暑いし……バカンスに沖縄へ行きたいけど……暇もないし……お金もないし……。なんて方にオススメなのが沖縄フード! 南国を感じる沖縄の雰囲気たっぷりの料理をご紹介します。自宅で作ってみるもヨシ、食べに行くもヨシ、なローカルフードで夏を楽しみましょう。

ほどよい苦味がやみつき! 『ゴーヤチャンプルー』




「チャンプルー」は「混ぜる」という意味。他にも「そーめんチャンプルー」などがありますが、今回は『ゴーヤチャンプルー』をご紹介します。今や定番の家庭料理ですよね。

夏野菜のゴーヤには、ビタミンCやK、葉酸が多く含まれており、栄養価が高く、夏バテした時のメニューとしてもとってもおすすめ。

苦みが苦手な人は、調理時にゴーヤのワタを取ってから薄くスライスし、塩もみしてからレンジで1分温めると苦みが取れます。お試しあれ。

<作り方>豚バラ肉…100g、ゴーヤ…1本、木綿豆腐…1丁、卵…1個、めんつゆ…小さじ2、塩…適量、コショウ…適量、ごま油…適量 

①ゴーヤを縦半分に切ってワタと種を取り除き、薄くスライスします。
②ゴーヤに塩もみしてからレンジで1分温め、苦みを取ります。
③フライパンにごま油を入れ、水切りして好みの大きさに切った木綿豆腐、ゴーヤをそれぞれ取り出しながら順番に炒めます。
④次に、切った豚バラ肉を炒め、色が変わってきたら、③をフライパンに戻します。
⑤溶き卵を回し入れ、めんつゆ、塩コショウで味を調え、炒め上がれば出来上がり。


沖縄そばの代表格『ソーキそば』



沖縄といえば、沖縄そば! スタンダードな豚の三枚肉「ラフテー」を乗せたものや、豚足を乗せた「テビチそば」などがありますが、今回は『ソーキそば』をご紹介します。

「ソーキ」とは豚のあばら骨の部分のお肉を甘辛く煮込んだもの。沖縄そばの麺は、一般的な蕎麦とは違い、小麦粉のみで作られています。うどんとも違う、モチモチした独特の食感で、出汁の利いたスープは意外とあっさり味。本場の沖縄県には名店が多数あるので、ガイドブックなどで見たことがある方も多いかもしれませんね。

現在は通販などでもソーキと麺のセットになっているものが手に入りますので、手軽に沖縄の味が楽しめます。トッピングには紅ショウガとネギ、かまぼこをプラスして、より本場の味に近づけてみてください。

<作り方>麺…1袋、ソーキ…2個、沖縄そばスープの素(または鶏がらスープの素+だしの素)…大さじ2、かまぼこ、ネギ、紅ショウガ…お好みで 

①トッピングの具材を好みの大きさに切り、準備しておきます。
②鍋にたっぷりの湯を沸かし、麺をゆでます。
③器にスープの素を入れ、別で沸かしたお湯を注ぎます。
④③に茹で上がった麺を入れ、トッピングを乗せれば出来上がり。


沖縄県民のソウルフード『タコライス』



一風変わった沖縄の味、『タコライス』! 元々はメキシコ料理の「タコス」をごはん(白米)と一緒に食べるようにしたもの。沖縄の金武町で誕生したといわれているアレンジ料理なのです。

「タコス」をアメリカ人好みに食べやすくし、そこに日本人のレシピが加わり誕生しました。一説では、飲食店のまかない料理だったともいわれているようです。

スパイシーに味付けし炒めたひき肉に、チーズ、サルサソース、レタスなどをごはんの上に盛り付けるという、実は男子でも簡単に作れちゃうレシピ。是非、作ってみてくださいね!

<作り方>ごはん…1膳分、牛ひき肉…350g、サルサソース…100g、レタス…4分の一個、ミックスチーズ…50g、にんにく…1片、しょうゆ…大さじ2、酒…大さじ2、砂糖…大さじ1、オリーブオイル…適量 

①洗って水切りしたレタスを食べやすい大きさにちぎっておく。
②フライパンにオリーブオイルとスライスしたにんにくを入れ、炒めて香りが出てきたら、牛ひき肉を入れてさらに炒めます。
③色が変わってきたら、酒、しょうゆ、砂糖で味付けをします。
④皿にごはん、レタスと③、ミックスチーズとサルサソースを盛り付ければ出来上がり。

調理・撮影:よっさん

まとめ


いかがでしたでしょうか。今回は南国気分を味わえる沖縄料理を3品、オリジナルの簡単レシピとともにご紹介しました。専門店へ食べに行くもヨシ、自宅で作ってみるもヨシ、の美味しい沖縄料理。他にもたくさんある南国の郷土料理を味わって、体力をつけてテンションをあげて、暑い夏を乗り切りましょう!

<ライター>

よっさん
美容師免許保有のアロマテラピーアドバイザー兼キャンドルアーティスト。動物占いはシルバーのペガサスです。日々、SNSを駆使して、ちょっぴり楽しいことを探しています。

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