履歴書で見かけるメールアドレス欄に、アドレスを書いたほうがいいのかどうかで迷ったことはありませんか?

どのメールアドレスを記載すべきなのか、長いメールアドレスで記載欄からはみ出してしまう場合はどうすべきなのかなどで悩むこともあるでしょう。


ここでは、履歴書のメールアドレスの書き方について詳しく解説します。


履歴書のメールアドレスの書き方



履歴書にメールアドレスを記載する際には、字体や改行などで注意すべき点があります。


こでは、メールアドレスに適した字体やふりがなをつけるべきケース、改行する際の注意点について解説します。


■ ブロック体ではっきりと書く!筆記体はNG

メールアドレスは、ブロック体でわかりやすく書きましょう。

ブロック体は1字1字を単独でハッキリと書くため、メールアドレスのようにミスしてはならない重要な情報を記載するのに適しています。


筆記体は達筆で美しく見えますが、見る人によっては読みにくく感じたり、間違ったアルファベットとして認識されてしまったりと、メールが正しく届かないこともあるので、ブロック体がおすすめです。


■ 間違えやすい文字にはふりがなをふろう

アルファベットや数字は混同しやすいため、書く位置や文字の大きさに注意しなければなりません。

気をつけたい文字は、下記の通りです。


 ・0とo
 ・1とI(小文字のエル)、l(大文字のアイ)
 ・9とq
 ・-と_
 ・uとv
 ・zと2

書く位置や文字の大きさに注意してもわかりにくい場合には、「ゼロ」や「エル」などとふりがなをふるのも1つの手です。


■ メールアドレスが長い場合は改行してもいい?

履歴書におけるメールアドレスはなるべく改行しないよう文字サイズを調整し、記入欄をはみ出さないように注意しましょう。

見にくくならない程度の小さい文字にし、どうしても改行が必要な場合には、ドメイン名などキリが良いところで改行します。


例えば、下記の要領です。


 domoplus〜〜〜
 @gmail.com

できる限り見やすく記載することが重要なので、なるべく改行のいらない短いアドレスを選びましょう。


履歴書に記載するメールアドレスの選び方



履歴書に適したメールアドレスを選ぶこともポイントです。

ここでは、履歴書に記載するのに適したメールアドレスについて解説します。


■ 添付ファイルを開けるフリーメールがベスト

履歴書に記載するメールアドレスは、パソコンで確認できるか、添付ファイルをダウンロードして開けるかという点を考慮して選びましょう。

そのため、誰でも使用できるgmail、yahoo!メール、icloudなどのフリーメールがおすすめです。

フリーメールはパソコンとスマートフォン両方で閲覧できて、外出先でもメールを確認できるので、企業からの連絡も即座に確認できます。


■ 携帯・スマートフォンのキャリアメールはNG

携帯やスマートフォンのキャリアメールは、携帯やスマートフォンでしか確認できないため、履歴書の記載には適しません。

@以降にdocomo、ezweb、softbankなどが含まれたものをキャリアメールと呼びます。


パソコンで開けないと、容量制限により添付ファイルを開けないかもしれません。

企業からの連絡を漏れなくチェックし即座に対応するためには、パソコンでも開けるフリーメールを推奨します。


■ 就活生は大学のメールアドレスがおすすめ

就活生の場合は、大学で付与されたメールアドレスを使うのがおすすめです。

大学のメールアドレスなら、出身大学を企業に証明することができます。

企業の担当者も、大学のアドレスならば安心してメールを開くことができるでしょう。


ただし、普段大学のメールアドレスを使用していない場合や、スマートフォンから大学のメールアドレスが確認できない場合など、企業からの連絡にすぐ返信できない環境ならば、使い慣れたフリーメールを記載するのがおすすめです。


■ 現職のメールアドレスはNG
転職活動中の方は、現職のメールアドレスの使用を避けましょう。

転職活動は私的な活動であり、現職の業務とはまったく関係がないためです。

また、企業によってはメールの履歴をチェックしているため、意図せず私的な転職活動が露見するリスクもあります。


現職での評価だけでなく転職活動の採用可否に影響することもあるため、プライベート用アドレスの使用が鉄則です。


■ メールアドレスの文字列は自分の名前にすべき

メールアドレスの文字列は、ビジネスシーンに適するよう、自分の名前にしましょう。

自分の名前と誕生日などを組み合わせたアドレスならば、送り主が分かりやすいためベストです。

例えば、taro-yamada0108@~、saito.job@~などに設定すれば、あらゆるビジネスシーンで使えます。

basketball_0833@~など、趣味や好きな芸能人、自分の名前とは全く関係のない文字列などのアドレスはできるだけ避けましょう。


履歴書にメールアドレスは書いた方がいい?


メールアドレスは個人情報となり書きたくないというケースもあるかもしれません。

ここでは、履歴書にはメールアドレスは必須なのかを解説します。

メールアドレスの記載欄がない場合の対処法について解説するので、ぜひ参考にしてください。


■ 履歴書にはメールアドレスが必須!

企業によってはメールでの連絡をメインとしている場合もあるため、アルバイト採用であっても履歴書にはメールアドレスを記載すべきです。

アルバイトの応募期間中は、面接の日程調整や必要書類の送付など、メールでやり取りをする機会が多くなります。

例え、履歴書を提出する前に応募先とメールのやり取りをしていた場合であっても、メールアドレスの記載は必要です。面接官の担当変更などに備え、必ず記載しておきましょう。


■ 履歴書にメールアドレスの欄がない場合


履歴書によってはメールアドレスの記載欄がないケースもありますが、その場合には連絡先欄を活用します。

履歴書には、現住所の記載欄とは別で連絡先の住所を記載する欄が設けられているケースがほとんどです。

この連絡先の欄に、「メールアドレス:domoplus〜〜〜@~~.com」など、メールアドレスが記載されていることがわかるよう記載しましょう。


■ 複数記載すると安心!

メールアドレスの記載欄が複数ある場合には、万が一のミスを防ぐために2つのメールアドレスを記載しておくと安心です。

メールアドレスはアルファベットや数字の文字列が多いため、複数のメールアドレスを記載しておくと、メールが届かない事態を防ぐことができます。


ただし、メールアドレスの記載欄が1つしかない場合には、無理に2つのメールアドレスを記載しなくても大丈夫です!

無理に2つのメールアドレスを書くと見にくくなり、ミスが起こりやすくなるためです。


メールアドレスは丁寧にはっきりと書こう!


メールアドレスは、書き間違いや見間違いが起こりやすい部分です。

そのため、なるべく正しく伝わるようにはっきりと丁寧に記載することが欠かせません。

ビジネスシーンに適したメールアドレスを用意して適切に記載し、アルバイト採用のチャンスを逃さないようにしましょう。



2022年8月31日公開

<執筆>

DOMO+編集部

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