2016年も終わりに近づいて・・・と年の瀬を感じる前にビッグイベント、“クリスマス”がやってきます。今やクリスマスは大晦日、お正月と同じくらい大事なイベント。今回は意外と手軽に楽しめるパーティでぴったりのクリスマス料理をご紹介します。

手作りの「ブッシュドノエル」



※画像はイメージです。

横たわった丸木型のケーキ「ブッシュドノエル」はフランス語で直訳すると、「クリスマスの薪」。暖炉やストーブで燃やすあれですね。これが市販のロールケーキを使って意外と簡単にできてしまいます。

まわりに塗るチョコレートクリームは、ゆるく泡立てた生クリームに溶かしたチョコを少し混ぜて作ります。たっぷりまわりに塗って、フォークの先であの薪の筋模様をつけて出来上がり。ろうそくを飾るのはもちろん、クリスマスカラーのヒイラギなどの飾りをお皿に載せて演出するのもすてきです。

日本でもすっかりおなじみ!ドイツ菓子「シュトーレン」



※画像はイメージです。
ドイツではシュトーレンというクリスマス菓子を12月に入る前に焼き、クリスマスが来るまで薄くスライスしながら食べます。最近は日本のスーパーでもよく見かけられるようになりました。イーストで発酵させるのでパンの一種ですが、中身にはドライフルーツやスパイスがぎっしり混ぜ込まれ、バターもたっぷり使われているので食感はパウンドケーキのように濃厚です。

パンを焼いた経験のある方なら難しいことなく手作りすることもできるしょう。菓子パン生地の配合で、ラム酒に漬けたオレンジやレモンのピール、レーズン、イチジクや、クルミ等のナッツ類、ナツメグ、カルダモン等の香のいいスパイスを混ぜ込んで180℃で焼き上げます。

焼きあがったら熱いうちに溶かしバターと粉砂糖をふりかけ、乾燥しないように包んで涼しい場所で保管します。出来立てよりも時間が経った方が、粉砂糖やバターが落ち着いてしっとりしてくるので、食べ進めば進むほど、味わい深さが楽しめます。

みんなの描くクリスマスのごちそう 「鶏の丸焼き」にトライ?!



※画像はイメージです。
食べたことのある人はもちろん、食べたことのない人の頭にも、クリスマスといえば思い浮かぶ『鶏の丸焼き』、ローストチキン。クリスマスの時期に七面鳥の丸焼きを食べるアメリカの習慣が、日本ではオーブンの大きさや入手し易さから、鶏を代用したものが主流になったようです。

作り方は意外と簡単。クリスマスの時期に出回る冷凍の丸鶏は、すでにお腹の中もきれいにしてあるので、あとは塩コショウとニンニクを刷り込み、お好みでお腹の中にりんごや米などを詰めて(ローストチキン用の詰め物も販売されています)、オーブンに入れるだけで簡単豪華なメインディッシュの完成です。お値段もとても経済的なので、友だちや恋人同士でのイベント料理にオススメです。

まとめ


楽しい思い出にはおいしいお料理がつきものです。今回は意外と手軽にできるクリスマスのお料理をいくつかご紹介しました。クリスマス料理を手作りする楽しさにはまったら、今度はお正月料理の手作りにチャレンジしてみるのもいいですね。ご家族やお友達とお料理を囲んで、最高のクリスマスを演出してください。

<ライター>

鈴木潤子
三度のゴハンより音楽が好き。僅差でゴハンももちろん大好き!将来自分のラジオ番組を持ちたいなーとあちこち根回し中です。ワールドワイドに突っ込んでいきます!よろしくお願いします!

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