
履歴書と一口に言っても、いくつかの種類があります。用紙のサイズや形式が異なるため、アルバイト用にはどの履歴書を使えばいいか迷ってしまう方もいるかもしれません。
この記事では、用途に合わせてどのような履歴書が向いているのか、どこで履歴書を買うべきかを紹介します。
履歴書はA4とB5どちらがいい?
原則として、応募先から特に指定がない場合には、A4とB5どちらの用紙を使用しても問題ありません。とはいえ、状況によって使い分けると見栄えが良くなるので、工夫してみましょう。
A4はB5よりも一回り大きく、記入するスペースが広いので、自己PRや仕事への熱意をたくさんアピールすることができます。ゆくゆくは社員への登用を考えている場合や、倍率が高いバイトへ応募する場合におすすめです。
一方、B5は、記載欄がコンパクトにまとまっているため、たくさん記入する必要がありません。基本的には、バイトの応募はB5サイズを使う場合が多いです。
見開きと1枚版どちらにすべき?
こちらも応募先から指定がない場合、どちらでもOKです。
1枚版の場合は職歴を記載する欄がコンパクトになっていて、志望動機・特技・自己PRの記載欄がひとまとめになっていることがほとんど。バイトの応募なら、そのくらいコンパクトで問題ありません。
用途別に選びたい履歴書の形式
JIS規格、一般用、アルバイト・パート用、新卒用、転職者用と様々な形式があるため、違いを理解しておかないとアルバイトに不向きな形式を選んでしまう可能性があります。
商品名に履歴書の形式が記載されているので、購入時に注意しましょう。ここでは、それぞれの特徴とどのような場面に最適かを紹介します。
■JIS規格
履歴書の中でも最も一般的な形式がJIS規格です。学歴と職歴の記載欄が右半分にまで及んでおり、志望動機・特技・自己PRの記載欄が一つにまとまっているのが特徴です。
バイトの応募で使用しても問題ありませんが、職歴欄が広く取られているので、学生など職歴がそこまで多くない方にとっては空欄が目立ってしまいます。
バイト応募で使用したからといって面接で不合格になることはありませんが、見栄えを意識するなら以下で紹介する別の形式を使用した方がいいでしょう。
■一般用
一般用の履歴書は、新卒・中途・アルバイトなど用途に関わらず使用しやすい形式です。
JIS規格に比べると、学歴・職歴の欄が左半分とコンパクトになっている分、右半分は保有資格・志望動機・自己PR・趣味や特技など多くの情報を記載することができます。アルバイト応募において、志望動機や自己PRでより自分を強くアピールしたい方におすすめです。
■アルバイト・パート用
倍率の高いバイト先ではなく、且つアピールしたい内容が特段多くない場合には、アルバイト・パート用を使用するのがおすすめです。
1枚版で、学歴・職歴・志望動機・自己PR・特技などが全てコンパクトにまとまっています。希望シフトの項目があるなど、アルバイトに適した形になっているのも特徴です。
■新卒者用・転職用は避けよう
新卒者用は、アピール項目が多く、記載欄が広めに設けられています。学業以外で取り組んだことや、専攻分野について記載する欄があるのが特徴です。
転職用は、職歴欄がJIS規格同様に広いのが特徴。バイトで使用しても問題はありませんが、項目が多いので仕上げるのが大変です。
転職用については職歴欄に空欄が目立ってしまうので、わざわざ転職用を使用する必要はありません。
バイトの履歴書はどこで買うべき?
バイトの履歴書は、文房具店はもちろん、書店やネット通販で購入することができます。最近では、コンビニや100円ショップで手軽に入手することも可能です。
また、履歴書を無料で手に入れる方法もあります。B5の履歴書であれば、求人誌に付いている場合もありますし、ネットの無料テンプレートを使って、自宅の印刷機で印刷するというのも一つの方法です。
まとめ.自分に合った履歴書を選ぼう!
アルバイトの履歴書は、基本的にはB5サイズの1枚版でOK!「絶対にここで働きたい!」と思うバイト先であれば、気合いを入れてA4見開き版の履歴書を準備するのも一つの手段です。
用途に合わせて自分に合った履歴書を選びましょう。
2023年1月20日公開
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