『人は見た目が9割』という本が話題になりましたが、第一印象は「目から入る情報」が最も影響を与えると言われています。採用担当者は毎日多くの履歴書を受け取りますが、一番最初に見るのは「履歴書の写真」。写真が与える印象がいいか悪いかで書類選考の合否を左右することもあり得ますから、以下のポイントをしっかりおさえておいてください。


ポイント1:履歴書の写真はとにかく「丁寧に」扱う



どんなに良い写真が撮れても、以下のような雑な印象を与える写真はまず書類選考で落とされると考えましょう。


・写真の切り方が適当
・ノリがはみ出ていて汚れている
・履歴書の枠からはみ出て貼っている


どんな仕事であっても、「丁寧さ」は重要なこと。履歴書のような重要な書類でさえ雑になってしまうような人は、「この人の仕事は雑なんだろうな」「信頼できなさそう」という印象を与えます。はさみで切り取るタイプの写真は、まっすぐに切りとること。必要であれば、定規を使ってあらかじめまっすぐの線を書き入れ、そこにはさみを入れましょう。


ポイント2:履歴書写真は清潔感重視! 髪型が印象を左右する



特に接客業の場合、働く人が店のイメージに直結しますので、「清潔感」は大変重要です。


清潔感を左右するのは「髪型」。自分のこだわりもあると思いますが、相手にいい印象を与えるためには、自分の主張はさておき「一般的に清潔感があるとされているスタイル」に整えることが大切です。無造作でオシャレなヘアスタイルが流行していますが、「毛先がボサボサだね」とマイナスのイメージを与えかねません。面接に限ってはオシャレよりも清潔感のほうが重要です。


男女共、前髪は目にかからないようにし、顔周りがすっきりするセットを心がけてください。長髪の方は一つにまとめておいてください。


ただし、美容・ファッション業界などはこれに限らないこともあります。オシャレさが重視されるアルバイト先では、ぞんぶんにご自身のスタイルをアピールしてもよいでしょう!


ポイント3:信頼性は服装でもアピール!「えりつき」がキーワード



「えりを正す」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。weblio辞書でその意味を確認してみると、「まじめな気持ちで物事に対処するという態度を示す」とあります。


このように、「えり」がついた服装は改まった場所での「正装」にあたるもの。本来はえりつきのシャツにジャケットを羽織ったり、スーツで撮影するのがベストですが、アルバイトの面接ならえり付きのシャツだけでもよいでしょう。


もし手元にジャケットなどがあれば、羽織っておくとベターです。シャツは無地で、きちんとアイロンをかけたものを。しわが目立つと「だらしない」という印象を与えます。もちろんボタンはすべて閉じましょう


ジャケットの色は紺、グレー、黒などの落ち着いた色を選んでください。アクセサリーはよほど小さなもの以外、外しておくほうが無難です。


ポイント4:履歴書写真撮影のコツ~証明写真できれいに撮ろう!



駅などに証明写真撮影の機械がありますが、なかなかきれいに撮れないとお悩みの方も多いようです。機械でもきれいに証明写真が撮れるコツをご紹介します。


・適切な高さに椅子をセットする
目線はカメラのレンズよりちょっと上になるぐらいが良いでしょう。


・姿勢を正して胸を張る
壁にもたれず、背筋を伸ばして座ってください。画面に縦横のラインがあるので、肩が左右同じ高さになっているか、顔がまっすぐになっているかを確認します。


あごは軽く引いておきましょう。顎は上がり過ぎても下がり過ぎてもマイナスイメージになりやすいので、あらかじめどの角度がよいか研究しておくのもよいでしょう。


肩が内側に入っていると自信なさげに見えますので、胸を張ってポジティブな印象を与えましょう。


・カーテンはぴったりしめる
外からの光が入るときれいに撮れませんので、しっかりカーテンで光を遮断します。白いハンカチを膝の上に広げておくと、影がなくなって見栄えが良くなります。ハンカチがない方は、白い画用紙でもOKですので持っていくとベターです。


・歯を見せずにっこりと
「にっこりと」と言っても、歯が見える笑顔はカジュアルすぎます。唇は閉じ、口角をぐっとあげ、目はしっかりカメラを見据えましょう。「目力(めぢから)」という言葉があるように、目にも力を入れて準備します。


・お勧め証明写真機は「Ki-Re-i EX」
「証明写真機Ki-Re-i」は、肌がきれいに見えるように補正してくれるのだそう。明るく映るので印象がよくなるからか、女性はもちろん男性にも人気のようです。また、機材の設置場所が事前に確認できるのも嬉しいポイント。住所検索だとわかりづらいので、「駅名」で検索してみてください。


まとめ


履歴書の写真を撮るポイント、コツなどをご紹介しました。最近は、携帯電話で証明写真が撮れるアプリもたくさん出ているようです。「証明写真 アプリ 比較」と検索すると、いろいろなアプリが紹介され、メリット・デメリットがわかります。


最後にプチアドバイスを。写真を履歴書に貼る前に、写真の裏に名前を書き入れておきましょう。採用担当者は履歴書を束にして管理することが多いのですが、時々写真がはがれ落ちることがあります。そんな時、裏に名前が書かれてあるととても助かりますし、「気の利く人だなあ!」と感動させることもできるかもしれません。


<ライター>
坂口弥生(さかぐち・やよい)
1週間45000円からできる留学サポートGo Globalを運営。採用・研修から人事制度設計まで、約10年にわたる人事全般のキャリアをもつ。特に大学生やフリーターの方には留学後の就活相談に乗ることも多く、自己分析などのお手伝いも行っている。

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