古くから馴染みのある行事「節分」。みなさんも、鬼のお面をかぶって登場した人に向かって豆まきをした経験や、一方向を向いて恵方巻を食べた経験がありませんか? 今回はそんな2月の行事「節分」について、その意味や由来をご紹介します。


そもそも「節分」って……?



「節分」とは「季節を分ける」という意味があり、実は年間4回もあります。四季のある日本は春夏秋冬の始まりの日が決められており、それぞれを「立春(りっしゅん)」、「立夏(りっか)」、「立秋(りっしゅう)」、「立冬(りっとう)」といい、その前日が「節分」とされています。


この内、一般的に広く知られ、行事などが行われている「節分」は、「立春」の前日のことです。「立春」はその年によって日付が変わるので、節分の日もそれに合わせて変わります。毎年カレンダーでチェックしましょう。


「鬼は外! 福は内!」



節分には炒った豆を撒くことで鬼(邪気)を払い、福を呼んで、年齢の数だけ豆を食べることで一年を健康に過ごせるといわれています。


節分の豆まきは、昔々に中国から伝わってきた風習で、「季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると考えられており、その鬼を追い払う儀式」として、伝わったものだといわれています。


初めは宮中行事でしたが、室町時代の頃には庶民に定着した行事となったようです。また、鬼が入ってこないように、「柊鰯(ひいらぎいわし)」や「にんにく」などを魔除けとして飾る地方もあります。


「恵方巻」って……?



恵方巻の「恵方」とは、その年の福をつかさどる神様「歳徳神(としとくじん)」のいる方角のこと。恵方巻の起源は諸説ありますが、江戸時代に大阪の商人が商売繁盛を願って食べたのが始まりという説が広く知られています。


その頃は「恵方巻」ではなく、「丸かぶり寿司」や「太巻き寿司」と呼ばれていたようで、そんな一部の関西地方で続いていた習慣が、今から20年ほど前に大手コンビニチェーンが「恵方巻」として全国販売したところ、その名前が定着し、日本へ広まったと言われています。


恵方を向いて黙って一本丸ごと食べきると、「無病息災」や「商売繁盛」の運を一気にいただくということを意味しており、途中で止めたり、黙って食べ終われないと、「ご利益を得ることが出来ない」「運を逃す」と言われています。


まとめ


節分の豆まきは「誰が鬼役をやるか?」が重要ですよね。豆をぶつけられるのって、意外と痛いんです。そこは加減して、事故の無いように楽しみましょう。


また、最近では、定番の海鮮の太巻き寿司だけでなく、牛肉やエビフライなどが入った太巻きおにぎりや、ロールケーキなどのスィーツも恵方巻として販売されるようになりました。美味しい食事で健康や仕事運を願うという風習なら、楽しく祈願できそうですよね。


<ライター>

よっさん
美容師免許保有のアロマテラピーアドバイザー兼キャンドルアーティスト。動物占いはシルバーのペガサスです。日々、SNSを駆使して、ちょっぴり楽しいことを探しています。

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