『モアナと伝説の海』で主人公モアナ役の声優を務めた、屋比久知奈さん。世界で初めて開催される「ディズニー・ハワイアンコンサート」にも出演されています。今回、5/14(日)に静岡にて開催されるコンサートの見どころや、映画についての思いなど様々なお話を伺いました。

――まずは映画の話から伺いたいのですが、作品の中で海がとても印象的ですが、海に対してのご自身の思い出はありますか?

屋比久知奈:海は沖縄にいたときに毎日必ず見る景色でしたし、とても落ち着ける場所ですね。生活の一部に海があったので、においとか風とか音とかっていうのは今でも大好きです。私の場合は、海に入って泳いではしゃぐっていうよりも、海の周りを散歩したり、レジャーシートを敷いて星を見たりすることが多かったので、海の音を聴きながらみんなとおしゃべりしたり、家族でゆったりしていたことが思い出深いです。東京に出てきてからは、それが簡単にできなくなってしまったので少し寂しいです。

――モアナを演じられて、モアナ自身から学んだことはありましたか?

屋比久:やっぱり彼女の芯の強さ、ぶれない思いっていうのは、私自身も演じていて勇気をもらった部分ではありました。彼女はすごく周りにも恵まれていて、私自身もそれを感じるので、それを大切に、助けてもらいながらも彼女のように強く進んでいきたいなと思いますね。

――モアナと自分を重ねて、感情移入をしてしまったシーンはありますか?

屋比久:結構ありました。やっぱり海と関わりが強かったので、そういった意味では海に対する思いっていうのは、ちょっと共有できていたのかなと思います。また、島にいるからこそ外の世界が見たくなったり、キラキラして見えるっていうモアナの気持ちはすごく私も分かるので。出たい気持ちも分かるけど、島が好きっていう葛藤もすごく共感する部分がありました。

私自身おばあちゃん子だったので、おばあちゃんとのシーンはすごく重なって。またそのタラおばあちゃんが実際に私のおばあちゃんに良く似ていたので、おばあちゃんとのシーンはすごく私も入り込みやすかったです。負けず嫌いでもあったので、モアナの負けん気の強さもとても共感できましたし、モアナを別の人間として演じるっていう感覚よりも、自分と重なる、リンクするっていう感覚のほうがあったかなと思います。

――オーディションではすごい難関を突破されて、モアナ役に決まったときは、どんなお気持ちでしたか?

屋比久:オーディションは、ただただ楽しかったですね。私の中で気持ちとして、絶対受かってやるっていう意気込みではなくて、正直リラックスして、このいただいた機会を私なりに精一杯楽しもうっていう気持ちだったので。私よりもレベルの高い、技術のある方たちがたくさんいることはもう重々承知の上だったので、せっかくの機会なので思う存分楽しんでやろうと思っていました。テレビで見ている光景に自分がいて、大好きなディズニーの作品にオーディションだけでも関わることができるのが、そのときはすごくうれしかったです。

――今後チャレンジしていきたいのはどんなお仕事ですか?

屋比久:そうですね。やっぱり一番やりたいのはミュージカルなので、ミュージカルの舞台に出演するっていうことが一番大きな目標としてずっとあります。でも、今回モアナ役で声優というお仕事をいただき、新しい世界を見ることができたので、そういった意味ではいろいろな世界を見ることができるように、ちょっと挑戦して自分を磨いていきたいなと思っています。

――学生時代に力を入れて取り組んだことはありますか?

屋比久:私は、大学生になってからミュージカルをやる機会が多くて、学生だけで一から舞台を作ったこともあります。照明、舞台道具、英語で書かれた台本を日本語に訳して、歌も訳して、音源も作ってっていういろんなことを全部自分たちでやれたのは、本当に楽しかったし、今でもすごい素敵な経験だったなと思います。

――同世代の頑張っている学生の方たちに向けて、応援メッセージをお願いします。

屋比久:普段友達と話していて、自分にはこれちょっと向いてないからとか、難しいからって諦めている人もたくさんいて、自分で自分の可能性を否定して抑えてっていうのはもったいないので、興味があることや、やってみたいことにはぜひ挑戦してみてほしいです。

私は無謀にもこうやって東京に出てきて、自分が思っていなかったすごいことを経験させていただけていて、失敗してもやらないよりはきっと何か別のものを学んで、成長につながる要素がどこかにあると思うので。落ち込むだけじゃなくて、それをどう活かすのかっていうように前向きに考えると、失敗さえも活かして生きていけると思うので、ぜひ新しい世界を見ることを怖がらないで挑戦して、一緒に頑張っていけたらいいなと思います。

――今回の「ディズニー・ハワイアン コンサート」では、ご自身で歌われる曲は何曲ぐらいありますか?

屋比久:ソロで歌わせていただくのは2曲で、『モアナと伝説の海』の「どこまでも~How Far I'll Go~」と、もう1曲は英語で、『リロ&スティッチ』という作品の「パイナップル・プリンセス」という曲を歌わせていただきます。

――今回「ディズニー・ハワイアン コンサート」ということですが、ハワイの思い出は何かありますか?

屋比久:この映画の記者発表の場として初めてハワイに行くことができたのですが、そのときに、『モアナと伝説の海』に関連するいろいろなハワイの文化を体験することができたのはとても良かったです。もっと知りたい気持ちになったと思ったら帰国の日になってしまい悲しかったんですけど。今回、またハワイを知る機会をいただけたので、ご一緒できる一流の方々からハワイの文化を学んで、観客の皆さんにお届けできるのが今からとても楽しみです。

――「ディズニー・ハワイアン コンサート」の、見どころを教えていただけますか。

屋比久:今まで聴いたことのあるディズニーの楽曲も多いと思うんですけど、一流のミュージシャンの方やフラのダンサーの方も出演され、ハワイアンテイストにアレンジされているので、またちょっと違ったテイストで聴いていただけると思います。

私の歌う『どこまでも~How Far I'll Go~』も、このコンサートでしか聴けない特別バージョンで歌わせていただくので、ぜひそこも注目して聴いていただけたら嬉しく思います。ハワイもディズニーの音楽のことももっと好きになれるような素敵なコンサートだと思います。

――今回の「ディズニー・ハワイアン コンサート」は、全国7カ所8公演で静岡公演が最終日ですよね?

屋比久:そうなんです。静岡はラストなので、集大成として学んだことすべてをぶつけに静岡に来たいと思います。

――最後に、静岡のファンの方へメッセージをお願いします。

屋比久:このハワイアンコンサートは、歌と踊りはもちろん、司会はキナ&カラニが日本語で行うので、そこからハワイの音楽を知り、踊りを知り、トークからまた新たな一面を知り、ハワイのすべての文化を感じていただけるコンサートだと思います。

地域毎の特別な演出もあって、静岡でも地元のフラダンスを習っている子どもたちも出演します。ハワイの空気に浸れて心地良さを感じていただきながら自由な気持ちで楽しんでいただける、本当に子どもから大人まで楽しんでいただけるようなコンサートだと思うので、家族で来てもらっても素敵な気持ちになって帰っていただけるんじゃないかなと思います。



映画「モアナと伝説の海」についてや「ディズニー・ハワイアン コンサート」の見どころなど、様々なお話をしてくれた屋比久さん。キラキラとした笑顔がとても素敵で、コンサートにかける意気込みがとても伝わってきました。ぜひ今週末の「ディズニー・ハワイアン コンサート」で生の歌声を堪能してみてください。

取材・文・撮影:ドーモプラス編集部

ディズニー・ハワイアン コンサート2017
〜ディズニー映画最新作「モアナと伝説の海」公開記念〜


■公演日
2017年5月14日(日)

■時間
【開場】16:30【開演】17:00

■会場
静岡市民文化会館 大ホール

■料金
全席指定 9,500円、ペアチケット 15,000円
※3歳未満のお子様のご入場はできません。お一人様一枚チケットが必要です。
※料金は税込です。

ただいま、当日券予約受付中!
Daiichi-TV事業部 054-283-8115(平日10:00〜17:30)


<主催>
主催:Daiichi-TV
制作:キョードー東京/中京テレビ事業
協賛:ハワイアン航空/ディズニー★JCBカード
主管:Disney Concerts
協力:ファミリーマート/HULA Le’a
後援:ハワイ州観光局/アウラニ・ディズニー・リゾート&スパ コオリナ・ハワイ

<お問い合わせ>
Daiichi-TV事業部 054-283-8115(平日10:00〜17:30)

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