです。コーヒーや紅茶も良いですが、たまには急須で茶葉をゆっくり蒸らして淹れる、日本茶を楽しんでみてはいかがでしょうか。


<ライター>

猫たぬき
時に、舞台の脚本を書くシナリオライター。趣味、主婦業。静岡に住み始めて十年以上経つのに未だ関西弁が抜けない生粋の関西人。いつまでも新鮮な目で静岡を見つめ、楽しくおもしろい記事を綴っていきたいと思います。

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