
「面接日が決まっていたのに、ほかに条件の良いバイトに採用された。」「当日どうしても外せない用事があって面接に行けない。」「これから育児や仕事が忙しくなり、時間的余裕がなくなってきた。」後日に控えていたアルバイト面接を辞退するのには、人それぞれ事情があります。
では、応募先に面接辞退を伝える際、メールと電話のどちらがよいのでしょうか。どのような言葉遣いなら、面接辞退を丁寧に相手に伝えられるのでしょうか。この記事では、面接辞退の丁寧な伝え方を、電話およびメールの例文付きでご紹介します。
面接を辞退するときのマナー
まずは、アルバイト先の面接を辞退するときに押さえておきたいマナーを、ポイント別に見ていきましょう。
辞退を決意したらすぐに連絡をする
理由にかかわらず、バイトの面接辞退を決めたら、すぐに応募先に連絡を入れましょう。遅くても面接前日までには連絡を入れるのがマナーです。応募先の担当者も時間を調整して面接の準備をしているので、早めに連絡を入れられると先方は助かります。
当日に連絡する場合は電話で伝える>
当日面接辞退の連絡をせざるを得ない場合は、電話での連絡が無難です。メールだと、面接時間までに担当者に開封してもらえない可能性があります。
連絡先が携帯電話番号でつながりにくい場合は、代表電話番号など他の窓口に連絡して繋いでもらいましょう。
1~2日前に連絡する場合はメールでも問題ない
1~2日以上前に面接辞退の連絡をする場合、メールでの連絡も問題ありません。
ただし、それまでの連絡手段が電話のみだった場合は、同じく電話での連絡がよいでしょう。
【理由別】面接を辞退するときの例文
ここでは、家庭の事情で面接を辞退したい場合と、他のアルバイトが決まって面接を辞退したい場合の例文をご紹介します。
【家庭の事情で辞退したい】
家庭の事情でアルバイトの面接を辞退したい場合、どのように伝えれば良いのでしょうか。
■ 電話の場合
「お忙しいところを恐れ入ります。●月●日●時に面接をお願いしておりました○○〇〇と申します。(採用担当の)XX XX様はいらっしゃいますでしょうか?」
担当者が出た場合:
「お世話になっております。実は、状況が変わってしまい家庭の事情でアルバイトを入れる時間的余裕が無くなってしまいました。大変恐れ入りますが、ご予定いただきました面接を辞退させていただきたく、ご連絡しました。せっかく機会を設けていただいたのにも関わらず、誠に申し訳ございません。それでは失礼いたします。」
担当者が不在の場合:
「それでは、ご伝言をお願いできますでしょうか。実は、状況が変わってしまい家庭の事情でアルバイトを入れる時間的余裕が無くなってしまいました。そのため、ご予定いただきました面接を辞退させていただきたいと、XX様にお伝えいただけますでしょうか。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します。それでは失礼いたします。」
■ メールの場合
【他のバイトが決まったため辞退したい】
他のアルバイトが決まってしまい面接を辞退したい際に参考になる例文を、電話別・メール別でご紹介します。
■ 電話の場合
「お忙しいところを恐れ入ります。●月●日●時に面接をお願いしておりました○○ 〇〇と申します。(採用担当の)XX XX様はいらっしゃいますでしょうか?」
担当者が出た場合:
「お世話になっております。実は、同時に応募していたアルバイトが決まりまして、大変恐れ入りますが、ご予定いただきました面接を辞退させていただきたくご連絡しました。せっかく機会を設けていただいたのにも関わらず、誠に申し訳ございません。それでは失礼いたします。」
担当者が不在の場合:
「それでは恐れ入りますが、XX様にご伝言お願いできますでしょうか。実は、同時に応募していたアルバイトが決まりまして、ご予定いただきました面接を辞退させていただきたく思います。お手数おかけいたしますが、XX様にお伝えいただけますと幸いです。それでは失礼いたします。」
■ メールの場合
まとめ
アルバイトの面接を辞退したい場合、理由が何であれ、仕事を調整して会ってくれる担当者に迷惑をかけないよう、なるべく早めに連絡するのが大切です。
面接当日に連絡する場合は、必ず電話で連絡しましょう。面接日の1日前までなら、メールで連絡しても問題ありません。今回ご紹介した例文を参考に、誠意をもって対応しましょう。
2023年1月18日公開
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