ドーモプラスが気になるクリエイターを紹介する「クリエイティブなヒト」。第4回はモデル、DJ、「surreARIS」ブランド・ディレクターと多方面で活躍中の「アリスムカイデ」さんが登場。彼女を見て「『オドループ』MVの右側の人!」と思った方も多いのでは? 自ら“MV女優”の肩書きを掲げたアリスさんに、前編ではモデルやミュージックビデオのお仕事について、たっぷりと語っていただきました。


自分が持ってるものを伸ばすほうが上手くいくんじゃないかと、私は思ってるんです。


――まず、高校3年生の時にモデルとして出演した「札幌コレクション」をきっかけに事務所に入り、その後フリーになったそうですが、フリーになろうと思った理由や、その時の心境について聞かせてください。


札幌コレクションの後、札幌で少しずつモデルのお仕事をしていて、それから上京して芸能事務所に入ったんですけど。「何となくモデルがしたい」っていう勢いだけで出て来たので、大きい夢とかは別になかったんです。ただ「自分に向いている仕事がしたい」っていう気持ちしかなかったので。


事務所に所属してからはお仕事をけっこういただいていたんですが、女優やバラエティの仕事が多くて、モデルの仕事があんまりなかったんですよ。今となってはもちろん女優のお仕事もやりたいなって思いますけど、当時はもう「モデルがやりたい」っていう思いしかなかったので「モデルがやれないなら、事務所なんか辞める!」って。それでフリーになりました。


――モデルにこだわったのは、どういう理由からだったんでしょうか?


今でもそうなんですが「売れたい」「有名になりたい」「芸能人になりたい」っていう気持ちが全然なくて。例えば、数学が得意だったなら数学関連の人になっていたと思うし、体育が得意なら運動関連の人になっていたと思うんですよ。もともと生まれ持ったもので自分がどこまで行けるかっていうのを試す方が面白いと考えているので。それで「たまたまちょっと顔が小さくて手脚が長く生まれたから、じゃあモデルが向いてるのかな」って、そんな感覚でモデルを目指しました。


――それが、アリスさんの言う「ないものねだりよりあるものみがき」にも繋がるんですね。ちなみに、それは座右の銘だったりするんですか?


分かりやすいポリシーとしては、そういう感じです。まぁ後付けなんですけど(笑)。もちろん、自分の手が届かないことに挑戦することは美しいと思うし、全然いいことだけど、それをちょっと諦めて、自分が持ってるものを伸ばすほうが上手くいくんじゃないかと、私は思ってるんです。



モデルとは、商品に合った“最高のハンガー”


――では、アリスさんから見たモデルのお仕事とは、どんなものだと思いますか?


今ってモデルの定義が少しずつ変わりつつあるのが、私はちょっと悲しいなと思っていて。時代は変わっていくから、縋り付くのもカッコ悪いんですけど。やっぱりあくまでモデルっていうのは、少し手の届かないところにいる、憧れの存在であるべきだと思うんです。


あとは、メイクにおいても、写真の写りにおいても、大事なのは自分がカワイイかどうかよりも、お洋服が映えているかどうか。そうやって、何かを活かすマネキンみたいなものだと思ってます。商品に合った“最高のハンガー”みたいな(笑)。


――最高のハンガー! 分かりやすいです。


めちゃくちゃいいマネキンなんですよ。だから、主役じゃないと思ってますね。



――なるほど。お洋服自体が好きで、モデルになったという部分もあるんですか?


そうですね。私は着るものの趣味がその時ごとにかなり偏るんですよ。かなり派手でカラフルな古着を着ていた時もあれば、モード系だった時もあるし、姫系だった時もあって。それが多分一周回ってここにいるんですけど。


それから、私は気に入ったものしか着ないっていう癖があるんですけど、モデルの仕事をしてるとありがたいことに、幅広いテイストのお洋服を着せていただけるんです。ウエディングドレスやゴスロリ、モードのほかに「これは……服?」みたいな斬新なデザインのものまで。毎回そのたび、ちがう子になれるのが楽しいなって思います。


――プライベートでは挑戦しなさそうなテイストの服でも、着こなすのが楽しいと。


楽しい! そういうもののほうが嬉しかったりします。自分からは一生手を出さなかったものだろうけど、着てみたら似合うなって思えたりするので。そういうお洋服と出会えると、プライベートでもこういうの着てみようかなって気持ちになりますね。


――どんなアイテムでも似合っちゃいそうですよね。


でも、そうでもないものもけっこうあるんですよ。肩幅が広くてイカリ肩だったり、体型があまりに気持ち悪いとかで(笑)。形や系統によっても、あんまり似合わないなってこともありますけど、そこはメイクさんやカメラマンさんとの感覚だったり、ポージングや表情で素敵に仕上げるよう頑張ります。


――モデルのお仕事で現場に呼ばれた時の、自分なりのこだわりや、やりがいなどはどこにありますか?


衣装を着て鏡の前に立った時に、私が個人的に「これあたしでも似合うのかな、大丈夫かな」って思うことがあったとしても、デザイナーさんは私にそれを着てほしくて呼んでくださってるわけだし、その感じを「いい」と思ってくださっているわけなんですよ。だから、「そのいいところをどこまで伸ばせるかな」とか「私を呼んでくださった意味ってなんだろう」って考えながら臨みますね。


あとは、本当にモデルとしてその服を生かすために呼ばれている時と、“アリスムカイデ”として呼ばれる時っていうのがあって。それも探り探り、様子を見ながらやってます。


――その部分については打ち合わせで擦り合わせたりするのではなく、その場で感じ取って判断するんですか?


そうですね。「踊るみたいに動き回って」って言われる時もあれば、スッと立ってるだけくらいの時もたくさんありますし。最初は「大人しくしてて」って言われても、動いてみたら意外と「そっちもいいね!」ってなったりする時もあるので、その場の温度感や空気感に合わせながら判断してます。



やっぱり客観視は大事にしていきたいです。


――“アリスムカイデ”として現場に呼ばれることもあるとのことですが、ご自身が考える“アリスムカイデらしさ”とはどんなものだと思いますか?


何でしょうね。あんまり自分では決めたくなくて。例えば私、最近まで笑顔をNGにしてたんですよ。“笑わない”とか“クール”とか“強そう”ってイメージはもともとあるんですけど、お仕事を始めた当時はそういう感じのモデルさんってあんまりいなかったので、そのキャラ設定で行けば「この穴ならイケるな」って気はしたんですよ。


そのうち「アリスさんってミステリアスだよね」って言われたりすることで、周りからの“こうあってほしい”っていう要素を見つけるようになって。「じゃあ、それは私に合ってるんだな」って思って、そっちに寄せていったりしてるんです。


――では“素の自分がどうであるか”よりも“何を期待されているか”に重点を置いていると。


結局「私、本当はこういう人間だから」なんていうのはすごくしょうもない話だと思って。「分かってよ」って言うなら、「分かるように行動しろよ」みたいな。そう思ってほしいなら、そうあるべきだなって思うし、私に対してそういう印象が多いなら、そっちに行くほうが合ってるんだなって思うので、やっぱり客観視は大事にしていきたいですね。



――アリスさんはフリーになってからのセルフプロデュースがかなり巧みだと思うのですが、「この枠だったら入っていける」というように細かくプランを立てながら、今の“アリスムカイデ像”を作られたのでしょうか?


そうです。上京して来た時には雑誌やテレビくらいしか知らなくて、モデルというといわゆる“赤文字系”のイメージしか持ってなかったんですよ。でも東京で過ごしながら、東京コレクションやいろいろなものについて知るうちに、それだけじゃないんだなって分かって。そこで、いかに顔面がカワイイかで勝負が決まる芸能系のモデルには、私はなれないなって思ったんですよ。


だから「じゃあ個性でいけば、どこかでイケるかもしれない」ってことで、事務所を辞めてすぐの頃は、よく原宿を歩いていました。字面だけでもインパクトがあって覚えやすいように”アリスムカイデ”という表記にして。古着系・姫系・OL系っていう感じで1日ごとに服のテーマを決めて、その日どれだけ声をかけられたかや、スナップに載った回数、掲載されたスナップにどれだけ反響があったのかっていうのを見たんです。その結果で「じゃあ自分に似合って、評価されるのはこれなんだな」っていうテーマに、服装も寄せていったりして。


――すごいですね。そこまで戦略を持ってモデルをされてる方って、なかなかいないのではと思うのですが。


でも、それはきっと、私が売れたいわけじゃないからだと思うんですよ。「生まれ持った自分で、どこまで楽しくやっていけるか」がメインだからこそ、そうやって考えられるのかなって。



――では“自分だけのカラーを出していきたい”というよりは、“自分に期待されるものを探っていきたい”という感じなんでしょうか?


そうですね、そこが私が一番伸ばせるところだと思ったので。それに「売れたい」「自分を愛してほしい」って思いながら仕事をするんだとしたら、きっと売れても売れても満たされない思いを抱えることになるんじゃないかと感じてるんです。だからそれよりは“アリスムカイデ”としてお仕事をして、性格が悪いとか、わがままとか、そういう甘ったれた部分なんかはプライベートで愛してもらえるように生きるべきだなって。


“アリスムカイデ”は作り上げたものですけど、それは全然ウソじゃなくて、私の一部なんですよね。だから“アリスムカイデ”でいることは辛くないし、本当の自分なんてものは「この人から愛してもらったら満たされるな」って思う人から愛されていたら、それでいいなって思ってます。


――“アリスムカイデ”の部分も、アリスさんの外側にあるのではなくて、内側にあるものなんですね。


キャラを本当に作ってる方って苦しそうだなって思っちゃう部分もあるんですよね。クールで大人の女みたいなキャラの人でも、ライブとかで実際に見ると「絶対そうじゃないな」って感じたり。そういうのって、しゃべり方とか、ちょっとした手の動きとかで分かっちゃうものだから、じゃあ私はかわい子ぶりっ子キャラは多分無理だ、バレるなって思って(笑)。だから、自分に無理のない範囲でキャラを作りました。



「私、アリスムカイデに引っ張られてたな」って気付いたんです。


――最近では笑顔も出すようになったとのことですが、そこは解禁されたのでしょうか?


はい。もう笑わないキャラに飽きちゃったのと、“アリスムカイデ”での目標はもうある程度達成したなと思ったので。この先、クール・笑わない・ミステリアスっていうこれまでみんなに持ってもらっていたイメージを、壊しながらもその印象を残しつつ、愛してもらうにはどうしたらいいかなと。それを探るという、次の挑戦をしようかなと思っています。もうお分かりかと思うんですけど、素はもう全然クールじゃないし、うるさいだけなんで(笑)。


――明るい方だなって印象です(笑)。


あはは! 昨年『未確認フェスティバル』(※)のMCをさせてもらった時、作家さんに「いや、アリスはツッコミとかクールとかじゃないから」「全然ボケだし、バカだし、元気にやってくれ」って言われたんですよ。「あれ?私、芸人だったかな?」って(笑)。その言葉がきっかけで、半年間めちゃくちゃ自由にやらせてもらって、それで「私、アリスムカイデに引っ張られてたな」って気付いたんですよ。その時に(“アリスムカイデ”ではない)自分のことを思い出して、この部分も出していこうと思ったんです。


(※TOKYO FM『SCHOOL OF LOCK!』と、インディーズおよび新人アーティストの活動支援サイト『Eggs』による10代アーティストのための参加型音楽フェスティバル)


――では『未確認フェスティバル』ではけっこう素のままで出演されていたんですね。


すごく頭が悪かった(笑)。もう「イエーーーイ!」「楽しい!サイコー!」みたいなことしか言ってなかったですね。配信を見てくれた人の中に「めっちゃ笑うじゃん」とか「あれ、そんなんだった!?」って思った方も、けっこういらっしゃったんじゃないかとと思います。



2人ともいつも通りにこなしただけで、何にも考えてないんですよ(笑)。


――では次に、ミュージックビデオ(MV)のお仕事についてもうかがいたいのですが、まずモデルという静止画のお仕事から、ミュージックビデオという動画の世界に足を踏み入れたきっかけは何だったんでしょうか?


そもそもは、DJとして関わった音楽イベントの出演バンドさんからオファーをいただいたのが始まりで、MVに出るようになりました。DJは最初は趣味でやってたんですけど、最近ではお仕事でもやらせてもらっていて。


――アリスさんというと、うちだゆうほさんと出演されたフレデリックの「オドループ」を連想する人が多いと思うのですが、出演の経緯はどのようなものだったんでしょうか?


「オドループ」より前に、空想委員会「八方塞がり美人」のMVに出演したんですけど、その監督をされた方がスミス(※)さんで。私、スミスさんが撮ったフジファブリックの「銀河」のMVが好きなので、撮影の時に「『銀河』好きなんです。私も踊りたいな」ってご本人に伝えたんですよ。まぁ覚えてなかったらしいですけど(笑)、たまたまその後に「オドループ」のオファーをいただいて。


(※2000年から活動する映像演出家。ケツメイシ、indigo la End、miwaなどのミュージックビデオを手がけている)


【MV】空想委員会「八方塞がり美人」

――踊ってほしい監督と、踊りたいアリスさんで、偶然意見が一致したんですね(笑)。あれはやはり、クールな感じでというディレクションがあったんですか?


そこについては特に指示はなかったですね。「踊って」って言われたから、踊っただけです。あのMVが話題になった時に「何で2人とも不機嫌そうな顔をしてるんだ」って言われたんですけど、2人ともいつも通りにこなしただけで、何にも考えてないんですよ(笑)。当時の私たちは東京コレクションなど完全にファッション寄りの仕事をしていたので、仕事中に笑顔を作ること自体がなかったんです。その流れのままでやったので、はたから見たら「何で不機嫌そうな顔なんだ」ってなったんでしょうね。


【MV】フレデリック「オドループ」

――あの表情にはそんな理由があったんですね。ちなみに、動きはうちださんと考えたんでしょうか?


「適当に動いてくれ」って言われて、いくつかやったんですよ。それをスミスさんが組み合わせてまとめてくださって、あれになりました。ほかのMVでもスミスさんが全部振り付けをなさっているそうですよ。


――現場で出来あがっていくんですね。絵コンテがあったりするのだと思っていたので意外でした。そういったダンスや「八方塞がり美人」での分身など、MVではユニークなことをされているイメージがあるんですが、特に何か印象に残っているエピソードはありますか?


「八方塞がり美人」の時には、(分身している数だけ)1人分ずつ順々に撮ったので、すごく時間がかかって。でも、あそこから始まった気がしているので、今でも大事な作品なんですよね。スミスさんにもすごく感謝しています。


あとは、先日9mm(=9mm Parabellum Bullet)さんのMVにも出演させていただいて。私、高校生の時にコピーバンドを組んでたんですよ。特にどのバンドのコピーってわけではなかったんですけど。その時に9mmさんの曲も頑張って練習して、みんなで演奏したりしていたので、すごく感慨深かったです。「こんな日が来るんだ」と思いましたね。



――オファーが来た時には嬉しかったでしょうね。


もう、びっくりしました。その時になおさら、好きなものからお仕事をいただくということが、私にとってはすごく幸せなことだなって思いました。


――好きな音楽に関われる仕事ということで、ミュージックビデオに特化した“MV女優”を名乗ろうと思われたんですか?


あ、全然そんなことなくて。MV女優っていうのはネタなんですよ。そんな職業、この世にないです(笑)。たしかMVに出るようになった最初の1年で、10本以上に出たんですよね。公表してないものも含めたら、多分20本くらい。当時はTwitterも頑張っていたので、発信しやすい自分だけの肩書きがあったらいいなと思って。それで、“MV女優”っていう、ちょっといかがわしい匂いのするワードをおふざけで作ったんです。だから、職業っていうよりは“独自の肩書き”みたいな感じですね。


――では、アリスさんとしては、MVのお仕事もモデルやDJと同じように、自分の仕事の中のひとつという感覚なんでしょうか?


そう、全然ほかの仕事と変わりないです。高校生の時にめちゃくちゃ“PVごっこ”してたんで。あの、すごく晴れた日に自転車に乗ってて、そこでいい音楽が流れると「私、主役」みたいな感じになる、あれです(笑)。寒い日にセンチメンタルな曲が流れて、さらに雨が降ったりしててもいいですね。そうやって“PVごっこ”してましたし、MVはもともと見るのが好きだったんです。MVがないと好きになってない曲もたくさんあるし。そういう面では、MVは好きな仕事ではありますね。



――今はYouTubeなどでMVを見て楽曲と出会うことも多いと思うので、そのきっかけに携われるのは嬉しいですよね。


そうですね。曲だけ聴いてもそんなに好きじゃなかった曲が、MVによって歌詞の意味が分かってすごく好きになったことがあるので。「どうしたらこの曲のMVを1人でも多くの人に見てもらえるか」っていうのは、よく考えます。


――モデルのお仕事の時と同じように、“アリスムカイデ”として呼ばれているのか、そうではないのかというのは、MVの撮影の時もやはり考えるんですか?


考えますね。MVの時のほうがより考えるかもしれない。バンドのカラーや曲のカラー、監督の撮るものの雰囲気に合わせたり。ちょっとした表情や、力が入ってるか抜けてるか、仕草ひとつでも全然変わってくると思うので。顔がよく見えるカットなど、“アリスムカイデ”として呼ばれている時には表情にもすごく力が入ってる気がします。


――「オドループ」は表情がすごく強いですよね。一方でトビウオの「GravityDays」はふわっとした雰囲気だなと感じました。ラストの笑顔が印象的で。


トビウオさんは、ちょうど私が笑顔を解禁するかしないかのタイミングでオファーをくださったんです。「今までにないふわっとしたアリスさんを見せたい」ということで、「よかったら最後、めっちゃ笑顔で終わってくれませんか?」って言われて。トビウオさんとの出会いは「未確認フェスティバル」だったので、それこそ繋がりもあるしいい話だなと思ってお受けしました。彼らの楽曲って、幅広くみんなに好かれるタイプの音楽だと思うんですよ。だから、見てもらった方から「奇抜な子が出てるな」と思われないように、普通の女の子でいようと心がけましたね。


【MV】トビウオ「GravityDays」

それから、何年も前に撮ったMONTBLANCの「Wonder Love」では「普通の恋する女の子をやって」って言われて。めちゃくちゃ難しかった!(笑) 恋する女の子がチョコレート作りをするっていうストーリーだったんですけど、スーパーの袋を持って歩きながら「チョコレート、どうしよう」なんて私は考えたこともなかったんですよ。「あれを作ろう!」って即決するタイプだし、「チョコあげて大丈夫かな」なんて不安も感じたことないなぁって。


【MV】MONTBLANC 「Wonder Love」

いつもの自分に近いほうが、やりやすさはあるし、楽しさも追求できる感じはあるんですけど、役作りができることも嬉しいんです。「“普通の恋する女の子”って何だろう?」って考えて、「こんな時、どういう顔をする?」って想像したりするのは、とても楽しいので。



MVを見て抱いていたクールな印象とは裏腹に、終始気さくで元気に取材に応じてくださったアリスさん。「モデルとは商品に合った“最高のハンガー”」という名言から、“MV女優”という肩書きはそもそもネタだったという意外な真相まで聞かせてくださいました。後編では、ご自身のブランドや、今後の目標についてもディープに伺っていますのでお楽しみに!


インタビュー後編はコチラ


取材・文:古原孝子
Photo:高村 勇一郎


【プロフィール】
アリスムカイデ
高校卒業と共に何のアテもなく上京。
事務所に所属しドラマ、映画を主とした芸能活動を開始するがモデルとしての活動がしたかったためフリーに転身、再始動。 独自のキャラクター性とスタイルを自らプロデュースして売り込み、現在では日本のファッションからカルチャー系のモデルとしてショーやスチールの撮影はもちろん、自身の音楽愛が届き20本を超えるミュージックビデオへの出演、DJ、MC、インタビュアーとしての活動、さらには「モードとファンタジーとロックミュージック」をテーマにプロデュースブランドを立ち上げるなど活躍の場を広げている。ニューエイジ・ヒロイン。


“MV女優”を掲げるモデル・「アリスムカイデ」が巻き起こすスーパー・ポジティブ・タイフーン(後編)【クリエイティブなヒト vol.04】
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