ドーモプラスがブレイク期待のアーティストを定期的に紹介! 今回は6月28日発売のシングル『チェリー』でメジャーデビューした“グッバイフジヤマ”のインタビューをお届け! 後編では、「チェリー」の期間限定生産盤付属5曲入りmini Albumの話からレアなアルバイトトークまで、さまざまなお話をうかがいました。

――今回の「チェリー」の期間限定生産盤に付属されている5曲入りmini Albumのコンセプトはなんですか?

高原:コンセプトがあって、それに曲を寄せたっていう感じではないですね。シンプルにいうと「いま聴いてほしい曲を集めました!」。

中山:“チェリッシュ!”と“Hallelujah!”はCDを発売するにあたり作った曲なんですけど、他はもともとあった曲ですね。ずっと入れたいなと思ってた曲を、やっとCDに入れることができました!



――各楽曲についてお伺いしたいのですが、まず“チェリッシュ!”についてお話を聞かせてください。


中山:実は今回の“チェリッシュ!”って2代目なんですよ。この“チェリッシュ!”の前に、全く別の“チェリッシュ!”があったんですけど、それは没になっちゃって。本当はその曲を、“チェリー”のカップリングにしようと思ってたんです。大人の方にバカっぽい曲を提案されたので、そういう曲を作ったらバカすぎたみたいで(笑)。

それで作り直したのが、今回収録されてる“チェリッシュ!”。一緒なのは曲名だけで、メロディーも歌詞も全く違う曲になりました。新しい“チェリッシュ!”を作るのに残された時間は2週間しかなくて、しかもツアーと被ってて。危うく他の曲になりかけたんですけど、ある時ポンってできたんです。最初の曲が没になったので不安だったんですけど、2曲目にしてOKがでてホッとしました。

――“チェリッシュ!”はMVも作られてますが、そちらにも拘りがありそうですね。

中山:今回のMVではグッバイフジヤマの男性ファンにエキストラ出演してもらってるんです。うちのバンドって女性ファンが多いので、そのアンチテーゼの意味も少し込めて(笑)。もうちょっと男性ファン増えて欲しいんですよね。もう1つの拘りは、MV自体がTHE BEATLESの“A Hard Day’s Night”っていう映画のオマージュになってるところです。

高原:“A Hard Day’s Night”の中でTHE BEATLESのメンバーが、大量の女の子に追いかけられるんですよ。それは演出ではなくてファンだと思うんですけど、そのイメージに寄せてます。

中山:チェリッシュの初めに<I wanna hold you hands>って言ってるんですけど、それもTHE BEATLESに寄せた演出ですね。



――もう1つの新曲が“Hallelujah!”ですね。

中山:“Hallelujah!”は、今までにない前向きな歌詞になってます。いつも無意識に歌詞が後ろ向きになっちゃうので。出来上がってみて、自分ではなんか変な感じがしましたけどね(笑)。

――それは普段の曲づくりとは違って、意図的に作りこんだ曲ですか?

中山:そういうわけではないです。「こういう曲にしよう!」って意識してると、そういう曲になるんですよね。歌詞も吟味しないので、たまに意味がわからないようなものもあるんですけど、自分がわかればいいかなって(笑)。

――なるほど。そして、他の収録曲はもともとあった3曲ですね。

高原:そうですね。“いつも飛んでる♪”と“海辺のまちのカーニバル”は、僕がグッバイフジヤマに入る前からあった曲。なんなら500円くらいで買った、“海辺のまちのカーニバル”のデモ音源持ってるもん(笑)。

中山:“いつも飛んでる♪”はインディーズデビューの曲だね。今回はやっとそれを再録できた。加入が遅かった星美が全部の曲を叩けたらいいなっていうのもあったので、その2曲をチョイスしたっていうのもありますね。

――“ひみつのなつやすみ”に関してはいかがですか?

中山:“ひみつのなつやすみ”は2014年、星美がまだサポートだった時にできた曲ですね。その頃バーッと曲ができたのもあって、気づいたら後回し。本当はもっと早く音源化したかったんですけど、グッバイフジヤマにしては真面目すぎる歌ものなので候補から外れてたりして。ライブでも2回しかやったことないです。

高原:中山は弾き語りでたまにやってたけど、僕らは曲を思い出すためにスタジオでやるくらい。今までいれどころがなかったので、ようやく収録できて嬉しいです。



しなくてもいいアルバイト。働くことの魅力って?



――さて、ここからDOMOらしいことをお伺いできたらと思うのですが、みなさんはどんなアルバイト経験がありますか?

高原:スタジオとか。過去だとドラッグストアや塾講師かな。

小島:僕は初めてのバイトがファーストフードでした。

中澤:一緒!

中山:そういえば高校生の頃はテレアポやってました。全然真面目にやってなかったので、よくあれでお金をもらえてたなぁ。3か月やったけど、結局1件もアポとれなかったもん(笑)。



――いままでアルバイトをしていて楽しかったことやよかったことってありますか?

中山:大学生の頃してた居酒屋のキッチンは楽しかったなぁ……。ホールの女の子が可愛い子ばかりで最高でした!!

高原:僕は塾の先生かな。大学入学と同時に、小学生から高校生まで通ってた個人塾で働き始めたんですけど、あれは楽しかった。そこで働き始めてから、自分は人に物を教える才能があるかもしれないと思い始めましたね。今もドラムの先生や家庭教師をやってますし。

中澤:んー、アルバイトしてて楽しかったことはないかもなぁ(笑)。ただ引っ越しのバイトに関しては、自分が無理なことを知れたからよかったと思ってます。アルバイトって色々経験できるし、その中で自分の得意・不得意を認識できるから大切だと思うんですよね。無理なことを頑張ってできる人もいるけど、無理なことは無理な人も間違いなくいるし。そういうことって就職とかにも通じてくると思うから、無理をわかっているのは大切かなって。好き好んで無理する必要はないじゃないですか。

小島:僕もいろんなバイトをやりましたね。その中で「これが楽しかった!」っていうのはパッと思いつかないけど、人との繋がりを増やせたのは良かったです。バイト先は点々としてたけど、どこのバイト仲間もライブに来てくれたり連絡をくれたりするんですよ。高校の頃のバイト先の人も、専門の頃のバイト先の人も。バイト仲間っていいなって感じる瞬間ですね。

中山:思い出に残ってるバイト先といえば、焼き肉屋さんじゃないの(笑)?

小島:高校生の頃のバイト先ね(笑)。当時の僕は髪が短くて、いわゆるジャニーズ系だったんですよ。奥様方が僕目当てでご飯を食べにきてくれたこともあったくらい。自営業の焼肉屋さんで、店長さんも奥さんもすごいよくしてくれて。娘さんも一緒に働いてたんですけど、僕の1つ年上だったんです。ホールの先輩で「接客楽しいな」なんて思ってたら、気づいた時には彼女と付き合ってました(笑)。僕にとって初めての彼女。もう連絡とることもないですけど、お店にはたまに食べにいきます。淡い記憶がよみがえる思い出の場所の1つですね(笑)。



静岡が生んだプライベートとバンド活動が繋がった瞬間



――DOMOは静岡県をメインとしたメディアなのですが、みなさんにとって静岡ってどういうイメージですか?

高原:実は、ばーちゃんの家が浜松にあるんです。小さい頃から年に2回くらい遊びに行ってたので、初めてライブで浜松に行った時は変な感じがしました(笑)。いつもばーちゃんちに行くインターチェンジを降りて、よく知った道をいつも行かない方向に行って。今までのプライベートな人生とバンド活動が繋がったような不思議な感覚がありました。年末年始は遊びに行くので、僕は静岡に愛着がありますよ。

中山:僕は山梨出身なので、静岡は結構身近ですね。僕らにとって1番近い海が静岡なので、夏はよく行ってましたね。大学時代に健介と他の友達と海に行ったんですけど、健介が水着を持ってなかったんで他のメンバーで水着を買ってあげたんですよ。ただ買ってあげる代わりに、普通じゃないのにしようっていう話になって(笑)。

中澤:なぜだか子供用の水着しか売ってなくて、トランクス型の子供用水着を買ってもらったんですけど、僕が履いたらブーメラン水着になっちゃって(笑)。

中山:ポロリというかモロリだったよね(笑)。めっちゃ見てる人がいて、すんげぇ笑った覚えがあるわ。

高原:海もいいけど、浜松の良さはなんといっても近さだよね。やっぱりツアーってなると大阪・名古屋・仙台が主になるんですけど、それと比べると浜松は本当に近い! 「もう着いた!!」って感覚になるもん。浜松と静岡で距離はだいぶ違うけど、思っていたよりも気軽に行けるんだなって。

中山:もっとライブしたいよね。浜松でライブすると名古屋から見に来てくれる人もいるし。バンド名もフジヤマなので(笑)。「富士山は、静岡のものですよ!」ってアピールして静岡の人とは仲良くしていきたいですね。



人生の先輩グッバイフジヤマが教える大学生活をよりよくする秘訣



――それでは最後にドーモプラス世代の学生さんに向けて、メッセージをください。

中山:とりあえず、サークルに入れですかね。僕がサークルに入り損ねて、バンドを4年間やれなかったので。

高原:いま頑張ってる学生さんは、そのまま頑張ってください。いま頑張ってない学生さんは、頑張ってください。大学生って、人格が形成される最後のチャンスだから。中学・高校で形成された人格が大学で決まる。そこから変わる部分って、ほとんどない。いま頑張れる人にならないと、一生頑張れないよ! なんとなく同じランクにいそうな友達も、実は頑張ってる。卒業してから「俺だけ何もない!」ってなる前に、頑張れる自分を手にした方がいいですね。頑張れるようになると、頑張った方が楽しいことに気づけると思う。

中山:大学生の時に動ける人にならないと、そのままずっと流されて生きることになるもんね。あとは頑張る頑張らないじゃなくて、色んなことを楽しんだ方がいいです。外に出て得たものだけが、自分の未来に繋がると思うから。家で YouTubeを見たりダラダラ過ごしてるだけじゃ何も起こらない。

高原:っていう、わりと部屋の中で YouTubeを見てた人の理想論です(笑)。あとは「友達を大切に」って感じかな。初めてのお酒を一緒に呑むことになる友達だから。

中山:そう考えると、やっぱりアルバイトって大切だよね。頑張る自分を形成することにも繋がるし、友達もできるし。「自分には向いてない」とか決めつけずに、色んなアルバイトを経験してみたらいいんじゃないかな。新しいことに取り組むことは、自分の可能性を広げてくれるから。



「決断をする」ということは、とても勇気がいることです。きっとあなたも答えのでない迷いの1つや2つは持っていることでしょう。それは決して悪いことではありません。しかし、多くの人がなかなか行動に移せずに立ち止まってしまうからこそ、グレーのない思い切った行動ができる“グッバイフジヤマ”は強いのだと思いました。

遊びから始まったバンドは「自分のやりたいことをする」という決断をし、「自分のことを信じること」を7年間続け、メジャーデビューをつかみ取ったのですから。鬱屈した世界をポップに伝えることで、ネガティブをポジティブに彩った独特な空間を作り出すグッバイフジヤマ。幸せが充満する彼らのライブに、ぜひ足を運んでみてください。


取材・文:坂井彩花
Photo:れい。

【プロフィール】

グッバイフジヤマ
I WANNA KILL YOUR BOREDOM MUSIC!!!
2012年夏、東京都にてグッバイフジヤマとして活動開始。2014年に今の4人編成になる。全国のライブサーキットやフェスに出演しながら全国区に活動を広げる。
2014年「RO69JACK2014」に入賞、サマソニのオーディションでは寺岡呼人賞を勝ち取り「サマーソニック2014」に出演。その間出演したサーキットイベントでは入場規制も続出、ワンマンライブもソールドアウトとなる。
さらに2015年にはRISING SUN ROCK FESTIVALにも「RISING★STAR」に選出されて出演、9月にはLadder Recordsよりミニアルバム「スイートセブンティーン」をリリースする。
2017年6月、インペリアルレコードよりメジャーデビュー。
リスナー & 音楽業界関係者にも好評価を受けながら、バンドは日々精進中。

【LIVE】
メジャー1stシングル「チェリー」レコ発ツアー『ウィー・アー・(ノット)・チェリーボーイズ!』

8/17(木)大阪心斎橋Pangea
w/ドラマチックアラスカ、ナードマグネット
18:30/19:00 ¥2500+1d

8/18(金)名古屋新栄CLUB ROCK’N ROLL
w/ドラマチックアラスカ、みそっかす
18:30/19:00 ¥2500+1d

8/21(月)下北沢SHELTER
w/ザ・チャレンジ
19:00/19:30 ¥2500+1d

8/22(火)下北沢SHELTER
w/SAKANAMON
19:00/19:30 ¥2500+1d


「グッバイフジヤマ」公式ホームページ



【リリース情報】

6/28発売
メジャー1stシングル「チェリー」
※期間限定盤は5曲入りミニアルバム「チェリッシュ!」付きの2枚組!



【MV】「チェリー」


【MV】「チェリッシュ!」


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「グッバイフジヤマ」インタビュー 日常を捨て掴んだメジャーデビュー。後悔しない人生を送るために必要なこと。【前編】
http://domonet.jp/plus/post?id=339

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