
「そろそろ新しいことにチャレンジしたい」「仕事を増やしてもっと稼ぎたい」
フリーターが仕事探しを始めるきっかけはさまざまです。
ただ、ネット上には膨大な数の求人情報があり、何が自分にとってベストな選択なのか見極めるのには時間がかってしまうもの。
そこで本記事では、フリーターにおすすめのアルバイトをご紹介します。どの仕事を選べばいいか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
フリーターが仕事を探すときに重視するべきポイントとは?
さまざまな仕事にチャレンジできるのは、フリーターならではの魅力です。
では、どのようなポイントを重視すれば良いのでしょうか?
■ シフトの融通が利くかどうか
Wワークで収入を増やしたい、複数の仕事をこなしたい場合にシフトの融通が利くかどうかは重要なポイントです。
いずれの仕事も穴を開けず責任を持って働くためには、スケジュール管理も欠かせません。
これは、将来の目標ために勉強しているフリーターや、趣味や活動などに時間を確保したいフリーターにとっても同じ。
試験日や重要なイベントと仕事が重なってしまった場合、シフトの融通がきく職場なら休みの調整にも柔軟に対応してもらいやすいでしょう。
■ 高時給かどうか
アルバイトは、正社員ほど責任の重い仕事を任せられることはほとんどありません。
しかし同時に、時給制でボーナスも支払われないことが多く、経済的に不安定になりがちです。
少しでも多くの収入を得たい人、貯蓄したい人は「高時給」かどうかを重視して仕事を選びましょう。
■ スキルアップができるかどうか
目指している職種がある、もしくは将来的に正社員として働きたいなどの希望がある人は、スキルアップできる環境・業務内容かどうかを重視して選ぶのがおすすめです。
例えば、動物看護師を目指している人はペットショップで働くなど、自分が好きなことや興味のある分野との関連性が高い職種なら、学びや成長の機会も多く、スキルアップに直結します。
その道でのキャリアアップや生活基盤の安定にもつながるため、やりがいも大きいでしょう。
フリーターにおすすめのバイト5選
フリーターが活躍できるアルバイトはさまざまです。ここでは、中でもおすすめのアルバイト5選をご紹介します。
< レストラン・居酒屋 >
レストランや居酒屋は比較的求人数が多く、幅広い選択肢から探すことができます。
夜間、特に深夜帯は時給が高めに設定されるため、高時給を目指している人にとっても狙いめ。
お店によってはまかないもあり、食費を浮かすこともできます!
主に接客を担当するホールでは、接客・コミュニケーションスキルが身に付くので、将来多くの分野で役立つ力が養われます。
キッチン担当の場合は食材の加工方法や調理を学べるので、日々の生活に役立つほか、将来食品関係の仕事に就きたい人にも役立つでしょう。
体力に自信があって動くのが好きな人、接客スキルを身につけたい人、食べるとこや料理が好きな人におすすめの仕事です。
< コンビニ・スーパー >
コンビニやスーパーは店舗数が多いため、自宅の近くでみつけやすいメリットがあります。
また、早朝や日中、夕方など勤務時間帯が細かく区切られているので、ライフスタイルに合わせて働けるのも特徴です。
コンビニの業務内容は、レジ打ちや商品の検品、陳列、補充、調理、宅急便の引き受けなど多岐にわたります。
基本的にはマニュアルや丁寧な研修があるので、それほど時間をかけずに一通りの業務をスムーズにこなせるようになるでしょう。
スーパーでは通常、レジや品出し、惣菜調理など1つの業務を任されます。
基本的には単純作業の繰り返しなので、慣れてしまえば働きやすい現場です。
コンビニやスーパーでは新商品を目にする機会が多いため、好奇心があり流行に敏感な人にとってもワクワクできる職場です。
< 工場・倉庫内作業 >
一般的にはルーティーン作業が多いため、短時間で仕事を覚えやすいのが特徴です。
工場では、配属されたラインで商品の製造や組み立て、梱包などの作業に携わります。
倉庫では、商品の仕分けや在庫管理、配送準備、リストに従って商品を集めるピッキングなどの作業を行います。
就業期間は長期から単発までさまざまなパターンがあるため、自分にぴったりな働き方が実現しやすいでしょう。
短期間で集中して稼ぎたい人、ものづくりに関わりたい人、体力に自信がある人、コツコツ正確に仕事ができる人などにおすすめです。
< コールセンタースタッフ >
コールセンターの業務は大きく分けて2種類。1つ目はインバウンド業務です。商品への質問や不具合の連絡、注文受付など、お客様からの電話問い合わせに対応します。
2つ目は別名テレアポや電話営業とも呼ばれるアウトバウンド業務です。
連絡先リストに基づいて電話をかけて商品やサービスを案内し、購入や予約などを促進します。
通常、コールセンターは公共交通機関で通いやすい場所にあります。総じて時給が高く、年間を通じて求人数も多いうえに、スキルアップ次第で正社員登用への道も開かれるでしょう。
公共交通機関で通える仕事を探している人、コミュニケーション能力を磨きたい人、正社員を目指している人などに向いている仕事です。
< 事務スタッフ >
事務には、総務や営業、経理などいくつかの分野があります。電話やメールへの対応、来訪者への接客、資料や文書の作成、ファイリングなどが主な仕事です。
基本的なPCスキルで採用につながる場合もあれば、知識や経験が重視される場合もあります。求人の大半はフルタイムですが、中には「週2・3日」や「1日数時間のみ」などの募集もあります。
専門分野での知識習得やスキルアップができれば、正社員への転職の際も有利に働くでしょう。
また、他の職種よりも時給が高い傾向があります。
デスクワークがしたい人、高時給で稼ぎたい人、スキルアップして正社員への転職につなげたい人などには、事務スタッフがおすすめです。
フリーターとして働くうえでの注意点
フリーターとして働く場合、年収に応じて以下の納付義務が生じます。
● 年収が100万円を超える場合:住民税
● 年収が103万円を超える場合:所得税
● 年収が130万円を超える場合:国民健康保険
● 週20時間以上・1か月以上働く場合:雇用保険
● 条件に該当した場合:厚生年金
1つの就業先での年間所得が20万円を超える場合は、所得税額を計算して控除を受けるために確定申告が必要です。
通常は、就業先が従業員に代わって年末調整を行いますが、中にはアルバイトに対して年末調整を行わない企業もあるため、自分で確定申告をする必要があります。
複数の就業先でアルバイトを掛け持ちしている場合も同様なので、注意しましょう。
まとめ
フリーターが仕事を探す場合は、趣味や勉強などに時間を割くために柔軟なシフトで働きたい、なるべく高い時給で収入アップしたい、スキルアップして正社員就職につなげたいなど、具体的な目的を定めて探しましょう。
また、職種ごとの特徴やメリットは異なります。
将来の夢や実現したいライフスタイルなど、目的に合わせて業務内容や就業条件を吟味し、自分にぴったりな仕事を見つけてみましょう!
2022年8月24日公開