夏から秋にかけてキャンプや登山を楽しむ人も多いのではないのでしょうか?キャンプや登山の楽しみの一つは、大自然の中で味わう食事!澄んだ空気の中で食べると同じ料理でもおいしさが変わってくるから不思議ですよね。登山の場合は荷物を軽くするために道具や食材を工夫する必要も。そんな登山やキャンプでおすすめのレシピをご紹介します。

道具一つでできる!キャンプでおすすめチーズリゾット



暖かい季節といえども標高の高い山でのキャンプの夜は冷え込むもの。食事時には温かいものが食べたくなります。そんなときにおすすめなのが、温かいリゾット系のごはん。道具一つでできるため、登山にもおすすめです。キャンプ1日目なら、あらかじめ炊いたごはんをラップで包んで持って行けばすぐに食べられます。
<材料>
無洗米 1合(炊いたごはんの場合は2人分350gくらい)
ベーコン 100g
玉ねぎ 1/2個
しめじなど好みの野菜少々
ピザ用チーズ 50g
にんにく 1片(みじん切り)
コンソメキューブ 2個
<作り方>
⒈ 玉ねぎ、にんにくはみじん切りにしてレンジで加熱し、ベーコンは炒めて下準備し、冷ましてからフリーザーバックに入れて持って行くと手軽。
⒉ 鍋にチーズ以外の材料を入れて軽く炒め、米と水400ml、コンソメを加えて米が柔らかくなるまで蓋をして煮ます。炊いたごはんを使う場合は水200mlでOK。最後にチーズを加えてひと煮たちさせて混ぜたらできあがりです。黒コショウを少々振りかければ大人向けの味に。
下準備ができない場合は、ベーコンはキッチン鋏で切るなど工夫すると後片付けが楽になります。お米をペンネなどに変えても美味しいです。

設備があれば焼くだけ!旬の食材でバーベキュー



キャンプ場にバーベキューの設備があれば、その地域の旬の食材も使ったバーベキューがおすすめ。キャンプ場に向かう途中で地元のスーパーなどに寄り、食材を仕入れるとよいでしょう。肉類は気温が高いと傷みやすいので保冷バッグがあると便利です。
野菜類はあらかじめスライスし、豚肉などは調味液に付け込んで味付けをし、フリーザーバッグに入れて持って行けばあとは焼くだけ。後片付けの手間やゴミも減らせます。
<材料>
好みの食材
塩、レモン汁、黒コショウ、しょうゆなどの調味料
<作り方>
火の通りにくい野菜などは初めから網に乗せておきます。食材に火が通ったら、好みの調味料をつけて召し上がれ。
使用後の調理器具はいきなり洗剤で洗わずに、ペーパーやぼろ布などで汚れをよく拭き取ってから洗いましょう。アウトドアを楽しむときは環境への配慮も忘れずに。

軽くて簡単に!登山での食事におすすめのドライカレー



本格的な登山ごはんでは持って歩ける荷物はできるだけ軽くしたいもの。材料はできるだけ家でカットし、フリーズドライや真空パックの食材を使うと簡単です。調理に使う道具は、ガスバーナーと携帯用の鍋やフライパン。工夫次第でおいしいごはんができあがります。昼食用には炊いたごはんをラップで包んで持って行くとよいでしょう。水を持って行くのも忘れずに。
<材料>
ごはん(2人分)
ガーリックバター
ドライカレーの素
サラミ(細かく切っておく)
お好みでクミンパウダー
<作り方>
⒈ ガーリックバターを溶かしたフライパンでごはんを炒め、ドライカレーの素、クミンパウダーを入れて混ぜ炒める。
⒉ サラミを加えて混ぜたらできあがり!
お湯を沸かしてインスタントコーヒーやカップスープを加えれば、立派な食事になります。食べ物を持ち歩くときはにおいが出ないようにフリーザーバッグに入れ、ゴミもすべて持ち帰りましょう。

まとめ


キャンプと一言で言っても、バーベキューなどを楽しむスタイルや本当に自然の中でテントを張って星空を眺めるようなスタイルまでさまざま。ただ、いずれのスタイルでも自然を汚さない、ゴミは必ず持ち帰るなどのルールは守って楽しんでくださいね。

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