今回インタビューした城海優(たち みゆう)さんは、中京大学国際学部に通う大学1年生。


「アルバイトをするなら高校を出てから」と決めていたという彼女が、人生初のアルバイト先として選んだのは中部国際空港セントレアの第1ターミナル2階到着ロビーにあるサブウェイ中部国際空港店。


この場所を選んだ理由やサブウェイだからこその仕事のやりがいなどをお伺いしました。



「サブウェイのサンドイッチを食べてみたい!」が応募のきっかけ


韓国のアイドルグループを好きになったことをきっかけに「将来は海外で働いてみたい」との夢を抱いた城さん。


通う大学も国際学部を選ぶほど海外に興味があったことから、「アルバイトをするなら外国人の方やCAさんとも触れ合うことができ、自宅近くでもある中部国際空港セントレア内のお店で働きたいという思いが大前提にありました」と話します。


アルバイト先はネットで検索。たまたま見つけたサブウェイの求人広告にあった求人欄を見たところ、中部国際空港店があることを知ったとのことです。


応募しようという気持ちになったのは、サブウェイのサンドイッチはそれまで一度も食べたことがなかったため単純に「食べてみたいな」と思ったこと。


さらに、サンドイッチをカスタマイズするサブウェイのシステムにも興味をもったことから応募を決めたといいます。



覚えることが多くて大変だけど、前向きな気持ちで研修期間を修了



1カ月の研修期間中に覚える仕事は、サンドイッチを作る工程や接客での言葉遣い、レジの締め方など多岐にわたったといいます。


「サブウェイの仕事は、『接客は接客』という風に担当が固定されているわけではなく、手の空いた人ができることをやるというシステムです。なので、全工程をまんべんなく教わるんですよね」


そんな中、一番大変だったのは作りながら注文内容を覚えることだったと城さんは振り返ります。


サブウェイのサンドイッチは定番だけでも30種類。さらに、バンズから具材のトッピング、ソースに至るまで自由に選びカスタムできるため、「お客様が何を注文されたかを覚えておいてレジ打ちをするというのがとにかく大変でした。作りながらだとメモをとることもできないため、注文内容を忘れないか常に心配していましたね」


研修期間中でも「周りの人に迷惑をかけたくない」「邪魔な存在になりたくない」と思っていたという城さん。


先輩スタッフに頑張って追いつこうと思いで仕事をしていたといいます。



悩み、苦戦しながらも学業とアルバイトを頑張る日々


現在の勤務シフトは週2~3日、1日4~5時間。アルバイトに入るのは学校終わりが多いため、18時の閉店まで働いて家には19時ごろに到着。


そこからレポートの作成など毎日の課題をこなし、24時ごろに寝るというのがアルバイトのある日のスケジュールだといいます。


課題の対応に加え、さらに大変なのは、オンデマンド授業の日にアルバイトを入れてしまうことだとか。


「自分でやっていることなので大変なのは仕方がないと思っています。なのでオンデマンド授業は別日に置き換えて見るなど、工夫をしながらなんとか学業との両立をしています」


城さんは日頃から後々困らないよう、レポートは締め切りより前に出すことを心がけているといいます。


「でも結局、期日にしか出せないんですよね。睡眠の時間も大切にしたいから。学業とアルバイトのバランスをどうとったらいいか悩むときもありますが、アルバイトが楽しいので前向きに頑張れています」



お客様とのコミュニケーションも、楽しく仕事をする原動力



アルバイトを始めて4か月。顔見知りのお客様も増え、覚えていたトッピングとお客様の注文が一致したときが仕事の醍醐味の一つといいます。


加えて「私が入る前から来店いただいているお客様に『以前あったメニューはもうなくなっちゃたの?』と聞かれた時のやり取りで『そんな具材やソースがあったんだ』との気づきや、海外から帰国されたばかりのお客様から『その国でしか食べられないサブウェイのご当地メニューを食べて来たよ』なんていう話しを聞けた時には、知らないことを知れる喜びがあります」とも。


さらに、「K-POP好きの私としては、近くの施設で行われた韓流アイドルのコンサート帰りに来店されるお客様とコミュニケーションがとれた時にはテンションがあがりますね」


アルバイトをしていることでのメリットを訊ねたところ、社割でサンドイッチ全品が300円で食べられるところだと答えてくれた城さん。


「私が一番好きなメニューはチーズサラダチキンなんですが、社割を利用する時はなるべく値段が高いメニューを狙ってしまいます」(笑)



働きやすい環境のなか、チームワークを大切により良い接客を目指す



一緒に働いている仲間は大学生や社会人とさまざま。


仕事中にミスをしてしまったときも、先輩スタッフから責められることはありません。


丁寧な指導に加え、「次から直していけば大丈夫」「次は頑張ろう」といった声がけがあるお陰で、仕事のやりやすさや環境の良さを実感しているといいます。


アルバイトを始めた当初は、何をしていいかもわからず緊張の連続だったという城さんですが、今は接客での言葉遣いには自信が持てるようになったと話します。


また、最近では周りを見て忙しい人のサポートに入るといった動きができるようになってうれしいとも。


ここには、スタッフ同士が効率よく働くことで回転率が良くなり、行列ができてしまうようなピーク時でもなるべくお客様を待たせたくないという気持ちが込められています。


「商品をお渡しした後、急いで走っていかれるお客様を見ると申し訳なく思うんです。なので今後もチームワークを大切に、自分自身ももっと手早くサンドイッチが作れるよう、次の工程を考えながら口も手も動かすことを心がけていきます」



2022年7月15日



<執筆>

DOMO+編集部

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