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昨年放送され、大好評のうち終了した「真田丸」。戦国武将でも人気のある真田幸村を主人公にした真田丸には、宿敵として徳川家康は外せない登場人物です。そして徳川家康と言えば静岡!戦国の世に安定をもたらした家康に思いをはせながら、静岡に残る「徳川家ゆかりの地」を3つご紹介します。

出世城と呼ばれた「浜松城」



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浜松市の中心にありながら、豊かな緑に囲まれている「浜松城公園」。昔から存在していた石垣の上に新天守閣が再建されています。徳川家康の築いた浜松城の城郭は南北約500メートル東西約450メートル。天下を取るためにはまず武田信玄を倒さなくてはならないと判断した家康は1570年に三方ヶ原台地の東南端に浜松城を築城しました。

家康は29歳から45歳までの17年間を浜松城で過ごしています。有名な姉川、長篠、小牧、長久手の戦いもこの期間の出来事です。この浜松城で過ごした日々は、家康にとって戦国の世を治めるための試練の時だったようですね。



現在の静岡市の中心に位置する「駿府城」



写真提供:静鉄プロパティマネジメント株式会社

徳川家康は幼年期、壮年期、晩年を現在の静岡市街地、駿府で過ごしました。壮年期と晩年には駿府を自身の拠点に定め、「駿府城」を居城として整備しました。

1605年に将軍職を息子の秀忠に譲り、大御所となった家康は、江戸時代の始めにはこの駿府を、幕府の支配機構の補助機関、西国の豊臣方勢力に対する前線拠点としていました。家康率いる駿府の大御所政権には、秀忠率いる江戸の幕府を確立させるための補助機関のような役割があり、江戸幕府の基礎が整うまで実質的に日本全国を統治する拠点としても機能していたようです。

現在は駿府城公園として、巽櫓、東御門、坤櫓が復元されていて、広い敷地の中は公園として整備されていて、静岡市民の憩いの場となっています。世界的にも有名になりつつある大道芸ワールドカップも、この公園を中心として毎年秋に行われています。

【駿府城公園】
ホームページ:http://sumpu-castlepark.com/



周辺は石垣イチゴの名所でもある「久能山東照宮」



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晩年は大御所として先ほど紹介した駿府城に住んでいた家康は1616年75歳の生涯を閉じました。家康は生前、家臣に対し自分の死後について「遺体は駿河国の久能山に葬り、江戸の増上寺で葬儀を行い、三河の国の大樹寺に位牌を納め、一周忌が過ぎてのち、下野の日光山に小堂をたてて勧請せよ。」と遺言を残しています。これにより家康を久能山に埋葬し、秀忠の命令により「久能山東照宮」がつくられました。

2010年には久能山東照宮本殿・石の間・拝殿が国宝に指定され、2015年には御鎮座四百年大祭も行われました。日本平からのロープウェイで訪れることもできるので、足を延ばしてみるのもお勧めです。

【久能山東照宮】
ホームページ:http://www.toshogu.or.jp/



まとめ


今回は、徳川家康ゆかりの地3つをご紹介しました。真田丸では、主人公真田幸村の敵役、徳川家康ですが、徳川幕府260年の平安の世を築いた偉大な武将の功績を感じながら、それぞれの地を訪れてみるのはいかがでしょうか。

<ライター>

三ノ宮茉莉
素敵なインテリアに囲まれたカフェで、本をのんびりと読んで過ごす事が至福の時です。本を読んで得た事や、出掛けて見つけた気になる情報を紹介していきたいと思います!

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