静岡の浅間通り商店街で4月に開催された「廿日会祭大道芸」。
日中は日本全国から集まった大道芸人が、歩行者天国の道路で大道芸を披露しています。
露店で売っている焼きそばやたこ焼きを手に持ち歩きながら大道芸を見物出来るのは、廿日会祭というお祭りならでは。
今回は廿日会祭大道芸での、趣向を凝らした企画をご紹介します。
京都と言えば、舞妓さん。舞妓姿体験が出来て、そのまま町をぶらりと散歩出来るサービスも観光客に人気ですね。
今年の廿日会祭大道芸、浅間通り商店街のフジワカ電化さん隣の倉庫を大道芸人自らが改装して作った大道芸の館では、「変身! サムライ・町娘になろう」という企画がありました。
なるせ女剣劇団の十代花蝶さんが、着付けとメイクを施してくれて見事なサムライ・町娘に変身させてくれます。
着姿だけでなく演劇に使用している髪を結い上げたカツラも貸し出してくれるので、変身後はまるで時代劇から抜け出してきたかのような艶やかさ。
その姿で外を歩くと、外国人観光客はもちろん、道行く人々の視線を一身に集めます。
普段着物を着慣れない人でも、こういうお祭りだとちょっとした遊び心でチャレンジ出来ますよね。
女性もそうですが男性はなかなか和装姿になる機会がないので、変身希望のお客様たちはメイクで変わっていく自分の姿に驚きつつも、皆さんとても楽しんでいらっしゃいました。
「町娘」や「サムライ」に変身して大道芸を観るなんて、周囲から浮いてしまうのでは? という心配はご無用。
もちろん、大道芸ワールドカップに出場している芸人もたくさん来ていますが、廿日会祭という歴史あるお祭りに相応しい、「和」の風情が似合う方々もたくさんいらっしゃいます。
北海道から来静したKIRIGAMIST千陽さんは、切り紙パフォーマンスをされる方。
切り紙とは、何の変哲も無い白い紙を使って動物や人、物の形をハサミひとつで切り抜きながら作り上げるパフォーマンスです。
千陽さんは、とても話し上手でお客さんと丁々発止の会話をしながら淀みなくハサミを操り、あっという間に素晴らしい切り紙の作品を生み出します。
東京から来静した岡大介さんは、手作りの「カンカラ三線」で歌う演歌師。
カンカラ三線とは、空き缶を利用して作った三味線のこと。彼が歌うのは明治、大正、昭和歌謡。
古過ぎてわからないとお思いでしょうが、彼の「東京節」や「ノンキ節」を一度聞けば、歌詞が頭の中でリフレインして確実に岡ワールドに引き込まれること間違いなしです。
岡さんは、お祭りの間、流しで商店街のお店を周りながら歌を披露してくれました。
兵庫県から来静したなるせ女剣劇団は、コメディ時代劇の名手。
「変身! サムライ・町娘になろう!」企画を手掛けた十代花蝶さんは、着付けやメイクの腕はもちろんのこと、寸劇でお客さんを笑わせることにかけてはさすが関西芸人。
笑いのセンス抜群な彼女は、大道芸を終えて普通に街を歩いているだけでいろんなお客さんに声を掛けられるほどの人気者でした。
廿日会祭という浅間神社の春の例大祭に協賛して始まった廿日会祭大道芸。
「大道芸」とひと言でまとめてしまいますが、その内容は広くバラエティに富んでいます。
大道芸がない時間に、山車が通るのを間近に観られるのも「お祭り」の醍醐味。
町娘、サムライ姿に変身して昔懐かしい昭和にタイムスリップしてみるのもお薦めです。
次回は、廿日会祭大道芸で出逢った元気な大学生スタッフをご紹介します。
日中は日本全国から集まった大道芸人が、歩行者天国の道路で大道芸を披露しています。
露店で売っている焼きそばやたこ焼きを手に持ち歩きながら大道芸を見物出来るのは、廿日会祭というお祭りならでは。
今回は廿日会祭大道芸での、趣向を凝らした企画をご紹介します。
お祭り気分を盛り上げる、「変身企画」がある、大道芸の館
京都と言えば、舞妓さん。舞妓姿体験が出来て、そのまま町をぶらりと散歩出来るサービスも観光客に人気ですね。
今年の廿日会祭大道芸、浅間通り商店街のフジワカ電化さん隣の倉庫を大道芸人自らが改装して作った大道芸の館では、「変身! サムライ・町娘になろう」という企画がありました。
なるせ女剣劇団の十代花蝶さんが、着付けとメイクを施してくれて見事なサムライ・町娘に変身させてくれます。
着姿だけでなく演劇に使用している髪を結い上げたカツラも貸し出してくれるので、変身後はまるで時代劇から抜け出してきたかのような艶やかさ。
その姿で外を歩くと、外国人観光客はもちろん、道行く人々の視線を一身に集めます。
普段着物を着慣れない人でも、こういうお祭りだとちょっとした遊び心でチャレンジ出来ますよね。
女性もそうですが男性はなかなか和装姿になる機会がないので、変身希望のお客様たちはメイクで変わっていく自分の姿に驚きつつも、皆さんとても楽しんでいらっしゃいました。
昭和の風情漂う、廿日会祭大道芸の芸人たち
「町娘」や「サムライ」に変身して大道芸を観るなんて、周囲から浮いてしまうのでは? という心配はご無用。
もちろん、大道芸ワールドカップに出場している芸人もたくさん来ていますが、廿日会祭という歴史あるお祭りに相応しい、「和」の風情が似合う方々もたくさんいらっしゃいます。
北海道から来静したKIRIGAMIST千陽さんは、切り紙パフォーマンスをされる方。
切り紙とは、何の変哲も無い白い紙を使って動物や人、物の形をハサミひとつで切り抜きながら作り上げるパフォーマンスです。
千陽さんは、とても話し上手でお客さんと丁々発止の会話をしながら淀みなくハサミを操り、あっという間に素晴らしい切り紙の作品を生み出します。
東京から来静した岡大介さんは、手作りの「カンカラ三線」で歌う演歌師。
カンカラ三線とは、空き缶を利用して作った三味線のこと。彼が歌うのは明治、大正、昭和歌謡。
古過ぎてわからないとお思いでしょうが、彼の「東京節」や「ノンキ節」を一度聞けば、歌詞が頭の中でリフレインして確実に岡ワールドに引き込まれること間違いなしです。
岡さんは、お祭りの間、流しで商店街のお店を周りながら歌を披露してくれました。
兵庫県から来静したなるせ女剣劇団は、コメディ時代劇の名手。
「変身! サムライ・町娘になろう!」企画を手掛けた十代花蝶さんは、着付けやメイクの腕はもちろんのこと、寸劇でお客さんを笑わせることにかけてはさすが関西芸人。
笑いのセンス抜群な彼女は、大道芸を終えて普通に街を歩いているだけでいろんなお客さんに声を掛けられるほどの人気者でした。
廿日会祭という浅間神社の春の例大祭に協賛して始まった廿日会祭大道芸。
「大道芸」とひと言でまとめてしまいますが、その内容は広くバラエティに富んでいます。
大道芸がない時間に、山車が通るのを間近に観られるのも「お祭り」の醍醐味。
町娘、サムライ姿に変身して昔懐かしい昭和にタイムスリップしてみるのもお薦めです。
次回は、廿日会祭大道芸で出逢った元気な大学生スタッフをご紹介します。
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