交通量調査とは、国や自治体の施策を始め、新規出店に伴う立地調査等のために、「交通量」を調べる仕事です。この記事では、交通量調査バイトの詳しい仕事内容やメリット・デメリット、主な仕事の流れを紹介します。


交通量調査バイトの「仕事内容」


交通量調査バイトは、駅や商業施設付近、交差点における車や歩行者の交通量、どんなルートが使われているかを記録する仕事。大きく4つの種類に分けられます。


・目の前を通る車の数をカウントする「交通量調査」
・渋滞が発生する地点でよく行われる「交差点調査」
・人がどこからどこへ向かっているかを分析する「人流調査」
・高速道路に特化した「走行調査」


交通量調査の「メリット」


交通量調査は、接客業のようなお客様対応がなく、他のメンバーともほとんど交流がないため、コミュニケーションによるストレスがありません。覚えることも比較的少ないので、未経験でも始めやすいのが特徴です。座っている時間ががほとんどなので、足腰が疲れにくいといった一面もあります。


また、ネイルやピアス、服装が自由なところや、仕事終わりに給料がその場で手渡されるなどの魅力も多く、単発バイトとして人気が高い仕事です。


交通量調査の「デメリット」


ただカウントするだけの仕事といっても、人や車の交通量が多い場所では、見逃さないように数えるのは一苦労です。また、作業が単調でずっと座りっぱなしなので、飽きっぽい人や集中力が続かない人には不向きでしょう。単発でできるメリットがある一方で、拘束時間が長いのはデメリットに感じる方もいるかもしれません。


交通量調査バイトの「働き方」


交通量調査バイトの1日の流れ、拘束時間、休憩などについて詳しく紹介します。


仕事の主な流れ

まずは指定された集合場所に行きます。調査開始の1~2時間前には10~20名程度が集まっているので、そこから、2~3人ずつにグループ分けされるのが一般的です。グループごとに調査場所は異なり、調査対象の見分け方や分類方法、休憩ローテーション表などの資料が配布されます。


一通り説明を受けた後、調査場所へ移動し、業務開始です。数時間ごとにスタッフが巡回に来るため、その都度調査情報を報告します。適宜、休憩を取りつつ、調査が終わったらその場で給料が手渡され、解散という流れです。


拘束時間

拘束時間は調査の目的等によって異なりますが、ほとんどは12時間か24時間拘束の2パターンです。12時間拘束の場合は、朝7時~19時までの勤務が多く、24時間拘束の場合は、朝7時~翌朝7時までの勤務が多くなっています。いずれにしても、一般的なバイトより拘束時間が長いのが特徴です。


休憩

交通量調査バイトは、2時間勤務したら1時間休憩を取ることが多く、実働時間はそこまで長くありません。2~3人のグループ体制で働くため、通常は交代で休憩を取るように言われます。まれに休憩中に使用できるワゴン車が用意されていることもありますが、ほとんどは近くの公園やコンビニ、飲食店などで各自時間を過ごします。


交通量調査バイトに「向いている人」


交通量調査は同じ作業の繰り返しになるため、集中して続けられる人や数え間違いをしないように責任を持って取り組める人が向いています。また、季節や天候によって働く環境が左右されやすいため、自身でしっかり体調管理をすることも求められます。


交通量調査バイトは事前準備が重要!


交通量調査は特別なスキルや経験が必要ない仕事ですが、秒数まで数えられる時計や、熱中症対策・防寒対策などを事前に準備しておくことでより快適に仕事ができます。調査場所に到着したら、お手洗いや近くのコンビニを事前に担当者に確認しておくと、休憩も有意義に過ごせるでしょう。


2023年1月19日公開


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<執筆>

DOMO+編集部

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