
せっかくの春休み、楽しまなくちゃもったいない!ということで、いつもよりちょっとだけ遠出してみませんか?今回は、学生旅が盛り上がること間違いなしのおすすめスポットをご紹介します。
訪れたのは伊豆半島・JR伊東駅からバスに揺られて35分、カピバラの露天風呂が評判の「伊豆シャボテン動物公園」。園内に足を踏み入れるとクジャクやリスザルがその辺りを自由に歩き回っていて、なんだかゆる~い雰囲気がただよっています。
うれしいことに、2016年11/19(土)~2017年4月9日(日)の期間中は人気キャラクター・カピバラさんとコラボした「カピバラさんフェスタ」が開催されているそう。ワクワク感が高まります!
まずは一番人気のアトラクション「アニマルボートツアーズ」へ。こちらではボートに乗って池に浮かぶ島々や海岸を巡り、リアルジャングルクルーズが楽しめちゃうんです!島にはさまざまなサルたちが暮らし、沿岸にはフラミンゴやカピバラの姿が。
動物たちをボートから観察する「ぐるっと一周コース」、リスザルやワオキツネザルが住む島を訪れエサをあげる「モンキー島 上陸コース」があり、どちらかのコースを選ぶことができます。
リスザル島でのエサやり体験では、人なつっこい性格のリスザルが、腕に飛びついてきたり肩にのってエサを食べたり。信じられないほどの距離感で観察できるので、動物好きなら思わずテンションが上がるはず!
「ワオキツネザル」のコースでは、なんと産まれて間もない赤ちゃんを発見!こんな姿を見ることができるのは、なかなかレアだとのこと。お母さんにしがみつく姿がとてもかわいらしいですよね。
お次は本日のメインイベント、「カピバラの露天風呂」の時間。今ではほかの動物園でも見られるこのカピバラ露天風呂ですが、じつはこの伊豆シャボテン動物公園が元祖なんです!そのはじまりはなんと34年も前のこと。飼育員が掃除中に使ったお湯でカピバラたちがあたたまっていた様子を見て、お風呂を作ってあげたのがきっかけなんだそう。
露天風呂エリアに暮らすカピバラファミリーはお父さんの「がんも」をはじめ、「だいこん」「こんぶ」「こんにゃく」「はんぺん」と名付けられた四つ子たちなど、そのネーミングセンスにも注目してほしいところ。
はじめは寒さのあまり石のように固まっていたカピバラたちですが、お風呂にお湯を張り始めた瞬間、トコトコと走って温泉にダイブ!一家がぎゅうぎゅうと身を寄せ合いお湯がいっぱいになるのを待ちわびている姿はとてつもなくかわいいんです。
のんびりしているように見えますが、意外と運動神経が良いカピバラ。飼育員さんの解説によると、天敵のジャガーから逃げるため時速50kmものスピードで走れるんだそう。そんなギャップも女心をくすぐります。
この日は柑橘類のはっさくが浮かべられたなんとも贅沢なお風呂。「これ、カピバラさんのお風呂にどうぞ~」と近所の農家さんがくれたんだとか。ほかにも日によっては色々な種類の変わり湯が用意されます。
柚子やよもぎなどの定番系から、バラや椿、菜の花といった優雅なお花風呂まで、なんともうらやましいラインナップ(変わり湯の実施日はホームページをcheck!)。
【伊豆シャボテン動物公園ホームページ】
お湯に潜ったり目を閉じてうっとりお風呂を楽しむカピバラたちは、まさに至福のひとときを満喫している様子。見ているこちらまでしあわせな気分になります。耳を澄ましてみると、ときどき「キュルキュルキュル…」という小さな鳴き声が。この声はコミュニケーションをとったり甘えたいときに発されるものだそう。
おだやかな性格のカピバラも、ごくたまに「カッ」と鼻を鳴らして威嚇することがあるので注意しましょう(想像どおり、威嚇されてもあまり怖くはありません…)。
たまに石を口の中に入れてゴリゴリ噛んでいる子がいますが、心配ご無用。げっ歯類のカピバラは一生歯が伸び続けるため、石ころや木の枝をかじることで歯の伸び過ぎを防いでいるのです。
伊豆シャボテン動物公園で生活しているカピバラファミリーは全部で3つ。「虹の広場」では直接カピバラをなでたり餌をあげることも可能なんです!
園内の「タッチde ZOO」では天候に関わらずさまざまな動物とのふれあいが楽しめます。このコーナーの人気者は、「スキニーギニアピッグ」。毛が生えていない体の後ろ半分にさわってみると、サラサラともツルツルとも言えない未知の感触。臆病な性格ですが、目と目の間、おでこあたりを撫でてあげると気持ちよさそうな表情になるのがかわいい!その他にもこんな動物たちとふれあえちゃいます。
手のひらサイズの「モルモット」。餌を食べる姿がとても愛らしいです。
モフモフ感がたまらない「フレミッシュジャイアントウサギ」。
その他にも「ワオキツネザル」の餌やり体験など、たくさんの動物たちに癒されます。(ふれあうことのできる動物はタイミングによって異なります)。
歩き回って少し疲れたら、園内のレストラン「ギボン亭」でランチタイム。「カピバラさんフェスタ」の期間中(2016年11月19日~2017年4月9日)のみ、ここでしか食べられないコラボメニューが登場しています。上記メニューは、「カピバラさんメキシカンファイヤー(1,180円・税込)」。
その他にも「カピバラさんの露天風呂 ぽかぽかあったかゆず湯なべ(1,280円・税込)」などのメニューがあります。思わずInstagramにのせて自慢したくなるフォトジェニックなメニューにカメラの連写が止まりません!
お腹いっぱいになったらお次はサボテンコーナーへ。全国のサボテンマニアが集う温室には貴重な品種もたくさん。
ちょうどひな祭りのシーズンだったのでちょっぴりシュールなサボテンのお雛様が飾ってありました。着ている衣装はなんと担当の方のお手製!サボテンへの深い愛情を感じますね。
本日のフィナーレは「サボテン狩り」。ここはセンスの見せどころ、サボテンと鉢を自由に選んで自分だけのオリジナルサボテンを作れちゃうんです!
たくさん植えられたサボテンの中から好みのものをお箸でつまんでカゴに入れていき、最後は自分で選んだ鉢に詰めてもらいます。
鉢も種類が豊富で、選ぶのに迷ってしまいますね。
シャボテン公園オリジナルの「カピバラポット」もかわいい!
おしゃれなインテリアとして、お土産やプレゼントにもぴったり。「キミをイメージして選んだサボテンなんだ!!」という感じで、愛の告白にも使えちゃうかも。
ほかにもカピバラやサテングッズがたくさん並ぶ「お土産館」や「アニマルショー」など見どころがあり過ぎて、丸一日滞在しても時間が足りないくらい!伊豆イチのゆるおもしろスポット「伊豆動物シャボテン公園」、デートはもちろん、学生さんの女子旅・男子旅にもイチオシです!
取材・文:強矢麻実
訪れたのは伊豆半島・JR伊東駅からバスに揺られて35分、カピバラの露天風呂が評判の「伊豆シャボテン動物公園」。園内に足を踏み入れるとクジャクやリスザルがその辺りを自由に歩き回っていて、なんだかゆる~い雰囲気がただよっています。
うれしいことに、2016年11/19(土)~2017年4月9日(日)の期間中は人気キャラクター・カピバラさんとコラボした「カピバラさんフェスタ」が開催されているそう。ワクワク感が高まります!
動物たちと間近でふれあえる「アニマルボートツアーズ」
まずは一番人気のアトラクション「アニマルボートツアーズ」へ。こちらではボートに乗って池に浮かぶ島々や海岸を巡り、リアルジャングルクルーズが楽しめちゃうんです!島にはさまざまなサルたちが暮らし、沿岸にはフラミンゴやカピバラの姿が。
動物たちをボートから観察する「ぐるっと一周コース」、リスザルやワオキツネザルが住む島を訪れエサをあげる「モンキー島 上陸コース」があり、どちらかのコースを選ぶことができます。
リスザル島でのエサやり体験では、人なつっこい性格のリスザルが、腕に飛びついてきたり肩にのってエサを食べたり。信じられないほどの距離感で観察できるので、動物好きなら思わずテンションが上がるはず!
「ワオキツネザル」のコースでは、なんと産まれて間もない赤ちゃんを発見!こんな姿を見ることができるのは、なかなかレアだとのこと。お母さんにしがみつく姿がとてもかわいらしいですよね。
34年の歴史!大人気「元祖カピバラの露天風呂」
お次は本日のメインイベント、「カピバラの露天風呂」の時間。今ではほかの動物園でも見られるこのカピバラ露天風呂ですが、じつはこの伊豆シャボテン動物公園が元祖なんです!そのはじまりはなんと34年も前のこと。飼育員が掃除中に使ったお湯でカピバラたちがあたたまっていた様子を見て、お風呂を作ってあげたのがきっかけなんだそう。
露天風呂エリアに暮らすカピバラファミリーはお父さんの「がんも」をはじめ、「だいこん」「こんぶ」「こんにゃく」「はんぺん」と名付けられた四つ子たちなど、そのネーミングセンスにも注目してほしいところ。
はじめは寒さのあまり石のように固まっていたカピバラたちですが、お風呂にお湯を張り始めた瞬間、トコトコと走って温泉にダイブ!一家がぎゅうぎゅうと身を寄せ合いお湯がいっぱいになるのを待ちわびている姿はとてつもなくかわいいんです。
のんびりしているように見えますが、意外と運動神経が良いカピバラ。飼育員さんの解説によると、天敵のジャガーから逃げるため時速50kmものスピードで走れるんだそう。そんなギャップも女心をくすぐります。
この日は柑橘類のはっさくが浮かべられたなんとも贅沢なお風呂。「これ、カピバラさんのお風呂にどうぞ~」と近所の農家さんがくれたんだとか。ほかにも日によっては色々な種類の変わり湯が用意されます。
柚子やよもぎなどの定番系から、バラや椿、菜の花といった優雅なお花風呂まで、なんともうらやましいラインナップ(変わり湯の実施日はホームページをcheck!)。
【伊豆シャボテン動物公園ホームページ】
お湯に潜ったり目を閉じてうっとりお風呂を楽しむカピバラたちは、まさに至福のひとときを満喫している様子。見ているこちらまでしあわせな気分になります。耳を澄ましてみると、ときどき「キュルキュルキュル…」という小さな鳴き声が。この声はコミュニケーションをとったり甘えたいときに発されるものだそう。
おだやかな性格のカピバラも、ごくたまに「カッ」と鼻を鳴らして威嚇することがあるので注意しましょう(想像どおり、威嚇されてもあまり怖くはありません…)。
たまに石を口の中に入れてゴリゴリ噛んでいる子がいますが、心配ご無用。げっ歯類のカピバラは一生歯が伸び続けるため、石ころや木の枝をかじることで歯の伸び過ぎを防いでいるのです。
伊豆シャボテン動物公園で生活しているカピバラファミリーは全部で3つ。「虹の広場」では直接カピバラをなでたり餌をあげることも可能なんです!
タッチde ZOO
園内の「タッチde ZOO」では天候に関わらずさまざまな動物とのふれあいが楽しめます。このコーナーの人気者は、「スキニーギニアピッグ」。毛が生えていない体の後ろ半分にさわってみると、サラサラともツルツルとも言えない未知の感触。臆病な性格ですが、目と目の間、おでこあたりを撫でてあげると気持ちよさそうな表情になるのがかわいい!その他にもこんな動物たちとふれあえちゃいます。
手のひらサイズの「モルモット」。餌を食べる姿がとても愛らしいです。
モフモフ感がたまらない「フレミッシュジャイアントウサギ」。
その他にも「ワオキツネザル」の餌やり体験など、たくさんの動物たちに癒されます。(ふれあうことのできる動物はタイミングによって異なります)。
ランチ
歩き回って少し疲れたら、園内のレストラン「ギボン亭」でランチタイム。「カピバラさんフェスタ」の期間中(2016年11月19日~2017年4月9日)のみ、ここでしか食べられないコラボメニューが登場しています。上記メニューは、「カピバラさんメキシカンファイヤー(1,180円・税込)」。
その他にも「カピバラさんの露天風呂 ぽかぽかあったかゆず湯なべ(1,280円・税込)」などのメニューがあります。思わずInstagramにのせて自慢したくなるフォトジェニックなメニューにカメラの連写が止まりません!
全国からマニアが集う!サボテン温室、好みのサボテンが揃うサボテン工房
お腹いっぱいになったらお次はサボテンコーナーへ。全国のサボテンマニアが集う温室には貴重な品種もたくさん。
ちょうどひな祭りのシーズンだったのでちょっぴりシュールなサボテンのお雛様が飾ってありました。着ている衣装はなんと担当の方のお手製!サボテンへの深い愛情を感じますね。
本日のフィナーレは「サボテン狩り」。ここはセンスの見せどころ、サボテンと鉢を自由に選んで自分だけのオリジナルサボテンを作れちゃうんです!
たくさん植えられたサボテンの中から好みのものをお箸でつまんでカゴに入れていき、最後は自分で選んだ鉢に詰めてもらいます。
鉢も種類が豊富で、選ぶのに迷ってしまいますね。
シャボテン公園オリジナルの「カピバラポット」もかわいい!
おしゃれなインテリアとして、お土産やプレゼントにもぴったり。「キミをイメージして選んだサボテンなんだ!!」という感じで、愛の告白にも使えちゃうかも。
ほかにもカピバラやサテングッズがたくさん並ぶ「お土産館」や「アニマルショー」など見どころがあり過ぎて、丸一日滞在しても時間が足りないくらい!伊豆イチのゆるおもしろスポット「伊豆動物シャボテン公園」、デートはもちろん、学生さんの女子旅・男子旅にもイチオシです!
取材・文:強矢麻実