大学生・高校生・中学生3児の母であり、
キャリアコンサルタントの資格をもつママが独自の視点で質問に応えます!


※ 質問 ※
「パートで働いています。自分以外はみんな正社員なので、基本は残業を1〜2時間程度やって帰っているみたい。立場が違うから、そこは気にしなくていいとは思うんだけど、みんなが仕事をやっている中、自分だけ帰るときに視線が冷たい気がして気まずいです。気にし過ぎなんでしょうか?」



ハイ、気にし過ぎです。でも、わかる。心が一番ザワザワするのは何に対してなのかな?


保育園のお迎えや食事の支度の時間、みんな家事育児の時間を気にしてるから。これから仕事の佳境って時間帯に、自分だけ「お疲れ様です!」って帰るのは、きっと誰だって多少は心がザワつくわよ。

考えてみたいのは、あなたが気になる一番のポイントはどこなのか?ってこと。


◎「お手伝いしましょうか?」って言わない自分が非情に感じる。
◎一緒に仕事に取り組めないことで仲間に入れない疎外感を感じる。
◎早く帰ることで、みんなの帰りがもっと遅くなったらどうしよう。
◎早く帰ることで人間関係がギクシャクする気がする。etc...

どうして、そんなに気になるんだろうね。



雇用形態の違いは、仕事も責任も異なってくるのが一般的。


正社員とパートさんなら、仕事や責任の範囲がそもそも違うことが多いよ。

たしかに、日常の仕事そのものは雇用形態の違いに関わらず共通する部分が多いかもしれない。でも、実際には給与も含めて制度は分けられているはず。

だから、条件通りに働いてるだけで、そもそも負い目に感じる必要がないんじゃないかな?どうでしょ?


だけど、それは頭ではわかってても気になっちゃうんだよね。

それが、あなたの心遣いができる長所でもあり、弱いところでもあるのかな?


世の中には「わたしパートだから、帰って当たり前!お疲れっス!」ってな気持ちの人もいると思うの。言葉には出さなくても態度には滲むもん。

仲間のことを気遣って悩んじゃうっていうのは、場の空気に敏感に反応してる証拠。この個性とうまく付き合っていけるといいね。


早く帰ることが原因で、あきらかにイジメがあるとか、仕事に支障の出るような妨害をされているようならば、これは見過ごせないから上司にすぐにでも相談する必要があると思うけど、あなたの捉え方しだいで、気持ちが軽くなることは多いと思うよ。



あなたが解決する問題とそうじゃないことを切り分けよう!


前述した気になるポイント別に見ていこう。


◎「お手伝いしましょうか?」って言わない自分が非情に感じる。

→残業できないからパート雇用を選んでいるわけで、手伝えない現実がある。
「手伝いましょうか?」って申し出は社交辞令になっちゃうね。
「お手伝いしたい気持ちは山々なんですけど…」と気持ちだけ伝えれば十分だし、みんなのこと考えてるんだなぁってことも伝わると思う。あなたの心の持ちようかな。


◎一緒に仕事に取り組めないことで仲間に入れない疎外感を感じる。

→これも、あなたの心のクセみたいなもの。何もかも共有することが仲間じゃない。一緒に仕事してる時間にちゃんと取り組むことがチームのためだと思うよ。


◎早く帰ることで、みんなの帰りがもっと遅くなったらどうしよう。

→これは、チームメンバーの働き方の問題であなたの問題じゃないね。早く帰りたいなら、パートを選ぶって方法がその人にもあるんだから。


◎早く帰ることで人間関係がギクシャクする気がする。

→どうして、当たり前の働き方をしているだけで人間関係がギクシャクするのかな?他のに要因に心当たりはない?コミュニケーション不足とか仕事の進め方とか。例えば、帰る間際に「これまだやれてません!」と途中の経過報告もなしに正社員に仕事を丸投げしてたりしたら、そりゃギクシャクするよね。



それでも、心のクセで気になって仕方がないのならば…


問題の切り分けは、できたかな?

それでも、日常のことだから気になっちゃうことってあるよ。

そうしたらね、実際に身体を使って境界線を引いてみるといいよ。①から順に⑤まで試してみてね。


① 静かな場所でリラックスできる音楽をいつものBGMより小さめの音量でかけながら目を閉じる。
② 数回深呼吸し自分自身の身体を感じる。重さを感じるイメージ。(立ってても座っててもOK)
③ 職場の仲間が目の前にいることをイメージする。
④ 目を開けて自分と仲間の間に、自分の指で境界線を引いてみる。
(色とか素材、太さとか曲線、直線とか。できるだけ具体的な方がより効果的だよ)
⑤ その境界線と相手との距離感をじっくりと感じてみる。

どうだったかな?自分には自分のスペースがあって、相手にも相手のスペースがある。


お互いにちょうど良い距離感を、そのつど境界線で引いてみるということが、気持ちよく過ごす秘訣だと思うよ。距離感は場面によっても変わるものだしね。それは当たり前のことで冷たいとかじゃない。


自分と他者とは違う存在ってことを身体で感じる練習です。だって、頭ではわかっているんだもん、あとは腹オチする体験を積み上げるだけだね^^


2022年11月26日公開

<執筆>

かざみ侑布(かざみ・ゆう)

キャリアコンサルタント&AFP(アフィリエイテッド・ファイナンシャル・プランナー)。大手金融機関で働く現役営業ママ。フルタイム→パート→主婦→パート→フルタイムと結婚&出産&育児&夫の転勤&離婚という女性のライフステージに合わせて働き方をシフトチェンジ。その経験を生かしフリーでカウンセリング中心に活動中。大学・高校・中学生3児の母。



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