大学生・高校生・中学生3児の母であり、
キャリアコンサルタントの資格をもつママが独自の視点で質問に応えます!


※ 質問 ※
「上の子が中学生で、下の子も小学校高学年に。周りもパートに行き始めたママが多いし、私ももう一度、働きたいなぁって思うんですが、男の子だからなのか、まだまだ手がかかるので、心配で決心がつきません。みんなどのタイミングで復職しているのかなぁ?」



産休明け、幼稚園入園、小中学校入学、節目が多いみたいだけど。


復職のタイミングって、難しいよね。人それぞれに事情があって正解がないから。逆に言えば、考え方や準備次第で「いつでも復職適齢期」とも言えると思う。


「どうしても働きたい!」っていう動機がある人は実現するように行動してるし、ずっと何年も「復職したいのよ〜」と言ってるだけの人もいる。

漠然と、パートに出てみたいなって思っている、言っているだけでは、現実は変わっていかないものだよ。

求人サイトを見てみるとか、お仕事してるママの話を聞いたりSNSで働くママの投稿を見てみたり、まずは、「ワーママ」の生活を身近なものに感じてみるといいと思う。

今は短時間、週数日しか働けないけど、将来はこんな仕事がしたいとかの夢でもいい。自分の人生MAPをイメージしてみるといいと思うなぁ。

私もまさか、40代後半で自分が会社員と並行してキャリアコンサルタントの資格を取ったりカウンセラーの仕事を始めるとは30代では想像すらしていなかった。

40代で夢を描いて動いたから実際この場所に来られたと思うんだよね。

想うこと、一歩ずつでも前進することで何かが変わりだすんだね^^



パートと家庭を両立させることを「軌道に乗せる」のが大切。


その気になって1個ずつプロセス踏めば、復職自体はそれほど難しくないかもしれない。

その生活を続けていくことが大切なんだけど、軌道に乗るまでは、ホント大変だと思う。


今までの生活に、パートで働く4〜6時間が入ってくる。それ以外の時間で今までやってきた家事に育児に学校行事にご近所の自治会活動にと、こなしていかなくちゃいけないから、まともに全部やろうと考えたら目が回りそうだよね。

初めは、睡眠時間を削られるとか、ご飯の時間が遅くなるとか、いろいろと自分を責めたくなっちゃうこともあると思う。でもね、新しいことを始めるんだもん。それは、想定内。


慣れていない、軌道に乗っていないだけで、あなたの能力がないとか頑張りが足りないとか、そういうことでは全くないから、自信を持って欲しいな。

きっと1ヶ月、2ヶ月経ったら手際もよくなるし、新しい生活が「いつもの生活」になってるはず。



ママの復職は「子どもの自立の機会」でもあるよね。


「子どもに手がかかるから、働くのが難しい」

何歳になっても、子どもは親にとっては可愛い子ども。可愛がりたい気持ちはよ〜〜くわかる。


家庭ごとにいろいろな事情があるし、外側からどうこう言っていいものでもないと思うんだけど、見てて違和感あるな〜って思うことがある。

何でもかんでも世話を焼くことでママ自身が安心しているというか。

それって子どもに手がかかるというより、子どもの自立が寂しくて必要以上に親が構ってるだけなんじゃ?って見えちゃうんだよね。


夕食が遅くなると子どもがお腹を空かすと焦っているママ、聞くと子どもは中学生。お母さんが用事で遅くなる日に、お腹を空かせて親が帰るまで何にもできない中学生って、ちょっと想像できないし、そういう日って子どもは、意外とワクワクしてたりするよね。

働き出したら、そういう日も出てくるかもしれないけど、それも「今日はコンビニ飯の日だ〜」って楽しむくらいが、ちょうどいいと思う。



ほんとに子どものことが理由なのかな?


子どものことを理由に復職をためらうのは、実はそれ以外の理由が多いって感じる。

子どもがもう少し大きくなったら働きたいってよく聞く話なんだけど、「もう少し大きくなったら」がそれぞれに全然違うんだよね。


「幼稚園に入ったら」の人もいれば「高校卒業」を指してる人もいる。子育ては立派な仕事だし、それが落ち着いたら働くってことを否定するつもりは全くないんだけど、「子育て」は表向きの理由で実は「家庭と両立する自信がない」「家族を説得できない」「ブランクが不安」っていう裏の大きな理由が隠れていることがあって。


復職適齢期を気にするってことは、子どものことは表向きの言い訳で、自分の心の奥に「働きたくない」何らかの理由が隠れているかもしれないね。


その本音を見つめてみると、「働きたい」気持ちをブロックしているものの正体が見えてきて、復職への心のハードルは下がってくると思う。

新しいことを始めるのは、みんな不安。エイヤッ!と始めたモノ勝ちだと思うよ〜♪


2022年10月14日公開

<執筆>

かざみ侑布(かざみ・ゆう)

キャリアコンサルタント&AFP(アフィリエイテッド・ファイナンシャル・プランナー)。大手金融機関で働く現役営業ママ。フルタイム→パート→主婦→パート→フルタイムと結婚&出産&育児&夫の転勤&離婚という女性のライフステージに合わせて働き方をシフトチェンジ。その経験を生かしフリーでカウンセリング中心に活動中。大学・高校・中学生3児の母。

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