ドーモプラスがオススメのライブ・イベントを定期的に紹介。今回は、12月3日(土)に横浜BAY JUNGLEで開催された、『衣食住音5周年後夜祭』の模様をお届けします! 『未確認フェスティバル2016』優勝アーティストなど、ブレイク期待のアーティストが集結した一夜をレポート。

12月3日(土)、横浜BAY JUNGLEにて衣食住音5周年後夜祭が開催された。『スクールズアウト2016』で優勝したユレニワや、未確認フェスティバル2016優勝アーティストであるYAJICO GIRLなど将来を期待される面々が顔を揃えた。

オープニングアクトを担当したのは“室井雅也”。穏やかで透明感のある歌声は、冬の朝の陽ざしのようで爽やかな気持ちになる。15分という短い時間でありながら、しっかりと会場を温めた。

Althea



トップバッターを飾ったのは、“Althea”だ。若干18歳という若さでありながら、オーラと貫禄はすでに一線を越えている。ステージを重ねるごとに、グルーブが増していく彼らに惹きつけられない人はいないだろう。

音源とは一味違う独特の唄いまわしを聞くことができるのも、Altheaのライブの魅力のひとつだ。観客に「最強」と言わせるのに、申し分ないパフォーマンスを披露した。

デフォルメニッポン



続いて登場したのは“デフォルメニッポン”である。可愛らしくも勇ましい歌声は、一度耳にすると印象に残ること間違いなしだ。どこか歌謡曲っぽい曲調は、懐かしさと新しさを同時に実現していた。

ストラトキャスターだからこそ奏でることができる、繊細でまっすぐなメロは人びとの心にスッと入り込み魅了した。

リリィ、さよなら。



アコースティックギターとピアノを弾きこなし、美声を響かせたのは“リリィ、さよなら。”だ。どこか闇を孕みつつも優しい歌詞は、誰もが共感してしまうような日常の憂鬱を映し出していた。

弾き語りなのにも関わらず、その迫力はバンドにも引けをとらない。イベンターに出演を直談判しただけあって、その気迫が十分に感じられるステージングであった。

加速するラブズ



ポップなSEと共に現れたのは“加速するラブズ”。「愛と青春とロックンロールを歌いたくてやってきたんです。」と告げキュートなロックンロールを鳴らす。どこかコミカルな男女ツインボーカルは、“N’夙川BOYS”を彷彿させた。

メンバーで会話をするように楽器を演奏し、観客にたくさんのハッピーを届けた。

Su凸ko D凹koi



動く総合アトラクション施設を自称しているのは“Su凸ko D凹koi”である。古き良きロックンロールを上手にオマージュした楽曲、それとアンバランスな歌詞は病みつきになること間違いなしだ。

ライブに川柳にMCにと、他のバンドでは決して再現できない濃密な時間を作り上げた。

ユレニワ



ナカムラ(Vo./Gt.)の弾き語りで、グッと会場を惹きつけたのは“ユレニワ”だ。いつも以上に鋭く光るナカムラの視線は、観客の心を射抜くには十分だった。

元々個々のポテンシャルが高いバンドであるが、数々のステージを越え、セッション力により一層磨きがかかっている。その歌声と演奏力で観客を悩殺した。

The Lump of Sugar



“The Lump of Sugar”は、爽やかな風を会場に吹かせた。誰の耳にもなじみがいいポップ・ロックに自然と体が揺らされる。ステージングは抜群の安定感があり、まるで音源を聞いているかのようだ。

コール&レスポンスを取り入れた曲を演奏し、会場を1つにまとめあげた。

オレスカバンド



息がぴったりの演奏で、力強いハーモニーを響かせたのは“オレスカバンド”である。終始笑顔で楽器を体の一部のように扱う姿は、最高にかっこよく可憐だ。

音符の1つ1つが歌っている曲たちは、緻密な音の組み合わせにより生み出されている。大人の色気と圧倒的な演奏で、人々を翻弄した。

kobore



切なく優しい歌声を会場に響かせたのは“kobore”だ。日常をまっすぐに切りとった歌詞は、人々の心に優しくたたみかける。

今しか鳴らせない音を鳴らし、今しか歌えない歌を届ける彼らの姿は、等身大という言葉では片づけられないほど自然体で眩しい。メンバーの脱退を物ともせず、彼らは確実に進み続けていたのだ。

YAJICO GIRL



トリを務めたのは“YAJICO GIRL”である。メリハリがきいた楽器隊の演奏と四方(Vo.)のボーカルにより奏でられる楽曲たちは、多くの言葉を通り越して単純に「気持ちいい」。

誰もがうちに秘めていて飲み込んでしまう言葉を代弁してくれている四方の姿は、次世代のポップスターと呼ぶのに遜色ないだろう。思いを叫び続ける彼から今後も目が離せない。
多くの若手バンドの可能性を見出し、スポットを当て続けてきた衣食住音。5周年という月日を越えてきた意味を、これからも示してくれることは間違いないだろう。

文:坂井彩花
Photo:飯島春子

来年の2月28日(火)にはすでに、『衣食住音Vol.17』が決定しています。新たな可能性に出会うために、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

【LIVE INFO】

【衣食住音vol.17】
2017年2月28日(火)
渋谷CLUB CRAWL
そのうちやる音 / ToyJoy / かたこと / ゆnovation / kobore 他