イベントに“仕事”として携われるイベントスタッフは、学生や若年層に特に人気のアルバイトです。ライブやスポーツの試合など、興味のあるジャンルであればさらにやりがいや楽しさが増すでしょう。
しかし、イベントによっては体力的に大変、時間が不規則といった面もあります。


本記事では、イベントスタッフの仕事内容や、メリット・デメリットをまとめました。バイト選びの参考にしてください。


イベントにはさまざまなジャンルがある!



イベントにはさまざまな種類があり、例えば下記のようなジャンルが挙げられます。


・アーティストのライブ・コンサート
・野外フェス
・スポーツの試合



音楽やスポーツに興味がある人にとっては、働きながら趣味の楽しさも味わえる魅力的な仕事といえます。


また、企業が主催する展示会や商業施設でのイベントでも、イベントスタッフは活躍しています。


・デパートやモールで開催されるヒーローショー
・アニメやゲームの展示会
・企業が主催する展示会
・住宅展示場でイベント
・官公庁が主催する式典や祭典



イベントスタッフは、ライブ、コンサート、展示会といった各種イベントを成功させるために、裏方で運営を支える重要な仕事です。


イベントスタッフの仕事内容とは?



イベントスタッフの仕事内容は、主に設営スタッフと運営スタッフに分けられます。


■ 設営・撤収スタッフ

イベント前の会場の設営や終了後の撤去作業など、主にイベント前後で発生する業務を担当します。


・会場設営
・搬入、搬出作業
・撤去作業



会場設営では、客席の準備やグッズ販売会場の設営、ほかにも入口で配布するチラシ類・案内板の設置等を行います。搬入、搬出作業では、イベントで使用する音響や照明設備の運搬を行います。ほかにも、出演者の荷物を運びこむといった業務もあります。イベントが終了したあとは、ステージの解体や清掃を行います。

いずれも、スケジュールにあわせて迅速で丁寧な対応が求められるほか、ある程度の体力も必要となる仕事です。


■ 運営スタッフ

運営スタッフが担当するのは、グッズ販売や受付、警備といったイベント当日の接客業務です。


・チケット販売
・参加者の誘導
・グッズ販売



チケット販売は、当日券の販売やチケットのもぎりを担当します。誘導スタッフを任された場合には、入場や退場の際にお客様を適切に案内・誘導することや、列の整理、席の案内、荷物預かりを担当します。トイレの場所を聞かれたり、迷子対応をしたりすることもあるため、会場内や対応に困ったときの確認先ををしっかりと覚えておくことが大切です。またグッズ販売は多くのお客様で混雑する可能性があるため、迅速な対応が求められます。


イベントスタッフとして働くメリットとデメリット



イベントスタッフの仕事は、単発でも比較的時給が高いことや、未経験から応募できるといったメリットがあります。一方で、体力的にハードであることや、イベントの開催地への通勤が大変である点がデメリットとしてあげられます。


ここでは、イベントスタッフとして働くメリットとデメリットについて詳しく見てみましょう。


【メリット】

イベントスタッフとして働くメリットは、以下の通りです。


・時給が1000円~1300円前後と比較的高い(地域やイベントによって異なります)
・短期・単発バイトとして臨時収入となる
・未経験からでも応募が可能
・敬語や迅速に対応するスキルが身につく
・楽しみながら働ける



イベントスタッフは単発採用やアルバイト雇用が多く、時給は比較的高めに設定されています。そのため、夏休みなどを利用して短期で稼ぎたい学生に適しています。応募にあたっても特別な経験や資格は求められません。人と話すことが好きな方や、イベントならではの雰囲気を楽しめる方、体力に自信のある方が活躍しやすい仕事です。好きな音楽やスポーツのイベントでは、さらに楽しみながら働けるでしょう。


ほかにも、イベントスタッフの仕事を通じて、敬語の使い方や接客の仕方、与えられた仕事を迅速に行うこと、状況に応じて臨機応変に対応する力など、多くの仕事に共通する汎用スキルが身に付きます。イベントを裏方で支え、多くの人の笑顔にやりがいを感じる方にはぴったりの仕事です。


【デメリット】

一方、応募するにあたってはイベントスタッフのデメリットも知っておくことが大切です。


・体力的にハード
・臨機応変な対応力が求められる
・短期や単発などの期間限定の仕事が多い
・イベントの開催地が不便な立地にあることもある



機材の運搬など力が必要な業務があるほか、運営スタッフでも夏場の野外会場では体力を必要とします。また、基本的に立ち仕事のため、企業の展示会などでは足がむくむ・疲れるといった面もあります。人が集中するイベントという性質上、予定が変更されることも多く臨機応変に対応しなければならない場面もあるでしょう。


収入の点では比較的高い時給であるものの、イベントは単発や期間限定であることが多く、イベントバイトだけでは収入が不安定になりがちです。また、地方や駅から離れた場所で開催されるイベントでは、通勤に時間がかかることもあります。


まとめ


イベントスタッフは、イベントの安全と成功のために、裏方で運営を支える重要な仕事です。好きなアーティストやスポーツの裏側を見られるといった醍醐味もあります。

またイベントスタッフとして身に着けた運営スキルを活かし、イベントディレクターといったキャリアアップを目指すことも可能です。


イベントは業界を問わずさまざまな場所で開催されます。学生や若いうちに単発アルバイトでさまざまな業界経験を積んでおくと、将来のキャリアに役立つかもしれません。


2022年12月19日公開


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<執筆>

DOMO+編集部

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