あなたの声は、どんな声ですか?鈴を転がすような優しい声?ハスキーで涼やかな声? 声や話し方には、性格が出ると言われます。あなたは、どんな声で、どんな話し方をする人でしょうか?

今回は、「声を鍛えるトレーニング」、ボイストレーナーの、あべよしみさんに、そんな“声”についてのお話を伺いました。

声は、その人の最初の印象を決める



誰でも、素敵な声に憧れますよね。でも、本当に大事なのは、声そのものではなく、声の出し方や、話し方なのかもしれません。自信のある人は、力強い声で堂々と話すでしょうし、優しい人は、柔らかい声でゆっくりと話すでしょう。

つまり、「声」や「話し方」で、その人の最初の印象が決まってしまいます。面接や、会社でのプレゼンテーションも、挨拶や、お辞儀ひとつで、受ける印象が変わるのです。

声は、「鍛え」て、「育て」て、「磨く」もの



ボイストレーナーの、あべよしみさんは、個人レッスンの他に、専門学校のビジネスマナー講師もされていて、就職の面接に必要な所作や、お辞儀の仕方を教えています。

彼女の指導は、ただ単に面接のためだけではなく、まずは、声の基礎である身体作りから始めます。体幹トレーニングやストレッチ、正しい呼吸法と姿勢を身につけて、声を鍛え、育てるのです。

個人レッスンは、まずカウンセリングから



あべさんの個人レッスンには、決まったカリキュラムはありません。カウンセリングから始めて、相手のニーズに合わせるのです。

「就職(進学)の面接のため」や、「プレゼンや、スピーチ対策」など、目的がはっきりしている人は、短期間のボイストレーニングを受けて、それぞれの目的のために備えます。

しかし、主たる目的がない人、心に傷を負って、話すこと自体が嫌になった人もいます。それでも受講者たちは、心のどこかで、「変わりたい」と望んでいるのです。

あべさんは、自分自身が過去にいじめに遭った経験から、話すことが苦手な受講者の心に寄り添い、無理強いせずに耳を傾け、じっくりと話を聞きます。

彼女自身、自分の過去を振り返って、自分の声で、きちんと考えや想いを話すこと、そのことに自信を持つことで、生きる力が違ってくると、信じているからです。

演劇に朗読、「声」で表現するスペシャリスト



あべさんは、静岡の演劇人で、ボイストレーニングのレッスン場である「演劇研究所」のスタジオや、他のさまざまな場所で、時に、一人芝居や朗読をされています。その影響もあってか、受講者には、役者や、オペラを演っている方などもいます。

最初、子供の受験面接に役立つように、と訪れた親子が、子供が無事、受験に合格してトレーニングを終了した後も、お母さんの方が興味を持ってトレーニングを続け、今では、あべさんの主催する「朗読の会」に参加するまでになった方もいます。

育てた声は、磨けばもっと魅力を増し、トレーニングを続ければ「表現する」ところまで引き上げることが出来るのです。

自分に自信を持つための第一歩



お辞儀や挨拶は、自分を表現する最初の扉。一期一会の機会に、自分を存分にアピールするためには、自信を持つことが大切です。

面接などで自信のある声でハキハキと受け答えが出来たらどんなにいいか・・・とお思いの方は、一度、ボイストレーニングを受けてみてはいかがでしょうか。自信を持てば、相手に伝わる印象が変わるかもしれませんよ。

【あべよしみさんプロフィール】

愛知県出身。
山崎欣太氏に師事し、三人の子育てをしながら多くの舞台を経験する。
国際ことば学院日本語学校講師として、現在までに1500人以上の留学生に日本語の発音指導する経験を持つ。
スタジオ「演劇研究所」にてボイストレーニングと話し方の個人レッスンをすると同時に複数の朗読グループを指導し、ビジネスマナーとボイスレッスンを併せた企業・団体研修も行っている。

<ブログ>
http://ameblo.jp/tsuyoshi7227/


【スタジオ演劇研究所】
静岡市葵区秋山町27-15
ボイストレーニング 朗読・話し方指導
 

<ライター>

猫たぬき
時に、舞台の脚本を書くシナリオライター。趣味、主婦業。静岡に住み始めて十年以上経つのに未だ関西弁が抜けない生粋の関西人。いつまでも新鮮な目で静岡を見つめ、楽しくおもしろい記事を綴っていきたいと思います。

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