音楽業界には
ローディ
と呼ばれる人たちがいます。実はこれ立派な職業。主にプロミュージシャンのライブやコンサートに同行し、ギターやベースといった各種楽器のチューニングやセッティングをするのが仕事。ミュージシャンをめざす若者が特定のプロに弟子入りする形で、この仕事に就くケースも結構あるそうです。実際にローディを経てトップミュージシャンになり、音楽チャートをにぎわした人も少なくないといいます。
江戸時代以前は、八百屋は青物屋(あおものや)と呼ばれていたそうです。今でも菜っ葉類を青物といいますよね。この青物屋が次第に青屋と呼ばれるようになり、その
「あおや」が転じて「やおや」
となったということです。ではなぜ漢字で八百屋と書くのかといえば、昔は野菜以外に色々な商品を扱っていたため。数が多いことを表わす八百を当てたといわれています。
うどん屋さんやラーメン屋さんなどが、麺を茹であげるときに使うザル。実はあの調理器具は
テボ
と呼ばれています。ちなみに、もともとの名前は「テッポウ(鉄砲)ザル」で、麺のことを玉と呼び、その玉(弾)を入れるザルなので、その名が付いたとか。
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マタギは主に東北地方で伝統的な方法を用いて
狩りをする人
たちのこと。夏季は農業などを営み、冬になると集団で奥深い森林に入り、数日間に渡ってクマやシカ、タヌキなどを狙います。この仕事で大切なことは山への敬意。すべての獲物は山の神様からの授かり物で、狩猟の際は生きるために必要な分しか獲らないといいます。危険な仕事であるため後継者が不足し、現在ではマタギを本業として営む人は数える程度だとか。
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よく競馬番組でレース前の馬がパドックを周回しているのを観ますが、その時たづなを引いているのが厩務員です。馬体の手入れや健康管理をする、いわゆる競走馬のお世話係。うらやましいことに担当馬が勝てば臨時ボーナスがあるとか。さらに、意外にも地方競馬の厩務員になる場合、
とくに資格は必要ない
といいます。でもあふれる情熱と覚悟は不可欠!ちなみに中央競馬の場合は競馬学校の卒業が必須なのであしからず。
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装丁とは本のカバーや表紙をデザインすること。プロとしてその仕事を専門に請け負うのが装丁家で、
ブックデザイナー
と呼ばれることもあります。装丁で大切なことは、読者が思わず手にとるような印象的なデザインを施し、本の内容をより効果的に訴求すること。そのデザインが本の売れ行きに大きく影響することもあるといいます。ゆえに装丁家として一流になると、作家が自ら指名して仕事を依頼してくることもあるとか。
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出版界に
校正者
という職業があるのを知っていますか?校正とは本や雑誌といった出版物を制作する際に、文字原稿をチェックして誤字や脱字を探したり、言葉の用法や文章のつながりのミスを指摘することです。プロになるには膨大な量の言葉を追っていく集中力と体力、文章に対する知識とセンスが不可欠とされています。特に小説などの校正は、ストーリーの展開の矛盾を見極めないといけないので、相当の実力が必要です。
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世界には様々なお酒がありますが、特に日本酒の醸造・管理方法は極めて精巧だといわれています。その技術を継承してきたのが杜氏。日本酒造りに携わる蔵人と呼ばれる技能集団をまとめ上げる、
酒造りの最高責任者
です。杜氏になるには酒造メーカーや蔵元に就職するのが一般的で、お酒の味を見極める力は必須。一流の味を造り出すには、理屈では計り知れないことも多いため、豊かな感性を備えていることも重要だとか。
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中世ヨーロッパでは、
理髪店は外科医も兼ねていた
とのこと。刃物を扱い慣れていたせいか、抜歯や傷口などの治療もしていたそうです。また、そのころ瀉血(しゃけつ)といって、健康維持や病気治療のために血管から悪い血を抜くことが流行り、これも理髪師が行っていました。理髪店のサインポールが、赤=動脈、青=静脈、白=包帯を表わしているといわれるのも、このためです。
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お茶と海苔、原料も製法も違うものを一緒に売り始めたのは、管理の方法に多くの
共通点があったため
といわれています。どちらも湿気や日光を嫌い、乾燥した低温の場所での保存が必要なため、一緒に置くのが便利だったというわけです。さらに、仕入れの時期はお茶が4月から10月、海苔が11月から3月。仕入れと販売が通年行えることも大きな利点だったようです。
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薬局と薬店。この微妙に違う呼び名は、実は
明確に区別
されています。まず薬局は、医師の発行する処方箋に従って薬の調剤が行える店のことで、薬剤師がいることが条件となります。一方、薬店は、一般用医薬品を販売する店のことで、薬の調剤はできません。では最近増えてきたドラッグストアーはといえば、薬局の許司を受けている店と、一般販売業の許可を受けている店があるそうです。
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長寿庵や幸月庵など、屋号で多く使われる庵は、もともと「道光庵」という
お寺の名から
。その庵主はそば打ちの名人だったため、そばを目当てに寺を訪れる方が大勢いたそうです。しかし、そのことで寺がそば屋のようになったため、本院が道光庵でのそば作りを禁止。それが話題となり、◯◯庵と付けて道光庵に匹敵するおいしさをアピールする店が増えたといわれています。
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レストランなどで、お会計を済ませる時などに使うトレー。正式名は
カルトン
といいます。これはフランス語で、油絵を描くボール紙、画板という意味もあります。ちなみに英語になると「カートン」。タバコの販売単位のカートンもここから来ています。
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フレンチのシェフがよくかぶっている背の高い帽子の名は
トック・ブランシュ
。フランス語で「コックさんの白い帽子」を意味します。ちなみに、この帽子が生まれたのはシェフの悩みからという説もあります。そのシェフは背が低かったため、調理場で自らの存在感を示すために、少しでも背を高く見せようとしてかぶり始めたんだとか。
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工事現場などで資材や土砂を運ぶのに使われる手押し車。これ
猫車
と呼ばれるそうです。なぜ、こんな名前が付いたかといえば、猫のように狭い所に入ることができるからとか、逆さに伏せると寝ている猫の背中に似ているから、また車輪のきしむ音が猫の泣き声に似ているから、など諸説あるようです。
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中華料理店などで、中華鍋を洗う時に使われる小さな竹ぼうきみたいな道具。これは
ササラ
と呼ばれるそうです。中華鍋は水洗いが基本。せっかく鍋に乗った油を落としてしまう中性洗剤は使いません。しつこい汚れをサラサラと手早く落とすササラは、中華鍋にぴったりの清掃用具なのです。